見出し画像

採用成功のカギはペルソナ設定⁉具体例からメリットまで、徹底解説!

こんにちは!おぐりです。
私は4月から新卒として今の会社に入りましたが、先日初出社を迎えました!(パチパチ👏) まさか初出社が6月になるとは・・・。「オフラインでの出勤」が新鮮に感じることなんて、今までにあったでしょうか(笑)
出社が増えてきている会社も多いかと思いますが、体調管理には十分お気をつけてお過ごしくださいませ(^^)/

さて、今回は「採用のカギを握るペルソナ設定」についてご紹介します。
突然ですが・・・こんなお悩みを抱えている方、いませんか?

◆欲しい人材が応募してくれない
◆現場社員・人事・経営層でターゲット学生の共有ができていないため、
採りたい学生が内定に至らない
◆ターゲットでない学生との面接や日程調整連絡に時間を取られすぎている

これらが起こってしまうのは、ターゲットの絞り込み(ペルソナ設定)ができていないことが原因かもしれません。

ペルソナ設定…?なんとなく耳にしたことはあるけれど、「ターゲット」と一緒じゃないの?と思いませんか?

そもそも、ペルソナ設定って?

新卒採用においての「ペルソナ設定」とは、
名前や年齢・性別・住んでいる地域はもちろん、家族構成や生活・行動習慣など、まるで実在する人物かのように仕立て上げ、小説の主人公のように細かく設定することです。
◇例◇ 鈴木裕太、男性、東京都在住父母姉の4人家族、フットサルサークル所属、アルバイトは塾講師とイタリアンレストランの接客アルバイト…
(後半でもっと具体的な例が出てきます!)

ターゲットって?

ペルソナほど細かく一人の人物を想定しません。年代や性別、趣味くらいのざっくりとした尺度で考え、ある程度幅を持たせます。
◇例◇ 男性、理系、上位校、勤務地が東京都希望

ここだけ聞くと、

え・・・そんな詳細に設定するのは手間だな・・・

と感じませんか?(笑)わかります。欲しい学生のざっくりとしたターゲットだけ考えておけば良いのでは?と思いますよね。もちろんターゲットを決めてざっくりとした候補者像を作ることは大切ですが、もっと踏み込んだ「ペルソナ設定」まで考えてみましょう!

画像1

①ペルソナ設定の方法

ペルソナ設定の取りかかりとしては、以下のステップで進めましょう!

1)社内ヒアリングからターゲット像とニーズをざっくり洗い出す
2)ペルソナを整理して、現場の社員と認識を合わせる
3)出来上がったペルソナを検証し、実際の選考に活かす

いきなり「こんな人がいいな~」と勝手な理想像を作っていくのはNG。
会社の目標を達成するには、「どのような人材が、どのくらい必要か」を把握した上で採用要件を決める必要があるため、経営陣からしっかりとヒアリングしましょう!
この時、「自社の社風に合う人材はどのような人物像か」のすり合わせも忘れずに。どれだけ能力の高い人材を採用しても、社風に合わなければすぐに離職してしまいます。

ターゲット像が決まったら、次にターゲットの「ニーズ」を検討します。「ニーズ」を知るには、直近で入社した社員の入社理由をヒアリングしましょう。なぜ入社したのか、その決め手は何だったのか。そうすると、給料を上げたかった、サービスに魅力を感じた…など入社のトリガーとなったポイントが明らかになります。

このように、経営陣や各部門、社員からヒアリングを行いながら「ターゲット像」と「ニーズ」をざっくりと絞っていきます。

②実際にペルソナ設定してみました!~具体例~

具体的には、下記のような項目を設定します。

・基本情報(名前、年齢、性別、居住地など)
・職業(高校、部活動、大学、学部、サークル活動)
・人間関係(家族構成、友人、恋人)
・行動特性(価値観、性格など)
・休日の過ごし方
・エピソード(これまでの人生の歩み、大学進学を決意したきっかけなど)
・将来のビジョン(最終的に何を身に付けて何をしたいのか)

ここまで詳細に絞り込み、架空の人物を仕立て上げましょう!
ペルソナが何を考え、どのように行動するかを分析することで、効果的な訴求方法を検討しやすくなります。

では、上記の項目をもとにペルソナを設定してみましょう・・!

画像2

ここまで絞ることで「このペルソナに出会うためにはどうしたらいいか?」を考えたときに、

この学生は大学3年の春から秋にかけて就活をするはず。関東在住の学生に強いOB訪問・逆求人スカウトサイト、またはマイナビを使ってインターン(トップ営業セミナーなど)に招待したら反応が返ってきやすいかも?

という考察ができます。つまり、具体的な採りたい学生の人物像が見えると、使うべき採用ツールも見えてくる、ということがわかります!

③ペルソナ設定をするメリットまとめ

1.現場と採用部門の「採りたい人材のズレ」を減らす
2.選考の歩留まりを解消できる
3.ペルソナ学生視点に立った情報発信ができる
4.内定承諾者数を上げることができる

採用後のミスマッチを防ぐために、経営・現場・人事の三者間でペルソナの認識をしっかり合わせておくことが大切です。また、ペルソナ学生を多く集めることができれば、その学生を「口説く」ことに集中できるので、選考の歩留まり解消・内定承諾に向けての施策に時間を割くことができます。

④注意点とキミスカについて

ペルソナ設定は採用を行う上で必須となりますが、ただやみくもに設定すればいいわけではありません。「あれもこれも・・・!」と欲張ってスーパーマンのようなペルソナを設定している企業も多いです。

「どのような業務を行ってもらいたいのか」「どういった成果を出してほしいのか」といった目的から逆算して、ペルソナを設定しましょう!

また、採用したい職種や必要な人材の要件は、その時々で変わってきます。新卒市場動向や経営戦略に沿って設定する必要があるため、一度設定したペルソナを長期間流用するとズレが生じてしまうかもしれません。

今の景気や採用市場をみながら随時ペルソナを見直してみましょう(^^)/

画像3


◇◆最後に・・・◆◇

弊社の運営する「キミスカ」は、本当に採りたい学生にピンポイントでアプローチできる、スカウト型のサービスです。母集団形成、内定承諾率にお悩みの方、ぜひお力添えさせてください!弊社コンサルタントがペルソナ設定についても全力でサポートいたします!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?