【旅行記】2泊3日 南岩手をめぐる_(3)宮古市ってこんな大きいの?
9月の三連休、三陸海岸を北上する「南岩手」をメインに旅してきました!初めての三陸旅行。2日目は、風光明媚な景勝地「浄土ヶ浜」へ!
■宮古市に向けて釜石を出発
三陸海岸を代表する景勝地「浄土ヶ浜」に向けて7:00に出発!我々は朝早くからの行動が基本。雨が午前中はなんとか持ちそうだったこともあり8:30の浄土ヶ浜の遊覧船に合わせて向かいました。
■栄える宮古市街に驚く
少し時間があったので、一つ手前のICで降りJR宮古駅に立ち寄ることに。ロードサイドには家電量販店やチェーン店などの常連が立ち並びます。
「あれ・・? なんか、この街めっちゃ栄えてない?」
通ってきた大船渡、釜石に比べても圧倒的に街がデカイのです。「宮古ってこんなでかい町なの!?」と衝撃を受ける私たち。
駅前のバスロータリーには何台ものバスが行き交い、行先は盛岡や仙台、東京行きも。商店のたくさんある通りのお店は、どこも現役感があり活気が感じられます。こんな街でかいなんて誰も教えてくれなかったよ!
■浄土ヶ浜の遊覧船はウミネコと遊ぶアクティビティ
浄土ヶ浜には、大きな観光船でめぐる遊覧船と、青の洞窟をさっぱ船(小さいボート)で見学する2つの遊覧船があります。
スタート時間が8:30と早い「さっぱ船」の遊覧は1人1,500円。乗船時間が20分と短いとはいえ、こうした遊覧系では割と安いほうではないでしょうか。定期時間での出船ではなく随時出発してくれるのもありがたいところ。乗船時間も短いので、気軽に体験できる利用しやすいアクティビティですね。定員(乗客)7名の小さなボートで出発!
陸から見渡す景色と、船の上から見る景色は違いますね。透明度の高い浄土ヶ浜、晴れてたらものすごい景色だったろうなぁ。
さっぱ船のサービスで頂いたウミネコ・カモメ用の「かっぱえびせん1袋」。貰ったからには、エサをあげざるを得ない(笑)
出船の気配を嗅ぎつけたウミネコたちが、わらわらと集まってきます。投げるえびせん目がけて、飛んでくる鳥たちに一瞬で船を取り囲まれました!(怖)
この遊覧船の真髄は「ウミネコとの戯れ」と言っても過言ではありません。えびせんの端を持って手を掲げれば、ウミネコが啄むスリリングなアクティビティに!せっかくなので勇気を出して楽しんでみてください。
いよいよ、青の洞窟へ。自然の力はスゴイ。奇形な岩の重なる層は自然の不思議の塊。さっぱ船でなければ入れない天井の低い洞窟に入っていきます。
この日は天候が曇りで、波も少しあったので泡もあり、キラキラ~!ってわけにはいきませんでしたが、それでも青い海を感じることができました。いいアクティビティでしたね。
さっぱ船は小さいので、足腰が不安な方や車いすの方は観光船での遊覧がおススメですよ。
今にも雨が降り出しそうな天気だったため、写真で見るような海の色は見えませんでしたが、近づけば海の透明度も楽しめたし、なんとか持ちこたえてくれたのでさっぱ船にも乗れて満足です!
■タラフライバーガーが絶品!
宮古の港にある「シートピアなあど(道の駅 みやこ)」へ。朝食にしようと考えていたのが、宮古の名物という「タラフライ」。宮古エリアのローソンで買える、とだけ聞いていたタラフライですがなかなか見当たりません😭
サンドイッチマンの伊達さんが紹介して売り切れ続出なのだとか。
宮古港には大きな冷蔵・冷凍施設がズラーっと並びます。漁港というよりも水産業の大規模拠点。宮古は三陸海岸を代表する漁業基地で、岩手県内2番目に人口の多い市なのだそうです。いやぁ知らなかった…。風光明媚な田舎町を勝手に想像していました。水産施設を横目に驚きつつ道の駅みやこへ
シートピアなあども、震災で大きな被害を受けた施設ですが、今はとてもきれいな道の駅になっています。お土産物やレストランも充実。道の駅の中でもかなり良い道の駅でした!
連休でイベント開催中。大きなホタテ貝が鉄板の上で焼かれていい匂い。お値段なんと1個300円!安すぎでしょ!
ひとくち食べてびっくり!ホタテでかっ!ぶ厚っ!!!これ300円はやばい・・・!三陸ハンパない。
その隣で販売していたのが「王子のぜいたく至福のタラフライバーガー」。これこれ~!!探してたのはこのタラフライです~!
タラフライバーガーは、”岩手朝日テレビ”×”福田パン”×”共和水産”のコラボメニューで限定販売だそうな。何も知らんかったのに、ありつけてありがたい。
念願のタラフライを使ったバーガーのお味は‥‥
「これ旨ぁっ!!!!」😲😲😲
「タラフライ旨ぁっ!」😲😲😲
大人気の王子のぜいたく至福のタラフライに、岩手のソウルフードパンメーカー、いまや岩手でMCを務める住みます芸人の天津・木村さん考案のソースでコラボしたという、まさに「岩手の化身」のような神グルメ!ほんとに美味しかったです!ありがとうシートピアなあど!
確固たる漁業で繫栄するバックグラウンドに、風光明媚な景観、都市からのアクセスの良さ。ポテンシャルの高さに驚いた宮古を後にし次の目的地へ。
■日本屈指の断崖!鵜の巣断崖
宮古市の北にある「田野畑村」の景勝地、鵜の巣断崖。雨が降ってきてしまい、天候としては全然ダメだったのですが、予想通り、評判通りに凄かった!!🙌
駐車場から整備された林の中を5分ほど歩くと、ガイドブックと同じように眺めることが出来る展望台があります。
いくつも連なる断崖の風景は絶景!唯一無二!この風景は圧巻としか言いようがありません。断崖好きの私ですが、これは1,2を争う断崖かも!と言うくらい雨でも絶景でした。
車いす用の展望台も設置されており、誰でも訪れられるのが特徴。気軽に行けてこの絶景。訪れるべきマストスポットに認定です!
2日目の午後は、龍泉洞へ向かいます!