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アクセルを踏むかブレーキを解除するか

いきなり乗り物っぽい見出しにしましたが、わかりやすく例えるとこんな感じなのかなと。

スポーツやるにあたり、筋トレとかインターバルとか、追い込んでパワーアップしていきたくなるじゃないですか。
伸び代、たくさんあると思いますよ。

やってなかったことを始めるのだから、何をしたって成長しますわ。
自己ベストなんてひょいひょい更新されていきますよね。
でもね、ある程度までいくと伸び悩むんですよこれが。

添付のグラフをちょと見てください。
たとえば30代、元のなんもしてない身体のスペックを70%とします。
これは年齢とともに落ちていく一方です。
そこにトレーニングを多少入れて80%としてみますか。
年齢にもよりますけど、40代50代ともなれば基礎的な体力値は下がっていきますよね。
そこへトレーニング積んで、70%⤴️上げていくわけですよ。
ガーミンとかのスポーツウォッチで、コツコツデータを積み上げていくと己の限界てのが見えてきますよね。

僕のフルマラソンの予測タイムは、3時間23分らしいです。
普段のトレーニングを集計してるガーミンさんが言ってるので間違いないですw
けど自己ベストは3時間52分。
もっとトレーニングを厳しくして、追い込んでいけばもっとタイムは上がるかもしれません。

けど追い込めば伸びる「伸び代」を超えてしまった時に発生するのが故障とか怪我ですね。
グラフの手書きの黄色い枠んとこが、持てるスペックを超えた時に現れる「故障やら怪我」ではないのかなと。

ここまで追い込んで故障とか怪我をすると、リカバリーがまた大変ですよね。
なんたって治りの遅くなる年頃。
治療している間はトレーニング禁止とか言われちゃうのですよ。
どんどん落ちていく体力に、以前のスペックを取り戻すのがどれだけ大変か。

とすると考え方を変えていかないと、せっかく鍛え上げた身体が壊れちゃ意味がない。
まずは自分の限界を知り、パワーアップよりもブレーキを解除していくことを学ぶべきなのかなと。
僕で言うならこのフルマラソン約30分の遅れが、ブレーキに相当しているのではないかと。

走り切るパワーはガーミンさんが保証してくれてる。
だけどそんなタイム出ない…それこそがブレーキなんじゃないかと。


スイムでもバイクでも同じだと思うのですが、ランでもやはりフォーム!これが大事かなと。
きちんとしたフォームで走れれば、余計な力も抜けてブレーキを解除出来るようになるのかしら。
スイムなんかキックしてブレーキになってるから、むしろキックしないほうが速かったりするしw

奥が深いですねスポーツって。

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