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推しの味噌汁が飲みたい

私の推しのBリーガーの侑太郎さん、味噌汁作れるねん。

「毎朝君の味噌汁が飲みたい」

ついに言う日が来るとはな。

別に朝やなくてもいいねん。
晩でもいいし、おやつでもいいし、ランニングの最中の水分補給でもいい。
お風呂上がりの一杯でも、花見の席でも、フェスの合間でもいい。

ふとした時にちょっと一杯ひっかけたい、推しの味噌汁。



お前急に何やねん?思うやろ。
ヤバいの聞いてもてん・・・

ラジオ。

1時間半にも及ぶ侑太郎さんのバスケ人生スペシャル。

プロバスケ選手の侑太郎さんは、華々しい学歴は紹介されているが、あまり経歴は語れていない。
先輩も後輩も同期も、バスケは観戦しないけどスポーツはすきやね!の人なら聞いた事がある華々しい選手名がずらりの中でいたから、学生時代はベンチ入りはしていたが、試合も殆ど出ていない。

本人曰く「泥水啜って生きてきた」と言うだけある、売れない芸人みたいな経歴の持ち主なのだ。

そんな泥水経歴をご本人が語ってくれる侑太郎による、侑太郎が生きた、侑太郎の半生の読み聞かせラジオ。
シーホース三河の「シーキャス」のどうかしてるくらい長い「須田侑太郎ゲスト回」

始まりは小学3年生、人生を分けた選択があったが、記憶が殆どないらしい。
物心がつくのが人よりのんびりなのか、UFOにでも拐われてたのか。
でもそこが月でも火星でも、こうゆう人の方が生き残るんです。
呑気は大事。

バスケ人生を賭けた私立中学受験。
試験日前日の夜に胃腸炎になる滑り出しがもう不穏。
道産子やから知らんかもしれんからお伝えしておくけど、それ出オチってゆうんやで、侑太郎さん。

でもね、筋肉とバスケの神に愛されし男は奇跡を起こすねん。
算数の解答が全くあってないのに、何故か合格する。

「他の成績が良かったんでしょうね、ふふふ」と本人は笑って誤魔化したけど、多分ここも記憶ない。
神が懸かったのでなければ、宇宙人の関与が濃厚になる、ちょいちょい誘拐されとるな。

そこから先は「バスケ」と言うライン上からは外れてないが、何かにつけて横道に逸れようとする侑太郎少年の前に立ちはだかる強い大人(バスケの世界の偉い人)が現れ、軌道修正され続ける。

ズレる、戻る、ズレる、戻る、よそ見、こっち!侑太郎後ろ!

言われるがままバスケの名門大学に辿り着き、なんとかしがみつく。
与えられた場所でやるべき事をコツコツ積み重ね、大学でついに味噌汁(ここ重要)を作れるようになる。

卒業時は周りは早いうちに入団が決まっていく中さすがに難航。
ここがダメなら諦めようと思ったら、日本代表のアシスタントコーチも務める、現 琉球ゴールデンキングスのアシスタントコーチ、佐々監督に拾われてリンク栃木ブレックス(現 宇都宮ブレックス)に入団が決まる。

実力もあるけど、バスケットセンスと言うより人柄と人徳やな、と私は推測する。

本人も言っていたが、泥水の中を泳ぎ続けた結果、困ったり、蹴躓いている人は「雰囲気や言葉の選び方で分かる」そうだ。

もう、尊さレベルがイルカなんですよ。

🐬私とイルカの深いい筋肉の話💪

イルカと泳ぐ体験中、不整脈で長時間海に入れない私の所に全イルカが総動員する事態が起きたことがある。
皆んなは沖に近づき🤿でイルカを探しまくっているのに、全イルカが浅瀬の私に集まった。

モテ期か。

と思ってたらトレーナーさんが
「イルカは集団に馴染めない人を即座に見つけて庇うんです、だからセラピーに向いてるんですよ。
心や体が傷ついたり、弱い者にやさしんです」
と教えてくれた。
あ、モテ期じゃなくてハミゴやったんか。
*ハミゴとは、はみ出し者の意味です。

その後イルカは私を腹に乗せて背面泳ぎで皆んなの所に連れて行ってくれた。
(ここのイルカは特殊な訓練を受けています。そして私は特殊な性癖を持つ変態です。)
その時のイルカの腹の手触りが、ツルッとして適度にハリと弾力があり、いい筋肉だった。
優しくて力持ち、プロレスラーのYAMATOさんの大胸筋と手触りが一緒だったんです。

人の期待を裏切らない人だから、周りが押し上げてくれるんやろうな、と思う。
関わった人達をメロメロにしていく心の筋肉も侑太郎さんは持ち合わせている。

筋肉は裏切れへんねん。
だからあんなに大胸筋も大きいんですね。

締めくくりに言った言葉の要約。
「好きな事は、いかにしがみ付いていくかなんです。
現に本当に上手い人でリーグにいるのは極数人で、大半がしがみついた人達。
下手でも何でもしがみ付いて諦めなかった人間がここに集まっている。
なんかそれって会社員とか社会の全てと同じなんですよ、土俵が違うだけで、やっている事は一緒なんです」

そうは言うけどね、侑太郎さん。
しがみつく筋肉がある人とない人でそこはスパーっと分かれるんですよ。
侑太郎さんは、心の筋肉も隆々で神様と周りの人に愛されている。

それは人間力、すなわち・・・力。
やっぱ筋肉やねん。

狂気としか言えないトレーニングや境遇に一言も「努力」を使わず「楽しかった」と笑う声に、私は現役としての余力を感じて喜んでいる。

よし。

もうそろそろ私やるわ、

現役中に侑太郎さんを誘拐するわ。

筋肉もやけど、純粋で愛くるしすぎる、我慢してる時間勿体無い。

ワンチャンいけるかな?
誘拐って何歳までいけるんかな?

身代金はいらんねんな。
でもなぁ。
侑太郎さん自体がバスケする身代金やねん。

そんな人誘拐したら私、死刑どころか来世も地獄確定やん。

それでも誘拐する価値ある愛くるしい筋肉か。

やるやん。
望む所やん。

誘拐して、その筋肉で味噌汁作ってもらうか。
1杯で5億円の価値ある。

払えんわー・・・誘拐って元手もいるよな。
頭金。
侑太郎さんの後頭部可愛いしな。

宝くじ当てよか、12億。

12億当たったら。
侑太郎さん誘拐して、味噌汁と白米炊いてもらって、一緒に美味しく朝ごはん食べる。
途中で創作落語を一捻り(私も侑太郎さんも落語が好き)最近ちょっと僧帽筋が気になるからタンクトップに着替えてもらおう。
レーサーバックがいいな。

ほんで、12億渡して解散して、侑太郎さんは愛知県に、私は刑務所経由で地獄、と。

お金払って誘拐して身代金の要求は無く、味噌汁飲んで終了。
警察は動かしません、税金は国宝である侑太郎さんの保護に当ててください。

誰が得すんねん。

侑太郎さんと私か。

でも、人生ってそれでいいやんか。
やりたい事をやりきって入る刑務所なら、私は後悔しない。
誰も傷つけない誘拐を成功させ、臭い飯食べながらムショ内での有り余る時間の中で侑太郎さんの本「推しは今日も生きている」を書き、印税で納税。

いつか命が尽きたら、地獄の針のむしろでダーツバー経営するわ。

皆んな地獄に堕ちたら来てな、バニーガールの衣装で待ってるから。
一回着たかってんな、みんなのも用意しとくな。
嫌やったら極楽いくんやで、下から腹いせにダーツ投げるな。
容赦ないで、私、うまいことアキレス腱狙うからな。

#なんのはなしですか

ここいらで最後に一曲。

忘れてくれるな 私が愛する筋肉は 愛する筋肉は生涯 侑太郎さんただ1人

筋肉宣言。
なんつって。

お後がよろしいようで。

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