メキシコの花ダリアと有機花農家four peas flowers
メキシコの国花がダリアであることは、実は日本ではあまり知られていないのかな?とふと思いました。古代アステカ時代から栽培されていたのではないかと言われている歴史あるこの花は、植民地時代にヨーロッパに渡り、今では世界中に品種が2-3万くらい存在するそうです。
同じダリアでも、色や形によって花言葉が異なったり、古代アステカの人たちはダリアの球根を食していたとか、調べれば調べるほど奥の深いこの花。ダリアに纏わる興味深い話の数々はこちらのサイトからご覧いただけます。
さて、10月18日(水)から長野県立科町のGoji Goji sobockle さんで開催させていただく、トレンサの「メキシコ 日々 手しごと」展では、神奈川県藤野にある有機花農家のfour peas flowersさんが育てられたダリアを展示スペースに飾らせていただくことになりました。
この時期、季節的にもうお花が無いかもしれないと事前に聞いていたのですが、わがままを言って、ダメもとでぎりぎりまで待たせていただいたのです。すると、数日前になんとか間に合いそうという嬉しいご連絡が。本当にお花の生命力とfour peas flowersさんのお気持ちに感謝しかありません。
トレンサのロゴやタグのデザインを担当してくれているデザイナーの友人の紹介で(彼女はfour peasさんの冊子やサイトのデザイン等も手がけている)、数年前に知り合ったfour peas flowersさん。コロナ禍中のお花のデリバリーサービスで届いた、カラフルではあるけれど、落ち着いた優しい色合いのダリアたちに癒され、そしてどこか励まされ、家時間を豊かにしていただいていました。
オーナーの新井聡子さんはアメリカ育ち。スローフラワーという考え方を基に、サステナブルな花農業を実践されています。また、メキシコにもとても関心がある方で、彼女のご実家も我が家のすぐそばというのも不思議なご縁。
実は、今回のイベントのためにメキシコのオアハカでかご職人の方に作っていただいたトレンサの特注のショルダーかごは、four peas flowersさんのダリアなどの草花を入れたイメージを膨らませて、サイズや形を考え、制作を進めた背景があるのです。
元々このカゴの原型は、メキシコの先住民族の方々が畑仕事等で使われているものです。その姿を見た時のなんというか美しさというか、格好良さというか、なんとも言えない魅力に心を奪われ、日本でも畑仕事や庭仕事は勿論、インテリアや生活の道具としても取り入れられたら素敵だないう思いがずっと頭の中にあったのです。
ですので、余計に今回のイベントで、イメージモデルでもあるfour peas flowersさんのダリアをご用意していただけることに感謝と嬉しさでいっぱいです。会場にどんな風に飾ろうかな?と今からとてもワクワクしています。
ちなみにfour peas flowersさんはダリア以外にも多様な草花を育ててらっしゃいます。また、メキシコの死者の日の花としても有名なセンパスチル(黄色い大ぶりのマリーゴールド)も、聡子さんがわざわざ海外から種を取り寄せ育てあげたもの。もう、写真を見るだけでうっとりですね。他にも素敵なお花がいっぱいのfour peas flowersさんのインスタグラムや、魅力的なご活動の様子が見れる下の記事などを是非チェックしてみてください。
それでは、会場で素敵なダリアたちと共にお待ちしております。
「メキシコ 日々手しごと」展
2023.10.18(Wed) - 21(Sat)
10:30-16:00
Goji Goji sobockle (Gojiの間)にて
〒384-2211 長野県北佐久郡立科町茂田井2403
※イベントの詳細です↓
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