
恒常性維持機能とダイエットの関係
骨盤矯正・ボキボキ手技・ストレッチを
一切やらない異色の整体師トリプルKです。
前回の『悪い状態も維持してしまう「恒常性維持機能」』は、いかがでしたか?
恒常性維持機能は、
体の状態が悪いなら悪いなりに維持してしまうので、悪い状態で安定してしまうのです。
だから、自覚がない=問題ないではありません。
【お礼】
杉江慎介|デザイナーさんのイラストを頂戴しました。記事にぴったりのイラストです。
有難うございます。
ダイエットと言えば、
すぐに思いつくのが食事制限でしょう。
食べる量を減らせば体重が減りそうですが、
そう簡単ではありません。
一瞬減るものの、
その後はなかなか減らないのです。
でも、
なぜ量を減らしても痩せないのでしょうか?
これも、恒常性維持機能が影響しているのではないかと考えています。
私達の身体は食事で摂取した栄養を、
体内で必要なエネルギーに作り変えています。
量を減らす事は、
作り出すエネルギーも減る事を意味しています。
そして食事制限を続けると、
身体が異変に気付きます。
身体が必要とする量を摂取しないと、危険を察知して恒常性維持機能が働き始めるのです。
その結果、少ないエネルギーで活動出来る身体に変わるのです。
つまり省エネな身体に変化していくのです。
だから食事制限をしても、一時的に減るものの、その後は体重が落ちなくなるのです。
また、今の状態を維持しようとするのも、
恒常性維持機能の働きです。
仮に体重が70キロなら、
70キロの状態を維持しようとするのです。
短期間でダイエットを試みる人がいますが、
これは恒常性維持機能を無視した無謀なダイエットと言えるでしょう。
無理をすると必ず反動が来ます。
恒常性維持機能を意識しながら徐々に体重を減らして行く方が、反動を抑えることが出来るでしょう。
恒常性維持機能とダイエット。
ダイエットが上手くいかないのは、
恒常性維持機能のせいかもしれないですよ。
最後までお読みいただき、有難うございました。
記事へのスキやコメント、シェアを頂けると嬉しいです。
他のおすすめ記事はこちら↓