【卸業者とせどりの方向け】中国OEMとODMとは
こんにちは。
トレジャーコンテンツ・メーカーデザイナーの太田です。
今回は、卸業者とせどりの方は必見の
中国OEMとODMについてお伝えします。
0から商品を企画して製造販売するのは
非常にハードルが高く感じると思います。
そこで卸業者やせどりの方におすすめするのが、
OEMやODMによる商品開発です。
そもそも、OEM・ODMとは?
・OEM(委託製造)
自身で製品の開発を行い、製造・管理を第三者にお願いする。
・ODM(委託設計・製造)
商品の開発から製造まで全てを第三者にお願いする。
つまり、既に工場や製造ノウハウをもった海外企業に
自社製品を作ってもらい、
皆さんが製造輸入販売メーカーとして国内販売を行う。
これが海外OEM・ODMです。
なるほど!これならスグに商品を作れそう!
と思いますよね。
確かに自身で製造設備をもったり、
開発者を雇用しなくて良いといった点では
ハードルが下がります。
しかし、注意も必要です。
海外で製品を作る時、皆さんの予想をはるかに
超える問題やリスクに直面します。
言語が異なることは勿論、
国民性や文化が異なる(不変かつ永遠のテーマ)。
私達が考える、常識、信用といった考えは一切通用しない!
ということを念頭においてください。
私は18年間以上、中国OEMやODMに関わっていますが
この問題が変わることはありませんでした。
どんな失敗があったか。
例えば、
・WEBやメールで色指定したら、完成品の色が全く違う。
・赤色で指定したら、黄色で納品された。
・LEDランプ色がロットごとに全部違う。
・ロゴ印刷が全部ズレている。
・500個注文したのに納品数がたりない。20%近く不良だった!
・製品は正常でも、化粧箱の汚れ、破損で国内販売できない。
・自社で企画した商品なのに工場から他社に販売されていた。
・追加オーダー時に外見が同じでも、中身が全く違っていた。
などなど、、、。
「まさかそんな事ないでしょ!」と思われるかもしれませんが、
これらは非常によく起こる問題です。
時間を割き、お金を払い、
売れない商品が大量に届いてからではもう手遅れです。
どうすれば安全に中国OEM・ODMで商品を作れるの?
大事なポイントは
商品だけでなく、海外取引のノウハウも含めて、
正しい情報と手順を踏んで実践することです。
・取引先は日本とのOEM・ODM経験を持っているか?
・企画商品の製造、輸入、販売に関する知識を、
あなたと、中国取引先の両方が持っているか?
・中国企業や国民性の違いをどの程度熟知しているか?
・不安や分からないまま進めるのではなく、すぐ相談できる人がいるか?
など
OEM・ODMをはじめる前に一度ご相談いただくことをオススメします。
まとめ
【中国OEMとODMとは】
個人で製造工場を持っていなくても、商品を作り輸入販売できる。
正しい情報と手順を踏んで実践しいないと商品化、輸入、販売できないリスクも伴う。
私の自己紹介が弊社webサイトにも掲載されております。
よろしければご覧ください。
https://www.treasurecontent.com/staff/ryuota/
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