家族-Beitの重めの考察-

SideM愛が溢れて課題も忘れて書きまくるシリーズ最終回でございます。(いつのまにか始まっていた)

BeitとはアイドルマスターSideMに登場する私が箱推しするアイドルユニットで、王子様をイメージした正統派アイドルユニットだ。メンバーは鷹城恭二、渡辺みのり、ピエールの3人で、3人はとある商店街でそれぞれコンビニ、花屋、着ぐるみのバイトをしていた。3人は家族のように仲が良く、彼らの歌唱曲の中にも「バイトファミリー」という言葉が出てくるほどだ。

そんな彼らのことを考えていてふと思った。恭二は2人にないものを持っているのでは?それなのに恭二は2人よりも幸福度の低い人生を送っていたのでは?と。

みのりは家族同然だった叔父を亡くしているが、恭二の父親は健在、だが確執によって恭二は家を出ていってしまった。

ピエールには弟がいて、日本に亡命してしまったため会うことは出来ないが、恭二は同じ日本にいる弟のほたるくんになかなか会いに行けていない。

また、ピエールと恭二はどちらも良い家柄であるが、ピエールは亡命しなくてはならなくなり家を離れ、帰ることができないが、恭二は自分の意思で鷹城の家を出て、実家は日本にあるがあまり帰っていない。

ピエールは王位継承権争いのある王国の王子で、「国の人ハッピーじゃない」という発言があるように、内政も日本のように良いとは言えない国で育った。

みのりは日本ではあるが元ヤンキーという荒れた青年時代を過ごした。

一方恭二は、傍から見れば幸せそうな裕福な名家の生まれだが、父親から「出来損ない」、兄から「負け犬」などと否定され、辛い少年時代を過ごした。

このように、恭二は2人が持っていないものを持っていたが、自分から捨てているのだ。

だが、みのりは叔父が亡くしてもアイドルを追いかけるという趣味をみつけたことで、笑顔を取り戻した。

ピエールは辛い王国の事情があっても「いつかみんなが笑顔になれるように」と笑顔の大切さを忘れなかった。

そして、2人が恭二が苦手としていた笑顔が自然と出てくるように導いたのだ。

恭二の笑顔で私が1番好きなのはアニメ8話のピエールのセリフに対する「そうだな」


そこで思ったのは

この3人が出会ったのは運命だ!

ということ。

3人が出会ったことでみのりにとっては弟のような、ピエールにとっては父親か母親のような、恭二にとっては実際の兄弟構成と同じ、兄と弟のような存在を得たのだ。

3人がお互いに自分に無いものを持っていることはきっと彼らも気づいているのだろう。

そんな3人が家族のような絆を育んだのだ。

あ゛〜Beitファミリー...


こうしてみると、「想いはETERNITY」のあの歌詞がより一層胸にしみるのだ。


もしもこの街ですれ違わなくても
僕らは出逢うだろう
何度だって 明日を変えるために


はい。

はいBeitファミリー(語彙力の低下)


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「おいで」








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