いよいよ校長面談!
とうとう、、その日が来ました。。
校長面談!!
ネット上ではホームスクーリングを選ぶ際に担任はもちろん校長からも圧を書けられたり、そもそも不登校とは本来学校にみんな行かなくてはならないというのが大前提としてるところがほとんどで、方針としても学校に戻させることを軸に話を進めて行くことがほとんどだとか。
が、もう一度おさらいしておくと我が家はハッピー不登校なのです。
学校そのものが嫌いなのではない。友達も好き。先生も好き。でも芸術や音楽が大好きなTAMIには自分の時間が足りなくてストレスになっている。また、皆と合わせることで勉強が嫌いになる要素なども親子共々感じている。この学校が、、というより日本の教育のシステムが合わないから、ホームスクーリングを選びたい。それになんなら学校と連携を取りながらやりたいし、応援して欲しい! というような希望なのです。
それなりに何言われても良いように、闘志モード?も持ちつつも、なんとなーーく私の謎の引き寄せ効果でハッピーなディスカッションで終わるのでは???とも考えながら校長室へ。。。雰囲気は柔らかい感じの校長先生です。若いし。。(おそらく50代後半かな?)
まずは上記のような希望を伝えるところから。。
すると「やはりゆくゆくは学校に来れるように仕向けて行くという方向にしたいのですが、どうですか?」と聞かれたので
「彼女が希望すれば行かせますが、こちらが仕向けていくつもりはありません。」
と。。
また、「学校はいろんなことを学べるから、たくさんの選択肢から将来を考えていけるが、音楽や芸術を中心に学んでしまうとその選択肢がなくなる、、そのような腹は括っていますか?」と聞かれました。
おっと!!!そこは音楽家として黙ってられないところだぜ、、、ということで、学校嫌いで美術と音楽以外オール2とか常連でタバコ吸ってバイク乗って停学にもなった私が、のちに20歳から音楽を極めるために、勉強の必要性を感じ、活字を読むところからスタートし、本の虫になり、いまでは中学生から60歳までの方々が私から学びを請いにきてくださっているし、それに今もまだ学び続けているし、音楽の枠を超え仕事を作り、世間様に喜んでいただいていること、、。。要するにモンテッソーリやサドベリー、イエナプランなどの軸である主体的な学びこそ本当の学びであるし、それがたとえ何歳であろうと、どんなジャンルであろうと、探究心にさえ火がつけば人は学び進化することができる。。。大事なのは、その火がいつでも付くよう、子供を普通という箱に押し込まず、自由に選べる環境を与えてあげることでは??というお話ししました。(ブワーーーーーーっと。)
校長「なるほど、、確かにお母様のコミュニケーション能力の高さから、勉強されているのがよくわかります。。。
え?ん??褒められてる?w
「では腹は括られているということで、、、」
ただここから面白いんです!
法律的には特段の理由がない限りホームスクーリングは認められないとされていると。。
これ、面白くないですか?
特段の理由というのは、
いじめ、家庭のネガティブな事情、精神的、身体的な理由、、、など
そう、特段の理由とはネガティブでないといけないのです!!!
だからハッピー不登校なんてのは特段の理由じゃないと、。。笑
いやいや、、ツッコミどころ満載ですよね。。
また、特段の理由なく学校に行かないと、確実に虐待を懸念して調査が入ると。。。
なので、アメリカのようにホームスクーリング申請というものはないので、学校としては ”はいOK” とは言えないので、表面的には休みの多い子、、という感じで、できれば毎週一回なのか、図工だけなのか、音楽だけなのか、とにかく学校に来て欲しいと。。。
これに関してはむしろ、学校は地域の一部でもありますし、私もホームスクーリングを進める上で素人なので、当初から学校と連携するハイブリッドスクーリングが理想なので、TAMIもそれを希望しているのでぜひそうさせていただきたい、、と話しました。
後は諸々給食代、PTA会費などをどうするか、、などを話し合い、(給食は行った日だけ後日支払い、PTAは学校イベントに参加する可能性はあるので引き続き払わせていただくことになりそうです)
最後は、海外の教育についてディスカッションをする中で、得意の目上の方に困らせる質問をしちゃう私。。。
私「校長先生の理想はどのような教育ですか?理想です、理想!!」
校長「えー!?私ですか。。。」
私「はい、法律とか一切に気にせず。」
校長「それは、、やはりそれぞれが自由に選択できる教育です!」
人それぞれ個性は違うと思うので、家庭で学ぶ方、学校で学ぶ方、いろんな形があってもいいと思う。。と。。
わおーーーー!校長!!!
ちょっと話がずれますが、私の仕事の一つであるシンプルライフコーチングでは、自分のミッションに沿わないことをやるからこそ人は苦しむ、、だからコーチングでミッションが見つかったからには人生のあらゆる試練をミッションに則って選んで行きましょうよ!ということをお話しするのですが、、
やはり当然のように学校の先生も自分の考えやミッションとそぐわない場所だとわかっていてもその場所にい続けるのですね。もちろんその場を進化させるためにいらっしゃる方も少なくはないのかもしれませんが。
校長は後者であることを信じて、。。。
さて、、最後は私と主人の仕事について質問してくださったので、私の信念があるからこそ、こういう教育を求めているんだ、、、などもお話しして行くうちに、音楽の授業にきてください、体育館で公演して欲しい!など、面白い展開へ、、。。
私のできることを生かして教育に少しでも携われるなら、なんでもやります!って感じです。。
そんな感じで、全く闘志モードは使われず、とってもハッピーで前向きなディスカッションとなりました。
んーー。。、これはホームスクーラーを考えている方や、不登校を認めてあげたい、、という親御さんへちょろっとでも参考になればと思うのですが、、
やっぱり自分たちの考えに自信を持って、先生方とお話しすることが一番大切だと思いますし、それは間違いじゃないんだな、、って確信しております。
渋谷で言うところの、、VIBESっていうやつです。振動。。波動。。
いや、別にスピリチャルな話とかでもなく、、どんな理由があっても子供を認めてあげて、家族は前向き進んでけば、他の方にも良いVIBESで伝わるはずなんです。
教育問題は各家庭の問題ではなく、地域、日本、世界の問題です。
だからこそ、違和感を感じた自分も、それを肌で感じて教えてくれた子供の勇気を各家庭におさめず、まずは学校、そして地域、社会へ伝えて行くことも大切だと思います。
そのためにも決してネガティブにではなくハッピーなVIBESで!!
帰り際、担任の先生が夏に育ててきた朝顔を使って今後どんなことをして行くのか、お話してくださり、最後は「学校には遠慮せずにいつでも来てください、みんなも喜びますから、、、」と、、心から言ってくださってる。。。とても愛を感じ少しうるっときてしまいました。。
追記その後、無事ホームスクーラーになったTAMIと家族のことは以下のマガジンへ
入学前の準備、学校探し、そして不登校までの話はこちら↓
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