one hundred years and a day, - 2024.3
3月8日(金)
稼働前に英会話。まだ聞き取れないしチャットに入力してもらわないとわからないけれど結構話せたし思いのほか盛り上がった。ジェネレータの質問も絶妙で、まさか佐川のお兄さんにチョコを渡した話をここで思い出すことになると思わなかったわ。あとはデザートの話、バナナQというのを教えてくれたからまるごとバナナをご紹介。最近読んだ本はリアルに「ガザとは何か」と言ってみたけどちょっと空気が重くなりここではふさわしくなかったか。
B社から早速面談してくれるとの連絡が。ダメもと精神で、でも最善は尽くす。
3月9日(土)
久しぶりに土曜朝のABC。柴崎さんのあたらしい文庫は読んでみたくて買うとは決めてたけど古賀及子さんの日記ぽいエッセイもおもしろくて、あと安西水丸の本も絵に魅かれて買う。「ゲンロン」に未映子川上の名前があったから見てみたらエッセイ、やっぱりなんでもない内容ではあるけれどもすっと入ってくる文体、好き。出てきた武田百合子の「日日雑記」気になって売ってたから迷ったけど今日は買わず。前に古本で仕入れてた気がする。
3月10日(日)
鼻水が止まらない、花粉症の薬まだあったっけ、と思ったけどとっくに捨てていた。昨年一昨年はあまり感じなかったんだよね、単純に今年は花粉が多いってことなのか。家の中にいてもくしゃみがうるさそう、本も読みたいしタリーズへ。集中できるかわからないけど。
今日はたまに見かけるおばさん、店を出る時にありがとうございました、と放っていくおばさん、が近くに座った。荷物多くなんとなく落ち着きがない感じで気になる。手紙など書いている様子。30分ほどしていよいよ席を立つようだ、今日はわりと空いていて静かだがーーいつも以上に気合の入ったお礼だった。店員も聞こえてるはずだけどとくに反応せず。
ヨーカドーではいつもの鶏みそおにぎりと菜の花大葉バジルなど香味野菜が食べたくて。春らしいね。帰ってごはん食べながらリハック、野村教授の宇宙理論の回流す。ただ数式とかわかって頭良くても、ロマンとか想像力豊かじゃないと理解できないんだろうなと思う。われわれは星のかけらでできてるなんてさ、出来すぎだ。
パンを切っていて包丁で右手の人差し指を切ってしまう。絆創膏貼ったらTouch ID使えんやん。
3月11日(月)
ZINEが届く。用紙はキンマリにしてみた。ほんとに文庫本みたいできれい、ちょっと照れる。内容も引き締まって感じるから不思議。
今日も暖かい。あいみょんと会う春。いい天気で気持ち良い。天の気持ち、天の気分か、縁起が良いこと。
「百年と一日」を読む。時間の流れ。前に読んだ「わたしがいなかった街で」も時間と、現在と過去の出来事をめぐる感じで。ときどき同級生に似た人を見かけることがあって、もう20年とか前なのに見た目服装同じはずないのにその当時のままいるわけないのにね。時間と記憶。
3月13日(水)
昨日集中してつかれてたのかぐっすり寝た感じ。そして寝坊。ナチュラルに英会話タイムトライアルすっぽかしてる。今日のBGMはレイチェルにした。NHKworldは面白いけど日本人のキャスターの英語、キャスターによっては勉強にはよくなさそうにも思う。いやみなさんすごいです、おそらくすごい勉強量。
お昼は期限の切れた備蓄のカップラーメン。久しぶりに食べるとこれがちょっと美味しい。時間は短めにして麺硬めだと美味しいんだなと思ったけど次食べる時には忘れてそう。夜は久しぶりかもしれない、きちんとお味噌汁を作ったよ。
3月14日(木)
起きてゴミ出しついでにファミリーマート。今日はたまに見かけたことのあるコミュ力異常に高いお兄さん、ちょうど外国の人がお会計していて変なテンションで英語で話しかけていた。welcome to Japan! けど英会話ってそういうことなんだよな、上手いとかじゃなくコミュニケーション、私も流れで参加して何か声かけてみようかなとか思ってできるわけなく。少し楽しい気分になったから良き。
エクセルシオールで「百年と一日」、今日の舞台は一時間に3本各停しか止まらない駅、が見える空き地。すごいこんな事実だけの描写でもう空気がわかる、感じ取れる、すぐ越後川口の駅に変換された。わたしの記憶にあるからってだけかもしれないけど。時間の流れがすぐに当時にもっていかれる感じ。手をつけられてなかった面談対策もせねばと二年前の転職の時のスプレッドシートを掘り起こす。大きくスタンスなどは変わっていなくて。そんなに急に成長しないのもわかるほどにはもう大人。
3月15日(金)
ルート間違えて墨堤通りまで来た。平日午前、さすがに歩いている大人もいない。クラムボンは春の始まりにはとても良い。”どこへだって行けるよきっと”そう東京はどこか目的地というかゴールのようなところがあるけれども本当はここからどこへでも行ける、って思わせてくれるところでもあるのだよな。
浅草のドトールで読書。今日の「百年と一日」は戦争と街の開発の景色から。現実の未来になるのかなってしまうのか、ただ怖がるだけで未来から振り返ることはできるのだろうか、景色ではなくて”振り返るということができる”未来はあるのかということよ。からの、埠頭の再開発によってできたリゾートホテルのきらめき、その落差、これが現実で同じ世界。
約4時間、意外と飽きずに読書。ときどき本読むだけの時間に身を置くのとても良い。
3月16日(土)
左向きで寝た方が良いとツイッタで見て左向きで寝た。今日も流していた動画から誰か夢に出てきた記憶があるけれど思い出せない。
掃除しながら今日の動きを考える。ぼーっとしてると考えるのは来週に迫った面談。面談まで2週間は長いな、と思ったけど単純に準備とかキャリアのこといろいろ考えたり絶妙な期間で、何か意図がありそう。
今日も一時間歩きたい。浅草方面をぐるっと歩いてドトールで本読もう。しかし目がかゆい、鼻水くしゃみも「歩くのに」集中できない。暑くて脱いだコートは手に持ってるとポケットは逃げるしいらいらして、そう考えると暑さ、花粉、雨、本当に気持ちよく歩いて楽しめる期間て結構限られているのかもしれなくて。今日もヨーカドーの鶏みそおにぎり食べながら、午後はようやくZINEの製本に着手。
3月17日(日)
1週間ぶりに英会話やり、予定までタリーズで読書。今日も「百年と一日」。保育園くらいの頃、実家の裏の家に、ドアの郵便受けから外へ向けてチョコを差し出してくれる人がいたのを思い出す。あれは本当だったんだろうかと今でも思ってしまうほどいつ思い出しても不思議。あとこれはわりと幸せな記憶としてあるけど、「夕方帰ってきて西日の当たる台所で、夕飯の支度の前にスティックパンを食べている母」。”ファミリーツリー”という章が合間あいまにあるけど、時間、記憶って結局、家族だなぁと。読んでるといろいろ思い出す。自分の記憶ばかり思い出して、一つ前の章がどんな内容だったか覚えていない。
浅草橋のシモジマでまきこちゃんと合流。当日必要なものなど見て回り、近くのコメダで打ち合わせ。ディスプレイなどいろいろアイデアが出てきたようで、ありがたくおまかせする。秋葉原に向かって歩きつつ、移転後まだ訪問できてなかった書肆スーベニアへ寄る。すごく丁寧な仕事と本への愛を感じる。
3月20日(水)
昨日はもう歩いてた時間にまだベッドの中。祝日だから今日は時短で、朝からスタバ決行。ワッフルにソイラテ、トールサイズで脂質爆上げ。
ツイッタもくだらないし、B社のサイトでも見るかーと「デザイナーの4タイプ」という記事みてみたら、めたくた面白い。全部わかるし全部当てはまらない、状況によってバランスとってるんだな。逆に飛び抜けてないとも言える。今後のキャリアを考えてマネジメントの経験なども、なんてもっともらしいこと考えたけど「マネジメントされたいと思ってない」っての、私もそうじゃん、されたくなかったから、管理されるのがイヤだったから今みたいな動き方選んでるのに、都合がいいこと。これぞ言語化、な記事。
夜はPCから離れて編み物。ブランケットもあと少し。ずれたところもよしなに調整していい感じと思ってるけど広げた時どうだろうかウールのブランケット。もう春になる。
3月21日(木)
朝から緊張感ある日は部屋着もたたんでいつもより丁寧になる。ゴミ出しに外出たら相変わらず風強く、気が滅入る。ミーティング中、大きめの地震。揺れ始めてからiPhoneの警報が鳴る。みんな割と落ち着いている。一番早いニュースはやっぱりウェザーニュースかなとYouTube開く。前に登録解除していたけどまた登録しておいた方がいいな。午前のうちにやること済ませて、13時からいよいよ面談。しっかり経歴とかまとめたけど、的外れ。制作物の話が中心。まぁそうだよね、温度感全然つかめてなかった。20分で終了、歩きに出る。2週間は良い時間かもと思ったけど私には妄想がふくらみすぎて逆にマイナスだった。何度振り返ってもロジカルな話し方でなどあるわけがなく、うまく伝わっている気がしない。
午後になっても風強く、向かい風に心折れて引き返す。向上心は、割とある方だけれど。変わらずひとりで、この感性で、考えたことやっていくしか、その方が結局合っている気もする。
脱成長万歳。
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