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あいうえおエッセイ「え」らばれしもの
友達ってどこからどこまでを友達と言いますか?
昔やっていた養育番組では「一度会ったら友達で毎日会ったら兄弟だ」なんてフレーズがありましたが、人によってその距離感は様々やと思う。
関わった時間、どこまで相手を知っているか、秘密の共有、それぞれですね。
でも人は思っているより単純な部分で人を判断し、友達を選んでいたりもする。
私が学んでいた脳科学では、人それぞれの「判断基準」を3つの感覚で分けていた。
・目で見て判断するVisual(視覚)
・耳で聞いて判断するAuditory(聴覚)
・身体感覚で判断するKinesthetic(触覚、嗅覚、味覚)
このざっくり分けた感覚がマッチする人とはすぐに距離感を埋めれる。
これは影響言語や、普段よく使う言葉でも推し図れる。
例えば『真っ赤』を言葉で表現する時。
V(視覚)タイプ「色が派手」
A(聴覚)タイプ「色が煩い」
K(身体)タイプ「色が強い」
物書きの人が表現として書き換えで使うのではなく、普段の何気ない会話で使っている言葉で自分のタイプが分かるし、どの表現を読んで(または聞いて)しっくりきたか?で予想できる。
後は分かりやすいのがソファを買おうと思った時の基準。
V(視覚)タイプ「色と形、部屋との相性」
A(聴覚)タイプ「人から良いって聞いたから」
K(身体)タイプ「手触りと座り心地」
似た言語や感覚でコミニケーションをとるので、話が伝わりやすかったり、相性の良し悪しの判断基準にもなる。
Vは五感の中でも、視覚で判断する脳の癖が強い。
分かりやすいのは、音楽を聴くときも歌詞を重視し、その景色を思い浮かべて聞くなど視覚に特化している。
目に映るもの全てが〜ってフレーズが響く、一般的な判断基準で人数が多い。
Aの人は聴覚を判断基準にする脳の癖が強い。
口コミや噂話が大好物。会話中「〜って聞いた」「〜って言ってた」をよく使う。
しばしば「自分が無い人」と勘違いされるが、人の意見を取り入れれる柔軟な人で、聞いた情報を自分の中でちゃんと処理判断して話している。
君の声を聞かせて〜な人。
Kは身体感覚を判断基準にする脳の癖が強い。
言葉を多く介さなくても空気や雰囲気で察知するが「空気が読める」のではなく、肌感覚で判断するので、理屈が通じない時もある。
Kタイプ同士は肩をぶつけ合うだけでコミニケーション出来る。
抱いて抱いて抱いてセニョリータな人。
全体で見ると圧倒的にV(視覚)タイプが多い。
これを意識すると話が通じない人や、距離感が掴みにくい場合に「そうゆう人なんだ」と柔軟に捉えて対処できる。
小説を書くときのキャラ設定のも使えますが、結構面倒です。
痴漢にあった時はKの人かな?と思わず警察へ。
人の判断基準はバランスよくどの傾向も持っていて、少しでも多く偏った場合に当てはまってくる。
これだけでなく、ここに複雑な脳の癖が絡まって行動や言語につながっている。
置かれている環境が影響することもあるので、医師は職業上、全てが平均的な人が多い傾向にある。
アスリートの様にどれかにかなり偏った人も存在する。
体をよく使うことや、試合中の空気を読むのでKが強くなりやすいのだ。
私は偏っていて圧倒的にKの身体タイプ。
使う言語もそれに特化し、小説の表現も肉感的になりやすいので、アダルトな小説に向いているし、皆んなをドキドキさせてしまう。
余談だが今自分がやっている企画のお題「視線」はかなり書き辛く難航した。
お題を選んだ 楓莉さん の小説も、視線で追う書き方が多いのでVと推測出来るし、小説内に色や人の見た目の書き込みを入れ、食事シーンが苦手な、企画持ち込みをしてくれた かし子さん もVと予想出来る。
✴︎人の行動は70%予想。
書き換えや対象によって判断基準が変わる人もいる。
使う言語が近い事は「読みやすい文章」にも直結するので、圧倒的にVが多い世の中では強みとも言えると私は思う。
全ては捉え方、考え方の癖に支配されている。
でも、それが分かれば突破口にできるので、何かを成し得たい人は、自分の足枷になっている考え方の部分を取り外すのもいいかもしれない。
新しい発見や発想になって、過去の体験が面白おかしくなったり、人見知りの人でも一度あったら友達になれたりする。
圧倒的なKタイプの私はお化け屋敷が苦手だ。
俯瞰して物事を考えるので、人の気配をすぐ感知し、お化け役の人数まで把握するので驚かない。
世に言う「お化け」がいても感知し、面倒ごとは避けたいので申し訳ないがスルーする。
でも、誰かの悲鳴や装置には驚くのでテンポがズレて天然ボケと笑われるが、全くそんなことはない。
鈍い、天然、ではなく。
鋭く、判断、している。
だから裏を返せばめっちゃビビりなのだ。
全体の空気感を読むので、しばしぼんやりするが、ジャングルでも生き延びれる自信がある。
そんな私がお化け屋敷で楽しめるのは、ただのアトラクションとしての装置。
人がいるお化け屋敷なんか、クラブの中で人混みを掻き分けて進むのと変わらず、踊れるわけでもないから楽しくなくて苦手だ。
霊能者や霊感があると言われる人は圧倒的K(身体)タイプの人間だと思う。
人の感情は写真や文字、絵に残留するので、研ぎ澄ませば感知するし、その空気間で状況もある程度把握できる。
人の多い場所、特に気持ちが昂るところではその感情を感知しすぎて疲れるので、強い感情が残った場所は体に異変を感じる。
✴︎人目を気にしてしんどくなったり、うまく歩けない人とは違います。
“視える“感覚も分かる、感情を感知するから。
感情は残る。
画面越しでも人の思いは筒抜ける。
幽霊が視える、のではなく、残った感情を可視化するので、血だらけの人〜なんか、はまぁいないです。生きていた時のエピソードを、人物像を交えて予想立て出来るので、生前の姿を想像出来る。
血だらけのあれは、面白おかしくエンタメ化したり、話に入り込みやすくする企業と監督の努力です。
よく聞く「赤いワンピースの女性」も、話に入りやくすくするための創作者の創意工夫なんです。
楽しませてくれますね!
Vの人にめっちゃ伝わるのでエンターテイメントとしては大成功です。
全ては私の予想でしかないので、鵜呑みになさらぬようお願いします。
あと、コメントや皆さんの記事を読んで変な詮索をしたり判断はしてません。普段使わない脳の部分を使うのでめっちゃ疲れます、無駄なことはしない主義です。
人と少し違う部分は、経験値の異常さと、思考法のズレです。左のクロスドミナンスなんで多少のズレがあるし、疲れやすいです。
安心してください。
私はみんなの記事を普通に読んで楽しんでます
ただのあなたの1番側にいる筋肉好きの変態です。
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私はある友人の感情と長年連れ添って生きてきました。
本当にソレが彼だったのか、また違ったのか、それすらも分からず10年以上過ごし、ついこの前、やっとお墓を見つけました。
親友みたいなイメージを持つかもしれないですが、私が生前の彼と関わったのは、8ヶ月程で、日数に換算してしまうとその半分にも満たないし、私は彼の生年月日も好きな食べ物も知りません。
でも、感覚的にもっと深い部分で繋がり、選ばれました。
簡略化してエッセイにするつもりが、遡るととても収まらず、エッセイ小説に書き換えました。
5000文字前後で小分けに連載します。
どうぞ暇な時に読んでみてください。
はみ出しものしかいません。
でも私の周りにいるはみ出し者達は、生きている人も死んでいる人もとてもチャーミングです。
正直、そんな皆んなを自慢したくて加筆を決意しました。
本当に色んな事がありました。
お化けの対処法をお化けに学んだり、魔物と戦うための修行をしたり、鼻血を垂れ流したり。
凝縮しているので忙しい印象を受けますが、年単位で体験しているので普通に生きてたら誰でもこのくらいの経験はあるかな?と思います。
捉え方はそれぞれです。
エンターテイメントにも書いてますが、自分に起きて感じたことをそのまま綴ってます。
人は日々、何かを選んでいるし、選ばれている。
次は自分かもしれません。
ちなみに冒頭に書いた「一度あったら友達で毎日会ったら兄弟だ」感覚はKタイプです。
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NLPマスタープラクティショナー
LABプロファイルプラクティショナーを所持し、それに基づいて書いています。