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RENOSYマーケティング戦略(正解データの蓄積と活用)

自己紹介


RENOSYのマーケティング責任者をやっている田吹です。
2児の父親で、都心にカブトムシはいるのか!?を永遠のテーマとし、
日々、息子と港区中の公園や森巡り、罠をしかけたり朝5時に出かけて捕獲対応をしております。
残念ながら今のところ捕まるのはゴキブリだらけで、なかなか、正解データにたどり着けません。

厳しい日差しの中、ついに森で何かを見つけ狙いを定めているところ

私は、福岡県出身で、好きなyoutuberは地元出身の江頭2:50です。あれほど企画力に長けた方だとは思わずギャップに魅了されてます、「エガちゃんねる EGA-CHANNEL」毎日必ず目を通してます。本当にカッコいい50代です。


さて、、自己紹介の前置きはこのくらいで本題に入ります。

私が勤めているGAテクノロジーズ は会社創業9年目でして、
今期1,100億という売上見込み、会員数拡大含め大きな成長をしています。
https://finance.logmi.jp/377350

このGAテクノロジーズは、直近の4年間でなんと、売上が6倍以上も成長しています。

GAテクノロジーズの中で、主力事業として取り組んでいるものが、RENOSYになります。身近なオークションアプリのように、不動産をオンラインで売ったり、買ったりできるサービスの提供を目指しDX化(デジタルトランスフォーメーション)を進めています。

私はこのRENOSYのマーケティング責任者を務めており、これまでマーケティングがどういったことを考え、何を狙って、どう成長させようとしてきたのか、少し紹介します。

RENOSYは、売上を作る方程式としては2つあり、

1つ目は、営業目線での考え方
売上=(A:営業の人員数)×(B:営業マン一人当たり成約数)×(C:販売単価)と定義してます。

2つ目は、サイト目線での考え方
売上=(D:ユーザー数)×(E:成約率(=成約人数➗ユーザー数))×(C:販売単価)と定義してます。

直近の4年間で売上6倍の成長=Aの値は2倍、B×Cの値は3倍以上という
成長が実現された結果、
掛け算でスピード感をもって急成長しました。

この掛け算になるB×Cの値はEの値が変わると比例して変わります。
(E:成約率(=成約人数➗ユーザー数))の値を成長させることを、RENOSYマーケティングとしては取り組んできました。

重要視していること

RENOSYのマーケティングとして、最も重要視しているのはデータです。

過去のデータ収集・分析・活用した上で予測を立てた上で、売上目標を設定しています。
売上予測、目標を決める上で重要となるのは(E:成約率(=成約人数➗ユーザー数)) です。成約率は、大きく2つのアプローチで向上させることができます。

1つ目は、固有の成約率を高める。(例:物件を買おうと考えていなかった ユーザーに、物件を成約していただけるようにする。)

2つ目は、配合比率(Blend)を変える。(例:物件を成約していただける確率の高いユーザー数の比率を上げる。)
理論上、上記のいずれかが達成されると全体の成約率は向上していきます。

1つ目の「固有の成約率を高める。」

サービスを可変なものと捉えてどうユーザーの意向度を高めることができるのか、ここは企業側の最も腕の見せ所でになります。

まずはユーザー側の本質的なニーズを理解し、便益(ベネフィット)は何なのかを特定し、そしてユーザーのニーズと便益(ベネフィット)が満たされるサービスを提供していきます。

(例:ユーザーは住むだけではなく、資産形成にも実は興味をもっていた。資産価値のある物件は住むだけでなく、ユーザー対しては「購入することで、実は資産価値としての便益(ベネフィット)もある」と説明することで、購入に対する利用意向度が高まる。)

次に、顧客ニーズとベネフィットを満たす物件ラインナップ拡充し、マッチング精度高める。結果、「固有の成約率を高める」ことが可能になります。

ここで注意点としてユーザーの目的によって、サービスの内容は異なります。
(例:RENOSYだと「住む」目的で物件を買うユーザーと「投資」目的が買うユーザーは異なるため、提供するサービスは異なります。)

ユーザーのニーズに大きな影響を及ぼす、ベネフィットとサービスの要素が定まりその重みまで見えてくれば、どんな経営資源を、どのぐらい投資すれば、売上が立つのか予測ができるようになってきます。

予測が立てられるようになると、2つ目は、いかにマーケティングとして成約率の高い集合(=セグメント)の人たちに、どれだけ多く知ってもらい、自社サービス来てもらえるか、ここにフォーカスし投資を行っていく形になります。市場の全体数 vs 自社のシェアを明確化し、そのギャップを埋めるアクション、PDCAを行っていくマーケティング活動を行うことで、冒頭で触れた(D:ユーザー数)が増加し、全体の売上が掛け算で伸びていきます。

RENOSYは、売上を作る方程式としては2つあり
1つ目は、営業目線での考え方
売上=(A:営業の人員数)×(B:営業マン一人当たり成約数)×(C:販売単価)と定義してます。
2つ目は、サイト目線での考え方
売上=(D:ユーザー数)×(E:成約率(=成約人数➗ユーザー数))×(C:販売単価)と定義してます。

どうしてもマーケティングとなると、ちょっと小難しい話になりますが、めげずにやっていこうと思います。今後もお付き合いくださいませ。

次回以降テーマ

今後よりさらに深く、RENOSYに関するツイートしていきたいと思います。

RENOSYマーケティングで実践した戦略的ターゲットを設定した考え方
RENOSYマーケティングで実践したユーザーニーズの深い把握と、ベネフィット特定
RENOSYが海外やる理由:「投資」に関するユーザーニーズ、我々が解決する社会課題
RENOSYでDXをやる意義と理由
RENOSYマーケ脳人材の活用事例
RENOSYデータサイエンス脳人材の活用事例
・グローバルエリートがRENOSYで働く理由

データサイエンスの採用を強化しています
▼データアナリシス求人
https://herp.careers/v1/gatech/D5GYAQ6e0V54

▼社員note連載中  RENOSY データ部門 https://note.com/atsunesumi_gt/n/n16c5c7deb8d3?magazine_key=m6f4ec7cc38bd ===================


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田吹@CMO of RENOSY
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