「半歩、向こうへ」hopeと名付けた真っ白なブラウス/with ERIKO YAMAGUCHIレビュー
3月9日土曜日、朝からそわそわしながら、その時を待った。
北欧、暮らしの道具店で販売される[ブラウス]を買うためだ。
9時からの販売開始だと思っていた、けれど待ちきれず8時過ぎにサイトを開いたらすでに販売がスタートされていて、慌てて「Lサイズ」選択しカートに入れた。
その3日後…。
まるで、クリスマスの朝に枕元に置かれたプレゼントを、ワクワクどきどきしながら急いで包み紙をひろげた子どもの時のように、届いた箱をおもいっきり開けた…。
「なぜそんなに興奮している?」って思われたかもしれないが、気に入ったものに出会えたら「大人でも興奮してしまうことが世の中にはある!」と思う。
『洋服に「ときめく」ことってあるんだ』と。
両手でブラウスを手に取り、じっくり生地を見た。
『柔らかいのにしっかりとした生地、手織りだなんて信じられない』ぶつぶつと独り言を言いながら、何度も回転させながら観察した。
先月参加した[新作ブラウス『hope』コラボ記念トークショー]での制作秘話、会場から「わぁー!」と歓声が上がった部分、ブラウスを頭からラクに着られるようにコンシールファスナーがついたという。素晴らしいアイデア。
コンシールファスナーを、優しく優しくスライドさせながら、思わす笑みが溢れる…これはすごい。
コンシールファスナーといえば、ワンピースの後ろ側や、スカートについているイメージだったので、前身頃についているのがなんだか新鮮。
首元が開きすぎず、襟がないのでスッキリ見えるところが好きだな。
そしてこの胸元のドレープ。
ひらひらと揺れる感じと、可愛らしさがあるなーと感じた。
白い服は下着が透けるから、避けてきた。
でも、さくら色の肌着でいざ着てみると、全く透けていなかった。
肩や腕まわりも余裕がある。これは良い。
届いてから2度、このブラウスを着て出かけた。
1度目は、京都で行われた[京都ライター塾]最終講義とプロフィール用の撮影に参加するため。このブラウスの『hope』の願いを込めて、ライター用のプロフィール写真を撮ってもらった。
そして2度目は、推しグループ平野紫耀くんが居るNumber _iと、7人組 のIMP.が所属する[TOBE -1st東京ドームLIVE -]に参戦するためだ。
間違いなくこの洋服は、わたしの『推しブラウス』だ。
洗濯機で洗うことができるけれど、優しく優しく手洗いした。
ハンガーにかけ、生地を優しく整える。
ゆらゆら風に揺れるブラウスを見ながら、次はどこへ着ていこうかと考える。
うふふ。
いつまでも、大切に着たい。