おっぱい山の要害山と聖武連山(山梨県)
登山日:12月12日
今回は里山歩きです。
要害山(ようがいやま)から聖武連山(しょうむれやま)へ落ち葉を踏んで歩く、初冬の日だまりハイクに行ってきました。低山シリーズではすっかりお馴染みになった山梨県上野原です。山梨県といっても神奈川県と東京都の県境近辺になります。
最初に登るのは要害山です。別名「おっぱい山」と言われております、同名の山は全国にたくさんありますが、この山はまさに名前通りの外見です。
山頂に一本だけある大木が効果的なビジュアル感を醸し出していました♡。あまりのリアルさに「誰かが意図的に植えたのでは?」と思ってしまうほどです。
山頂は城跡で戦国時代は県境における最大級の山城が築かれていたそうです。その要害山から始まるコースは小さな山の集合体ですので縦走すると9つのピークが続きます。そのたびに上り下りも続くので大変です。ロープもありで結構ハードです。低山ながら山の魅力がすべて揃った登りがいのあるコースです。昨日まで曇りの予報で「雨が降らなければいいな」と思って出かけたのですが予想に反して富士山がきれいに見える晴天でした。要害山~風の神様~コヤシロ山~実成山~尾続山からは眺望も素晴らしくコロナ禍の中で元気をもらいました。
一度、尾続地区に下山して、観光用に作ったのか真新しい吊橋を渡り、聖武連山に向かいます。国土地理院地図にも登山道の記載がありませんが、西と東に登山道があり「東は激しい急登なので登りに使って西から降りる」などをネットで見かけますが、西が緩やかなら西だけのピストンにすれば良いのでは?と思いピストンにしましたが正解でした。おそらく山頂にある電波塔の順回路として整備されているのかもしれませんね。山頂からの眺望は素晴らしく、今回のコースはいずれも眺望が素晴らしいので天気が良くて空気がすんでいる季節がおすすめですね。帰りは尾続バス停から上野原駅まで戻り解散しました。