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イチローとぼく:30代半ばで独立できた理由。


イチローの現役引退会見

イチローが現役を引退宣言しました。ぼくと野球は何の関係もないし、野球にも何の興味もないのですが、実は今日記しておくべき大事なことがあると思い、こうしてブログを書いています。ぼくは1989年、平成元年に社会人になりました。翻ってイチローのプロ野球人生は1991年に始まっています。そのイチローは昨日45歳で現役引退を宣言し、たくさんの報道陣を前に今までのイチローとは異なる印象を伴って会見をしました。

ぼくは繰り返しますがプロ野球に何の興味もありません。イチローという野球選手個人にもそれほどの思い入れはありません。しかし、ぼくは昨日のイチローの会見を見ながら落涙していました。ぼくは先述のとおり1989年に社会人になりました。今年でちょうど30年働いていることになります。その30年を振り返り、ぼくの最大かつ最も印象的なクライアントはほかならぬオリックスグループでした。

B2BオリックスからB2Cオリックスへ

最初の仕事はオリックス信託銀行でした。1997年の金融ビッグバンとその後の国内金融機関への公的資金の投入。都銀各行の頭取が深く頭を下げて謝罪する中、颯爽と登場したのがオリックス信託銀行のダイレクト預金でした。オリックスグループが旧山一信託銀行を傘下に収めた銀行です。超低金利時代の皮切りに、都銀とは異次元の金利を提示したダイレクト預金の人気は凄まじいものでした。ぼくと博報堂はこの仕事からオリックスとの交友を始めて行きました。

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