キプタムのトレーニング
シカゴマラソンで世界新を更新したキプタム
興味深い記事があったので紹介
1. キプタムの驚異的な成果
ケルビン・キプタムはシカゴマラソンで2時間00分35秒の新世界記録を樹立した。彼の急激な台頭は、わずか1年前にエリウド・キプチョゲが保持していた2時間01分09秒の記録を塗り替える形となった。
2. トレーニングの詳細
彼のトレーニングの量と強度は特筆すべきものであり、以下のような週間スケジュールで行われている。
月曜日: 朝25-28 km、午後12 kmのジョギング
火曜日: トラックセッションまたはファートレック、午後12 kmのジョギング
水曜日: 朝25-28 km、午後12 kmのジョギング
木曜日: マラソンペースでの30-40 kmのラン
金曜日: 朝25-28 km、午後12 kmのジョギング
土曜日: トラックまたは道路でのスプリット、午後のジョギング
日曜日: 高速ペースでの32-40 kmのラン
週間距離に関しては、
キプチョゲは毎週180kmから220kmの間を走っている。
キプタムはそれよりも多く、毎週250kmから280kmの間を走り、時には300km以上を走ることもある。
ロンドンマラソンの準備中には、3週間連続で300km以上を走ったこともある。キプタムのトレーニングのボリュームは非常に大きい。彼は耐久力を鍛えるために多くの時間を費やしている。
3. コーチの懸念とドーピング問題
キプタムのコーチ、ジェルヴェ・ハキジマナは、彼の過酷なトレーニングに懸念を抱いている。キプタムがこのペースを続けると、怪我や燃え尽き症候群のリスクが高まるとの見解だ。また、ケニアのランニング界ではドーピング問題が取り沙汰されているが、キプタムは頻繁にドーピングテストを受けており、彼の清廉さは保証されている。
4. 感想
練習が量が半端ないのがキプタムの特徴。
毎日走っているようだが、自分の体に耳を傾けて、休む必要があると感じたらオフにするらしい。
フルマラソン1時間台の記録が登場するのはまもなくだろう。
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