強さと効果は比例しない
骨盤矯正・ボキボキ手技・ストレッチを
一切やらない異色の整体師トリプルKです。
硬くなってしまった筋肉や関節には、強い力を加えないと緩まないと勘違いしている方に、決してそんなことはないということを伝えたくて書いた記事です。
【お礼】
「ワダシノブ/イラスト・マンガ」さんのイラストを頂戴しました。
ムキムキな感じが記事にピッタリです。有難うございます。
強い方が効く。
そう思ってしまうのも、無理もないかもしれません。
しかし、施術においては、強さと効果は比例しないのです。
知識の無い患者さんなら仕方ありません。
残念なのは、治療家で強い方が効くと思っている人がいる事です。
そういう治療家は、硬くなった筋肉を力任せに解そうとします。
また、動きの悪い関節を無理に動かそうとします。
しかし、強い力を加えたからといって、筋肉や関節が緩むものではありません。
動きの悪い関節が、動きやすくなったりもしません。
逆に、筋肉や関節を痛める危険性があります。
近年、施術中の怪我が増加していますが、無理な力を加えた事によるものが多いと思われます。
怪我に至らなくても、強い力を加える事は筋繊維や関節を痛め、筋肉を硬くしてしまいます。
緩めているつもりが、逆に硬くしているのです。
僕は必要最小限の優しい力で施術を行います。
怪我をさせたり、体に負担を掛けたくないのと、力を使わなくても筋肉を緩めたり、整体する事が可能だからです。
そう断言出来るのは、僕が実際に現場で臨床を取ってきているからです。
その事を、施術に携わる人には知って欲しいです。
そして、安全で効果的な施術方法を身に付けて欲しいです。
強さと効果は比例しない。
力任せの施術は卒業しましょう。