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放射線被爆によるがん発生 その4
骨盤矯正・ボキボキ手技・ストレッチを
一切やらない異色の整体師トリプルKです。
前回の「放射線被曝によるがん発生 その3」は、いかがでしたか?
CTスキャンの放射線被曝量が尋常でないことがお分かり頂けたと思います。
今から18年も前の2004年になりますが、
イギリスの医学雑誌に「診断用エックス線による発がんのリスク」という研究論文が掲載されました。
欧米をはじめとする15の国で、放射線検査の頻度やその検査による被爆量、年齢、性別、発がん率などを基に解析した国際研究です。
その論文によると、日本は年間のがん発症者の3.2%、人数にして年間7587人が医療被爆が原因とされています。
2番目に多いクロアチアでも1.8%ですから、世界でも突出して医療被爆によるがん発生者が多いと言えるでしょう。
しかし、この研究論文が発表されたのは18年も前です。
CTスキャンの設置台数が年々増え続けている事を考えると、今の日本は3.2%では収まらないでしょう。
残念ながら、今の日本には医療被爆の線量制限がありません。
だから、いくら被爆しようがお咎めなしなのです。
それにCTを導入した病院は、多額の投資を回収する為に検査を勧めるでしょう。
CTの検査を受けたから、必ずがんになるとは限りません。
しかし、被爆線量が増えれば増えるほど、がんになる確率は上がるでしょう。
世界一医療被爆の多い国、日本。
特に、CTスキャンは放射線被曝量が尋常ではないので、CTスキャンによる発がんリスクを理解しておきましょう。
自分の身は自分で守るしかないのです。
最後までお読みいただき、有難うございました。
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