12/5(水)
曇りのち晴れ。
暖かい。これはどうした、冬も終わっちゃうのかいボーイ?朝から快調なので、飯を作る。ってこの日記はどうしても飯の話題から入らないといけないのか、俺が朝飯と昼飯と夜飯が好きすぎるのか、とにかく飯の話題ばかりなので困っている。書いているのは俺なのであるわけだから、困っているのであれば、飯の話を書かなければいいだけの事なのだ。結局のところ俺の脳みそは飯に支配されていると言う事なので、それでは家畜の豚同然などと思っていたら岐阜県で豚コレラの感染が見つかり、学校で飼育されていたミニ豚もコレラにかかってしまう恐れありという事で殺処分されたというニュースを聞いた。なんという事であろうか、こんなにも身勝手なことが在っていいのかと憤慨しつつ、豚コレラという病気がどんなものなのかを調べてみた。どうやら人体への感染はないものの、イノシシ科の動物には恐ろしく伝染しやすく致死率も非常に高いというではないか。コレラを放っておくと家畜の全滅もあり得ると言う事だった。そうか、それなら仕方がないよ、現金な俺は豚を食べられなくなることを危惧し、また自分自身を豚などと言っていると殺処分の可能性も考えられるので、家畜同然の豚になることは止めた。豚の悲しみを背負いながら、今日は朝からローストビーフを作る事とした。今日はオーストラリア産の肉で481gで700円というコスパ最強の赤身肉だ。これをどれだけ美味しく出来るかが、腕の見せ所。最近は月に3回はローストビーフを作っているので、まぁまず間違いはないだろうが、481gなら12分30秒くらいでいってみようと思う。500gが12分50秒でレアな感じで肉を食っていると実感できる美味しい出来栄えであったからね、うふふ。玉ねぎを切って玉ねぎに少し、ほんの少しだけ味の素をかける。あとはクレイジーソルトとローズマリーに胡椒(GABANのあらびき)をかける。肉にも味の素以外の調味料をしっかりかける。肉の1%の塩がベストらしいのだが約5gってところ。あとそうだ、チェコのブルノで買ったハーブ塩もかけたんだった。オーブンを予熱にして210℃になるまでは暇なのでレコードの整理をする。Trapped under ice、Seahawks、ジャッキーミットゥーにVivisick、あとMike Slottにハドソンモホークって感じでハードコアとバレアリックにスカとヒップホップっていう俺の人生みたいにごちゃ混ぜのレコードを片付ける。片付け始めると予熱の準備も完了ってんで肉をオーブンにぶち込む。スタートボタンを押したら先ほどまで片付けるために手に取っていたレコードを気が付くと聴いてしまった。俺は片づけをしようとしただけで、決して遊ぼうとしていたわけではない。しかし、ターンテーブルに乗っけちゃったんだから仕方ないよね。そんな感じで6枚もレコードを聴いてしまうと、オーブンから肉を出せとアラームが鳴った。粗熱をとったら肉は冷蔵庫で冷やす。あまり知られているのか分からないが、ローストビーフのような塊肉を調理した後は冷蔵庫で肉を休ませてあげると、格段に美味しくなるのだ。なんかドリップが肉に染みわたるので包丁を入れても肉汁がこぼれず美味しいままカットできると、昔アイルランドでルームシェアしていたアルゼンチン人シェフのフーリオが教えてくれた。それ以来そのやり方を守っているのだが、美味しくないなんて事は今まで一度もない。グラシャス、フーリオ‼
肉を寝かせてる間にコンビニに寄る。ここにもファンがいるだろうから詳細は伏せるが、はじめの一歩の展開がヤバイ。多分だけど、泰平はあれなんだと思う。これ以上は俺の口からは言えないので、各自調べてもらいたい。入念な読書を終えて家に戻り、新作のTシャツを2枚作った。今回も傑作だと自画自賛しつつ、部屋が薬剤臭いので換気をばっちりしつつ、昨日新しく作ったレコードのブログを更新して、ちょっとした野暮用を済ませると夕方5時になっていた。ローストビーフを切ってみると、外側は火が通っており、内側は綺麗な桜色で、まず間違いなく美味い。それに白菜と豆腐の鍋、豚肉と胡桃とキャベツのオイスターソースと赤ワインの炒め物に保存してあった野菜のトマト煮とぬか漬けを準備したら2号も家に帰ってきたので、2人とも風呂に入り飯にした。ご飯を食べながら相棒(シーズン6)を観た。鈴木杏樹が脱獄する2話続きの話で中々に面白かった。その後はNashboro Recordの4枚組のコンピレーションを聴きながら、俺は焼酎を、2号はビールを飲んで気が付くと夜も更けた。なんだろう、超平和。