【旅行記】初めての海外旅行〜Road To Taiwan⑥DAY3 野柳・十分・九份ツアー編
みなさんこんにちわ。お出かけ、旅行大好きTRIP_YUKOです。夏休みはいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は齢39歳にして、人生初の海外旅行 in 台湾に出かけてまいりました!見守ってください。これから台湾に初めて行くという方のお役に立てば嬉しいです。
■コインランドリータイム
私の旅の鉄則
『3泊4日以上の旅行は、コインランドリータイムを設ける』
旅も折り返し3日目の朝。ホテルの乾燥機は威力が弱く時間がかかるため、街なかのコインランドリーの利用が便利です。持っていくものも最小限で済みます。
事前にホテル周辺のコインランドリーはGoogle mapで探してあって、いつも使っているAQUAの洗濯乾燥機があるランドリーをチェック済み。
ホテルから徒歩8分。口コミも良い、綺麗そうなコインランドリー。表記は違えどいつも使っている機械なので、読めなくても使い方が分かってて安心。
台北は人口密度が高く、湿度も高いせいでしょうか?「自助洗衣店」で検索するとたくさんヒットします。街なかでは昔っからありそうなコインランドリーをいくつも見かけました。
新しそうなところでも、洗濯と乾燥が分かれているところが多かったので、一気に終わらせられる洗濯乾燥機のあるところを選ぶのがポイントです。
中の様子もGoogle mapで画像で見れてチェックできちゃう世の中。Google先生様々ですね。
■コインランドリーのあいだに朝散歩
・雙連朝市
コインランドリーをやっている間は、もちろん観光タイム!朝市で有名な「雙連朝市」に行ってみた。…まだやってなかった。
・花博公園
昨日催し物が行われていた花博公園。特に何もなかった。おじいさん、おばあさんが体操をしていた。いい公園だった。
■コインランドリー回収
すっかり乾いたお洋服たちでスッキリ!昨日豪雨で余分に着替えた分も取り戻せました。服を畳んでいる間に腕を2箇所、蚊に噛まれました。油断した!
コインランドリーは日陰で水気もあるので、蚊が居がちです。虫除けをしっかりしていくことをおすすめします。
■野柳・十份・九份1日ツアー
3日目はオプショナルツアー予約サイトのKKday経由で予約した日本語ガイド付きの日帰りツアーへ!台湾観光で1番人気の「九份」を巡るツアー(施設入場料込、約8,000円)です。
九份はとても人気があるため、短時間で往復するようなツアー、十份とセットで行く半日ツアーなど種類も豊富です。
私は街なかショッピングにはあまり興味がなく、それより自然景観のほうがいいなと思い、丸1日連れ回してくれるツアーを選びました。
日本語ガイドの頼さんと、日本人観光客5人(ご夫婦+ひとり旅男性+私達夫婦)&ドライバーさんで旅のスタートです!少人数ありがたい。
■野柳地質公園
最初に訪れたのは台北から約1時間。台湾の最北端に近い北海岸にある「野柳地質公園」。海水や波、風で浸蝕された奇岩が広がる自然保護地区です。
最も有名なのは「Queen's head(女王頭)」と呼ばれる奇岩で、髪をアップにした女王の横顔に見えることから名付けられています。
この岩の、首にあたる部分が年々細くなっていて、あと数年で折れてしまうと言われているそう。近いうちに見れなくなってしまうかもしれないと聞いたことが、このツアーにしよう!と決めた最大の理由でした。
野柳地質公園、壮大なところだけど暑っちぃ!!
■金山老街
金山老街は、昔、金が取れた採鉱地で300年もの歴史があるという古い町。古いと言っても、寂れているわけではありません。むちゃくちゃ活気があって、古いって一体何?な商店街です。鴨肉(アヒル)が有名ということで、ここで昼食タイムです。
■昼食:金山廟口金包里鴨肉
ガイドの頼さんの案内で、名物の鴨肉(アヒル)が食べられる鴨肉専門店の定番のお店でランチをすることになりました。
この食堂は独特のシステム。どんどん作られている料理を注文無しで取っていき、通り向かいの食堂スペースで食べます。
食べ終わったら近くにいるお店の人に申し出て支払うというシステム。
それはそうと一皿の量がハンパじゃない!あまりに量が多いためツアーの5人みんなでシェアすることにしました。
5人で食べようと取ったのは、鴨肉、炒麺、すり身団子の揚げたやつの3つ。それでもこの量です。5人で、かなり苦戦しつつなんとか食べきりました。
そんなわたしたちを横目に、他のテーブルでは円卓いっぱいに所狭しと並べられる料理。円卓の主はまさかの細い女性3人。貴方がたでそれ食う気ですか!?😵💫
70歳は超えてそうなおじちゃんも3皿くらい食べてる。マジか、台湾の人、、、胃が違う。。。
名物の鴨肉(アヒル)は鴨よりも脂身が少なく、さっぱりと頂けるお味。細切り生姜との相性がよくなかなか美味しかったです。私の好みでした。
■台湾 = 無糖ジュースを探す旅
1日目に甘いお茶、冬瓜茶に出会って以来「常に無糖を探している」私。ガイドの頼さんに「無糖(wu tang)」の声調を教わってウータン探し。
無糖はどれ?と聞くと檸檬汁だと。OK、美味しそうなのいっぱいあるけど軒並み甘いってことね。搾りたてのシンプルな檸檬汁、美味し!!檸檬汁なら甘くないです。夏にピッタリの味です。
■種類豊富なフレーバーアイス 金山氷芝林
ツアー参加者で、一人旅のお兄さんが事前にチェックしてきたという金山老街で人気のアイスクリーム屋さんへ。
彼のお目当てだった、台湾の宜蘭市で醸造されるカバランウイスキーのアイスは無かったのですが、高梁酒という中国酒のアイスは食べられました。
珍しいフルーツやチョコレートなど豊富な種類のカラフルなフレーバーから、3つ選んでNT$40(≒180円)。夫が選んだのは全部、白。
■十分瀑布
続いては、ランタン上げで有名なノスタルジックな雰囲気が人気の十分です。台湾のナイアガラの滝と呼ばれる「十分瀑布」。整備された遊歩道で歩きやすく、滝の展望スポットもあります。
十分瀑布はお店もたくさんあって、美味しそうなフルーツがたくさん売っていました。時間がなかったけど食べたかったなぁ〜!私達は滝を見にいくだけで通り過ぎただけでしたが、十分瀑布だけでも楽しめるスポットです。
■十分で天燈上げ体験
十分のメインイベント「ランタンに願いごとを書いて飛ばす天燈上げ体験」。ガイドブックでも目を惹くアクティビティですよね。
十分は私の義妹がもう1回行きたい場所としてオススメしていたのでマストの1つでした。
ガイドの頼さん案内で(提携?)のお店でランタンに願い事を書きます。ランタン紙の色には意味があり、願い事に合わせて紙の色を組み合わせます。[赤=健康、黄=財運、水色=仕事、桃=幸福]
ランタンの値段はどこのお店でも大体一緒。4色で1000円くらいです。
願い事を書き終わると、ローカル列車の線路の上へ。お店のスタッフさんが上手く誘導して天燈上げの手順を指示してくれます。
写真も超プロ!帰ってきて、暫くしてから気づいたのですが、ランタンを上げる瞬間の動画と写真を両方撮ってくれていました!
頼さんが「彼らは写真のプロよ」と言っていたのはこのことだったのか…!
天燈上げは、観光アクティビティいかにも!って感じがしてちょっと躊躇う気持ちもありますが、実際やってみると見てる以上に楽しかったし、やって良かった!と感じるアクティビティでした。せっかく台湾に行くならオススメです。
ランタンが上がっていく瞬間、なんだかエモい気持ちになりました。
■ギリギリを走るローカル列車
天燈上げをする線路はモニュメントではなく、現役で使われている台湾鉄道のローカル路線です。列車が近づく時間になると「ピーッ!!!ピーッ!!!」とけたたましい笛の音が鳴り、線路から出るよう警告されます。
建物や人のギリギリを通り抜けていく列車の風景はノスタルジック。
便は1時間に1本程度しかないそうなので、この風景を見るなら時間のチェックもしておくと良さそうです。
この列車に乗れば台北から鉄道で十分に行くことはできますが、列車は乗客いっぱいの超満員電車。個人的にはツアーがオススメです。
■阿根納造船廠遺構と正浜漁港カラフルハウス
次に向かったのは台湾の造船所廃墟「阿根納造船廠遺」。日本の統治時代に鉱物の集積地として使われた後、アメリカの企業が造船所として使用していたという歴史的構造物です。近年は、CMで使われたこともあって廃墟好きや若者の間で人気になっているそうです。
そして台湾のヴェネチアと呼ばれる正浜漁港カラフルハウス。こちらもインスタ映えスポットとして、一躍人気の観光スポットになったそうです。あくまで観光誘致のために色を塗ったみたいですね。
これらのスポットは基隆市という大きな港町で、台北からもアクセスもわりかし良いですが、ここまで足をのばす外国人観光客はリピーターでない限り少ないと思います。こうしたちょっとマイナースポットにも連れてってもらえるのが醍醐味です。
■ついに九份へ
さぁ最後はいよいよ、台湾の大人気観光地「九份」です。千と千尋の神隠しの舞台と言われ、日本人にとって親しみのある人気のスポットです。
急な階段と狭い小路にお土産屋さんや飲食店、台湾茶のお店が立ち並ぶノスタルジックな風景が魅力です。
■阿妹茶樓で台湾茶をいただく
台湾茶が頂ける「阿妹茶樓」は九份の写真と言ったら阿妹茶樓の外観というくらいシンボリックな茶樓です。千と千尋の神隠しの湯婆婆の湯屋のモデルと言われています。(宮崎駿氏、ジブリは否定している)
九份は平日にも関わらず観光客でごった返していて、これが休日だったらと思うとゾッとします…。
「阿妹茶樓」は超、超人気店。ここでお茶を飲むことは無理だろうと諦めていたのですが、ツアーのお陰で阿妹茶樓でお茶を飲むことができました!個人で来てたら、絶対に諦めてたと思います。
気温がむちゃくちゃ暑くて、冷たいお茶にしようかと思ったけど、やっぱホットが捨てきれず!
手慣れた様子でお茶を作ってくれる店員さん。2回目は自分でしなきゃいけません。
けど、手順多すぎるし、レクチャー早すぎて覚えられるわけ無い。まぁ、2回目はガイドの頼さんがやってくれたんですけどね(笑)
ツアーのみんなで少し談笑して優雅なお茶タイムを過ごしました。
■九份老街を散策
お茶タイムの後は、九份老街を散策。狭い路地にぎっしりと立ち並ぶ様々なお店は、とてもとても賑わっていて、たまに臭豆腐の香りが漂ってくる台湾らしい街並みです。
あまりに人が多すぎて写真も取ってる暇ありませんでした。というか、頼さんから、九份はスリが多いので絶対に鞄は前に。気をつけるように言われていたので、私は怖くて観光心ここにあらず(^_^;)
■19:45 ツアー終了
こうして1日ツアーは終了。かなりあちこちに忙しく連れ回ってくれるツアーでした。飽きないように数分〜数十分で次の目的地に着くので思いの外、体力がいるツアーかもしれません。
今回、5人だけの少人数で動きやすかったし、みなさん良い方ばかりだったのでとても良い1日になりました。
■ツアー客のお兄さんと夕食
散策でもずっと一緒に行動していた、ツアー客の一人旅のお兄さんと意気投合して夕食へ。
餃子を食べてみよう、ということで永康街の餃子を置いてそうなレストラン「東門餃子館」へ入りました。
もちろん台湾啤酒で乾杯🍻メニューになくて(ほんと台湾の人ってお酒飲まないんだなぁ)聞いたらあるというので、台湾啤酒三个頼んだら大瓶出てきた…。飲むけど。
餃子は、水餃子と焼餃子を頼んだけど水餃子がとっても美味しかったです。やっぱり水餃子がメインなんですね〜。
話に花を咲かせて、閉店(20:40 はやっ)まで夕食を楽しみました。びっくりしたのが悠遊カードが使える!!消費金消費のチャンス。
■永康街でBAR 去斯万家 chez Swann by Jumi Tavern
お兄さんを誘ってもう一軒。昨日の夕食で永康街を歩いていると素敵なBARがたくさんあったので、入ってみることにしました。海外でBARに入るなんて…思いもしなかった。
すっごいオシャレなBARに喋れない、酔っぱらい日本人観光客が来たにも関わらず、優しく対応してくれてありがたかったです。
とても、居心地よくて2時間おしゃべりに花を咲かせました。
今Googleで見たらこのBAR、口コミ★4.8🫨むっちゃ適当に勇気出して入っただけなのに人気の店だったんだな…。素敵やったもんな。。。
というわけで、意気投合して飲みすぎました…。また日本で会う約束をして解散。
■日帰りツアーを振り返って
九份だけでなく、丸一日使うオプショナルツアーを選んだことは、私の好みに合っていて非常に満足できる経験でした。
せっかく行くなら、ド定番では行かないところにも足を伸ばしたい、色んな面を見たい、という思いが強かったので正解だったと思います。訪台したことがある友人も足を伸ばしてないところに行けたことは台湾を満喫したという思いを強くしてくれる気がします。
普段、夫との旅行だと夫が運転してくれるのでツアーに参加することがないですが、海外での運転はリスクも高いので、こうしたツアーにメリットを感じてくれたようです。観光ド定番だけでなく、ちょっと捻りたいって方には色々周るオプショナルツアーはオススメです。