いい病院
先日の会社の健康診断で、
両側視神経乳頭陥凹の疑いがあるとの事で
朝、ネットで調べて評判のいい眼科に行った。
なるほど、先生も看護師さんも受付の方も皆さん
落ち着いていて、心から安心してお願いできる
話し方やお顔をしていた。
検査のため、瞳孔を開く目薬を点眼し、
40分ほど待合室で読書しながら検査を待つ。
私の他にも患者さんが数人いたが、
待合室にも心地よい空気が流れていて、
40分はあっという間だった。
この心地よさってどこから来るのかな、
と院内を見渡しながら考える。
院内は診療室、待合室だけでなく、トイレの中も
もちろん清潔にされていて、どこにいても
気持ちがよかった。
きっと、毎日、丁寧に清掃されているのだろう。
それから、みなさん、患者さんに対して、とても優しい接し方をしてくださる。
眼の検査の際、先輩看護師さんが
おそらく新人さんらしき看護師さんに、
色々やり方を教えていたのだが、
その伝え方も優しく丁寧で、
目の前の患者の私も、勝手に微笑ましい気持ちになっていた。
先輩ステキ!って頭の中で言ってみたり。
さて、検査の結果、
わたしの眼はそれほど問題はないが、
念のため、2ヶ月後にもう一回別の検査をするとの説明を受け、病院を後にした。
帰り道、両親の顔が浮かぶ。
姉の話では、父のかかりつけの病院の先生が
紹介してくれた、老人性鬱を診てくれる他の病院の先生が、父や付き添いの姉に対して、いつも上からの態度で、何か質問すると嫌な顔をするのだとか。
それを、姉がかかりつけの先生に相談したところ、
『そんなの知りませんよ。そこしか紹介できないからね。』と半分、キレ気味に言われたという話を思い出す。
姉は、あんな病院に父を連れて行きたくないと怒って話していた。私も同じ意見だ。
しかし、実家がある田舎の病院の数は、決して多くない。正直、あまり選べないのだ。
かといって、家から遠い病院だと、両親は通院が億劫だと言っている。
私もネットで、実家近くの病院をよく検索するのだが、全て鵜呑みにしないにしても、患者の評価が低い病院ばかり。評価3未満が多い。
今日、自分が、とてもいい病院に出会えたことで、
両親にも、いい先生に診てもらいたいのに
とモヤモヤしてしまった。
検査が終わってから、
姉妹LINEで検査の報告。
両親のことについても色々相談。
その後、疲れたのか、1時間くらい昼寝してしまった。
ふー。
目を覚ますと、
キャットツリーの上にいる猫と目が合った。
あなたがいて良かった。
ありがとうね、と猫に言った。
ではでは、今夜も冷えますね。
あたたかくして平和な夜をお過ごし下さい^^