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FCP X(ファイナルカットプロ)をおすすめする5つの理由とおすすめしない5つの理由 その3(おすすめしないほう)
Final Cut Pro Xをおすすめしない5つの理由!
1. ランニングコストがかからないといっても・・・
2. Render Filesがすぐたまる
3. Original Mediaをどうするか問題
4. トランジションにクセがある!
5. 使っている人が周りにいない場合も
手のひらを返すようですが、物事は何でも良い面と悪い面があります😅
僕が実際に使っていて「これ困るな〜」と思った点をご紹介します。
最新バージョンはそれなりのスペックが必要
AppleのサイトでFCPXの「最低システム条件」を調べてみましょう!
https://www.apple.com/jp/final-cut-pro/specs/
こんな条件が書かれています。
・macOS 10.14.6以降
・4GBのRAM(4K編集、3Dタイトル、360°ビデオ編集用には8GBを推奨)
・Metalに対応するグラフィックカード
・4K編集、3Dタイトル、360°ビデオ編集用には1GBのVRAMを推奨1
・3.8GBのディスク空き容量
macOS 10.14.6とは2018年9月にリリースされたmacOS Mojaveの最終アップデート版です。2番目に新しいOSです(2020年8月現在)。
クリエイターさんたちの間では macOSのアップデートって、慎重派が多いんですよね。
毎回不具合があったり、ソフトが対応しなくなることが多いとかで、不安視されているんです。
最近はどうなのかな・・・?
自分は色々と訳合ってmacOS 10.13.6 High Sierraです。
なのでFCPXは1個前のバージョンを入れています。
(そうせざるを得ない。)
まあ、素直にOSを最新状態に保っている方は問題ありません😅
注目して欲しいのは条件の3番目の「Metalに対応するグラフィックカード」
・・・・Metalって何??
Metal というのはAppleのコンピュータグラフィックスAPIで、GPUにほぼ直接にアクセスできるため、グラフィックスのポテンシャルを最大限に活かすことができるんです。
・・・って難しいですね、ま、早い話、古いMacでは使えないんです。
Metalに対応している機種は、iMacではLate 2012 以降、MacBook ProではMid 2012 以降の物です。それより前の機種だと最新バージョンのFCPXは使えない、つまりFCPXのポテンシャルを最大限に活かしきれないんですね。
このように、ソフトウエアは常にバージョンアップしていくので、同時にマシンのスペックも最新に保っていかなくてはいけません。
これはWindows機でも同様でしょう。
ですが、Macの場合は
『詳しくなればなるほど使用するマシンのスペックにこだわりたくなる』
『年代によってハード面も含めたマシンの仕様が異なる』
のが問題なのです!!
いくつか例を上げてみますね。
・最新のmacOSで動作確認できていないアプリがある。
・まだAdobeCS6を使っているが、OSを上げると使用できなくなる可能性がある。
・MacBookPro2015を使っているが、2016からはバタフライキーボードになったので買い換えずにいる。
※2019年末の16インチMacBook Pro以降はMagic Keyboardが採用され続けており、バタフライキーボードは事実上廃止されたようです。
どうでしょう?何となく分かっていただけましたか😅
パッケージ購入といっても、「買ったら終わり」ではないんです。
買った後のメンテも必要、場合によってはコストもかかりますよ、という話です。