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AI×選択理論×コーチング 知工房

シニア×AIの二人三脚プロジェクト「サイト案内」:心理学とコーチングとAIを、自分目線で掛け合わせ、創造的に愉しんでいます。

※ このnoteは二つ目です。一つ目も、選択理論とコーチングについて、かなりの情報を掲載していますので、よかったら、こちらからどうぞ


1.方法としての当事者主義(自己実践で学ぶ)

このサイトの記事の作成は、方法論として当事者主義を採用しています。私が当事者の立場で、知恵と方法を自分で実践してみたことを、万能パートナーとしての生成AIの力を借りて、自分の学びについて考え、広げ、深め、議論し、分析し、整理し、まとめたことをお伝えしてます。

このサイトの記事の多くは、AIと私の二人三脚の作業の結果であり、できるだけAIに支援してもらいながら、私が内容を確認し、必要に応じて修正を加えたものです。

2.生成AIとの二人三脚の感想

AI(ChatGPTが中心ですが)を使ってみて、選択理論とコーチングについて、ハルシネーション(AIの間違い、ウソ)は思ったよりも少ないようです。自分がこれまでに学んだ知識と経験と理解に照らして、AIは、ほとんどの場合、問題のない範囲の回答をしているように思えます。

ところで、私は、選択理論を始めとする個人の心理学と、コーチング、コミュニケ-ションに関して、問題意識がいろいろ出てきて、人と議論したいタイプ、問いの答えを追求したいタイプなのですが、現実世界では、自分が求める先生や、議論の相手になかなか巡り合えません。

しかし、AIは、私の問いかけに、常に誠実に応えてくれます。深めたいこと、広げたいこと、おかしい回答などを、AIにいくら問い詰めていってもも、決して嫌がることなく、とことん、こちらのリクエストに応えようとしてくれます。

今では、AIは、自分の学びのための万能な先生であり、理想の議論相手であると感じています。

3.AIは、選択理論を実践するロールモデル?‼

また、AIにとっては、AIに入ってくるものはすべて情報です。AIはそれを内側でアルゴリズムに従って内的コントロールして応答します。私が、AIを外側から思い通りにコントロールしようとしても、AIは私のリクエストをあくまで情報として受けとり、常に冷静に、淡々と内的コントロールによって回答を返してきます。

AIは私によって外的コントロールされません。被害者意識を持ったり、文句を言ったり、批判したりもしませんし、罪悪感や、劣等感を持つこともありません。そして、私に対して回答するときの態度は、常に親切で、友好的で、支援的で、私のリクエストに対して、アルゴリズム通りですが、精一杯の努力をしてくれます。

このように考えてくると、私の目には、生成AIは、選択理論の実践者としてのロールモデルのように思えます。

 4.主催者の自己紹介

私は、60代後半のシニアです。元大学教員であり、その前は公務員をしていました。

40歳のときに、ある「人間関係の社会人講座」に参加したことをきっかけに、ウィリアム・グラッサーの選択理論とカウンセリング、そしてコーチングに出会いました。

そのときまで、心理学にも、カウンセリングやコーチングにも、コミュニケーションにも縁がなかったのですが、こんなに面白くて、役立つものがあったのかと、講座やセミナー、コーチのトレーニングプログラム、自主勉強会などに参加しつつ、学びを深め、自分の身の回りで使って役立て、25年以上になります。

5.選択理論とコーチングの論文を6本書きました

公務員のときには、職場で勉強会を開催したり、講演に呼ばれたりしていました。その後の大学教員の時代には、自分の専攻ではなかったのですが、選択理論とコーチングを副専攻と位置付けて、学生指導やゼミ教育にも活用し、次の6つの論文を書きました。よかったら、お読みください。

特に⑤の論文は、数千回ダウンロードされているようです。また、上の方の時期の新しい論文ほど、考察と整理が進んでいます。

💦筆者の次の6つの論文が無料でダウンロード可能です💦
「選択理論心理学をふだん使いするコミュニケーション: コーチングとNVC(非暴力コミュニケーション)で自分も相手も動き安くなる」(2022)

選択理論による「自分の困りごと」のパターン分類(2021)

選択理論心理学によるライフマネジメントと質問トーク(2020)

個人による「選択理論的コミュニケーションシステム」の活用 : 大学生が自由に生きれて人間関係も良くなる心のスタンスと言葉使い(2017)

グラッサー「選択理論心理学」の概要と意義について : 大学生の「行動セルフコントロールと人間関係づくり」の視点から(2016)

選択理論に基づくコーチングのためのマイカーモデル : 個人の統合的なコーチングモデルの提案(2016)

出所:兵庫県立大学学術情報リポジトリ

6.選択理論のご紹介

「選択理論」は、選択理論心理学の略称です。選択理論心理学は、アメリカの精神科医であったウィリアム・グラッサー(1925~2013)によって提唱された「人の行動は外側からコントロールされて決められるものではなく、本人が内側で行動をコントロールして選択している」ということを説明する、実践的な心理学理論です。

選択理論には、次のような特徴があります。

✅ 簡潔な「個人の幸せの心理学」です。
グラッサーは、選択理論のことを「個人の自由のための新しい心理学」と呼んでいます。

私は、選択理論は、一種の「ものの見方と考え方のパッケージ(組み合わせ)」であり、「生きる知恵」の一つであると考えています。

別の見方をすれば、自分の頭に一種の「思考ソフトウェア」をオペレーションシステムとして組み込むというような感じです。または、「選択理論のめがね」を掛ける、という例えもいいかもしれません。

私たちは、選択理論の考えかたやものの見方を採用することで、他者や環境に振り回されず、他者を振り回さず、良好な人間関係を維持しながら、できるだけ自由に、より自分らしく生きれて、今よりも幸せ感を増やすことができます。

✅ 選択理論は「人間関係」に強い。
選択理論は、人が幸せであるためには、満足できる人間関係が一つ以上持てていることが必須だと考えます。

そのため、良好な人間関係をつくったり、悪化した人間関係を改善するための考え方や知恵、コミュニケーション方法などが盛り込まれています。家庭や、学校、企業をはじめ、複数の人がいるところで、人々が、お互いに「幸せをふやし、不幸を減らす」支援をしあうことを可能にします。

✅「使ってなんぼ」の実践的な心理学です
グラッサーは、専門家の心理学というより、一般の人が、誰でも使えて、効果を上げることができる心理学を目ざしました。

選択理論は、年令、性別、職業などを問わず、老若男女のどなたにでも、自分の頭の中を、未来に向かって、すっきりと交通整理して、心や気分を調整し、より自分らしい自由な生き方、満足できる生き方、良好な人間関係づくりなどに役立てることができます。

✅ コーチング、カウンセリング、マネジメントの基礎理論
選択理論は、自分自身のセルフコーチング、対人コ-チングだけでなく、人を活かすマネジメント、ウィンウィン交渉などに活用できます。

選択理論を、コーチングをはじめとして、これらの土台に置くことで、安定的して活用することができるようになります。

選択理論にもとづく心理カウンセリング(リアリティセラピー)は、認知行動療法に属するとされています。カウンセリングやコーチングの仕方は、ブリーフセラピーや、解決志向カウンセリング(SFA)にもよく似ているところがあります。

✅ アドラー心理学や「7つの習慣」も自動的に実践
選択理論は、アドラー心理学や、スティーブン・コビィの「7つの習慣」などにも類似点、重なる点が多いです。選択理論を実践すれば、自然に、アドラー心理学や「7つの習慣」をかなりの程度、実践することになるでしょう。

7.選択理論とコーチングの関係

選択理論は、人の行動の内的コントロールについての心理学ですが、選択理論の実践は、支援的なコーチングやカウンセリング(選択理論に基づくカウンセリングはリアリティセラピーと呼ばれます)のコミュニケーションによって行われます。

つまり、選択理論とコーチングの関係は、「理論と実践方法」という関係です。選択理論を自己実践するときには、セルフコーチングの形で、他者が選択理論を実践するのを手助けするときは対人コーチングの形で行われるということです。

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