翔んで埼玉 琵琶湖より愛を込めての雑感
公式から12月23日までネタバレはお控えください、という通達が出ているのでネタバレにならない範囲で雑感を箇条書きにしてみる
おばか映画に分類される本作だけど、意外とと言ったら失礼だけど、シナリオがよく練られていた。例えば、百美が「埼玉県人は横のつながりが薄いから武蔵野線を作る」と言い出すのだけど、これが紆余曲折あってラスト近くのあのシーンの前振りになっていて、エンディングテーマに繋がるって作りは素直に脚本が上手いなって思った。
地域のディスりが特徴の本作だけど、ディスりがあまり不快に感じなかった。というのも地域のディスりはあくまで前振りとか伏線で使っているだよな。そして、その前振りとか伏線を回収するシーンがちょっと感動的で面白いので、ディスりネタそのものがあんまり分からなくても、十分に楽しめた。自分は関西ネタがあんまり分からないので、笑いのポイントが少なったかもしれないけど、関西ネタに詳しい人はdisりのネタ自体も楽しむことができて、2度美味しいかも
大阪府知事と神戸市長と京都市長が強キャラすぎて彼らをどうやって退場させるのだろう、って考えながら見ていたよ。大阪府知事はラスボスポジションだから最後に退場するとして、神戸市長と京都市長はどう扱うんだろうって注目しながら見てたけど、予想の斜め上の展開が用意されていて、その演出はものすごく良かったと思う。
これ以上はネタバレが解禁されてから描きます
最後に、登場人物をお絵描きしてみたのでリンクを貼ってみる