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今行きたい場所〜北京・西太后の夏の避暑地へ

北京市郊外にある世界遺産「頤和園」。ここは女帝西太后の夏の離宮。人工の湖に囲まれた公園として整備されています。この世界遺産の敷地内にある唯一のホテル、アマン リゾーツの「アマン・サマーパレス」に宿泊しました。

このホテルに宿泊する特典は、頤和園への出入りが自由に出来ること。混み合う時間帯を避けて早朝の公園内をゆっくり見学できます。花々が咲き誇る湖に沿った遊歩道を歩きながら、西太后のいた時代に想いを馳せます。

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アマン・サマーパレスはこの世界遺産の雰囲気を残して伝統的な中国の建築様式である四合院造りとなっています。隣の部屋とのプライバシーも保たれ、とても快適です。

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ロビーでは演奏でお出迎え。

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エントランスのインテリアも素晴らしい。

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ここかしこに中国の伝統と「らしさ」が散りばめられています。

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一方、地下にあるジムやプールは都市型で機能的。このギャップがたまりません。

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もちろんスパも素晴らしい。一汗流した後はジュースバーで喉を潤します。このほか、地下には映画館も!20〜30名程度が入る映画館はプライベートで貸切OK。贅沢なひと時を味わうことができます。

北京まで来たら外せないのは万里の長城。アマンでは普通の観光ルートにはない唯一のサービスが光ります。なんと未整備の当時のまま残る万里の長城を歩くトレッキングツアーが用意されていました。

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トレッキングといっても、ゲストの体力に合わせてルートを選べます。私たちは「中級レベル」を選択。アタック前には麓の村長さんのお宅でおもてなしを受けました。くるみなどを栽培して生計を立てているそう。やっぱりお食事は屋外で。

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修復されず残ったリアルな万里の長城はその広大さを肌で感じることができる貴重な体験でした。

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トレッキングの後は別のお宅の一室をお借りしてランチをいただきます。こうした現地の方々の生活を感じ、触れ合えるアクティビティもアマンに滞在する理由の一つです。

(拡大して)稜線に沿って伸びる城壁がまるで龍の背のように美しい。

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学生の頃、TVの画面越しに食い入るよう眺めた天安門広場とデモ隊の様子。いつかは自分の目で見てみたいと願い、ようやく叶った北京行き。市内は碁盤の目のように区画され地図からはまるで京都のようにも見えますが、幹線道路は広く真っ直ぐ直線で50キロも続くものもあるそう。それだけ広大な土地の中、天安門から故宮もかなり歩きます。足腰の元気なうちに訪れるべき場所の一つです。

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故宮観光の後は胡同まで足を伸ばして人力車で観光。

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お腹ぺこぺこにして遅めのランチはもちろん北京ダックを。手頃なお値段で美味しい北京ダックをいただけると評判の四季民福へ。

私の拙い食レポより、こちらの情報が秀逸です。

半身を頼んでもこのように目の前でバラしてくれます。こちら、本当にオススメです。

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さて、北京市内は急速に都市化が進み、日本はGDPだけでなくあらゆる点で中国には勝てないのかもしれないと感じます。

北京市内にある三里屯という場所は日本でいうと青山のような所。オシャレなデザインホテルがあるというので宿泊してみました。

設計はあの隈研吾氏が手掛け、ここが北京であることを忘れさせるような作り。日本人ならほっと落ち着くような木の温もりを感じながら、一方でデザインホテルとしてスタイリッシュでシンプルなデザインとなっています。

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エントランスは広々としてアートギャラリーになっています。この奥にオープンテラスのカフェテリアがあります。

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北京の歴史と今を感じ、急速な経済成長と共に勢いのある街のエネルギーを全身で感じることのできる旅でした。街全体がパワースポット。







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