本番直前の不安と緊張
いよいよ明日は、上越妙高エクスプレストレイルに向けて、新潟に向かう日。
筋肉の炎症を起こした時には、出場辞退も危ないかとかなり落ち込んだが、整体師さんの尽力と、自主的にストレッチや歩き方の改善に努めたおかげで、出ても問題ないレベルまでは治っている。
ただ、今日までトレーニングできなかった不安は、絶えず付きまとっている。
もともと順位に拘るつもりはなくて、目的は時間内完走だし、駄目なら駄目で、それが自分の実力と受け入れるつもりだが、時間オーバーしたらどうしよう、とか、やはり考えてしまう。
そんな緊張からくる疲れが一気に来たのか、今日は朝からお腹の調子が酷いものだった。
夜中に腹痛で目覚める羽目になり、何度も寝返りを打ちながら朝を迎えたと思ったら、酷い下痢が頻発し、午前中は会社を休もうかとまで思う始末。
今は幸い落ち着いていて、どうやらウィルス性胃腸炎のような、本当にタチの悪い病気ではなかったようで一安心だが、原因がわからない。
本番前の緊張かもしれないし、今日まで仕事で気を張ってきた疲れとストレスが一気に噴出した可能性もある。
いずれにせよ、何とか調子が戻って来て思うのは、今更ながら、無理やり厳しい目標を立てて、いたずらに自分を追い込んでみても、良い事は何もないという事だ。
自分に厳しいノルマを課して結果を出せる人もいるが、そういう人は、滅茶苦茶厳しいように見えて、無意味に空回るような負荷の掛け方はしないのだろう。
筋肉痛で十分学んだはずなのに、まだ自分には、そういう悪癖が残っている。
しんどい思いをしたが、物は考えようで、今のうちでよかったかもしれない。
これが本番前日や、もっと酷いケースで本番直前などに来ていたら、改善も何も無かったろう。
ギリギリで、脳と腸が自分に警告を発してくれたのだ。
そう思って、駅前のサイゼリアで、温かくて消化にいいものを腹に収めて、この記事を書いている。
泣いても笑っても、本番はやってくる。
今はゆっくり休んで、コンディションを整えることに専念したい。