何となく1万歩計画
「1日1万歩、歩くといい」というのは、前から。それこそ私が子ども頃でも言われていたことのような気がする。
実際、歩くのはいいことなのだろう。特に現代人はスマホやパソコンがあるし、動かない娯楽が沢山ある。その分、歩くことを意識しないといけないのかもしれない。
なんてかっこつけてみたり、大層な理由があるわけではないのだが。何となく1万歩、歩いてみようかなぁと思った。
正直、私は立ち仕事だし、仕事をしていれば何やかんや職場内を歩きまわっているわけで、それだけでも1万歩きているのでは?という気がしないでもない。ただ、仕事柄、スマホやら万歩計やらの持ち込みは禁止なので、仕事中に何歩歩いたかというのはちょっとわからない。自分が何歩歩いたか。目に見える形(仕事以外の計測できる時間)で1万歩を目指してみようかなと、ある日何となく思った。
そんなこんなで、スマホのアプリで計測。何も無い日(職場の往復、保育園の送迎あり)だと、大体1000〜1200歩くらい。プラスで買い物に行けば多くて1700歩くらいになった。カバンの中に入っているスマホの計測がどれだけ正確なのかわからないのだが、買い物中って500歩とか700歩とかくらいしか歩いていないのだろうか…。いちいち数えるわけにもいかないので信じるしかないのだが。
つまり平日に職場以外で1万歩を目指そうと思ったら、普段の行動プラスで9000歩近くが必要になってくるということである。目標の9割。9割余分に歩く。うーん。実現不可能な気がしてくる。
まぁしかし、やらないことにはわからないので、やってみた。家に帰ってからひたすら家の中を歩いてみる。ご飯を作っている間も無駄に足踏みしまくってみる。とにかく歩けるだけ歩き、数字を見ては「まだこのくらいか」と思い、更に歩き。結果、何度目かの挑戦で1万歩を超えることができた。
最初は帰宅後しかやらなかったわけだが、それだとしんどい。少しでも歩数を稼ごうと、朝起きてすぐにスマホをポケットに入れ、一歩も無駄にしない勢いで過ごすと、朝だけで1000歩くらいはいくようになった。それで少し楽になった。
この記事は、2日続けて達成できた記念に書いているものである。正直、足の負担を考えた時にこれを連日続けるのは得策ではないと思うのだが、たまにやってみる分にはいいと思う。人間、やる気があればある程度のことはできるなと思った。目標を達成するために考え、実行する練習にはなったかなぁ。いや、元々そんな練習をしようと思ったわけではなく、ただの思いつきだったのだが。
何となく目標を持ち、何となくそれを達成しようと動いてみる。日常生活を楽しむうえで、こういうのもいいのかもなぁと思った。また何か思いついたらやってみよう。
ではまた明日。