両国公園は、普通のふりして実は勝海舟の生まれた場所。

画像1 両国周辺をお散歩していて見つけた、ごく普通の公園。ところが奥へ行くと・・・。ここは、勝海舟生誕の地。大きな碑が立っていたよ。壁面には、彼の一生がコンパクトにまとめられた年表が。西郷隆盛との関係も詳しく書かれてた。歴史音痴の私は、彼はなんとなく中国・九州エリア出身かと思っていたので、びっくり。
画像2 ここに座って撮影すれば、インスタ映え間違いなしだね。幕末の熱い血潮を感じる。刀は固定されてて、動かせないようになってるの。コレ、取り外せるタイプだったら、子供たちの格好のおもちゃになっちゃうもんね。園内には、子供もたくさんいたけれどいつも来て見慣れているからか、誰も全然興味を示してないようだったよ。
画像3 由来が説明された碑もあった。平成元年建立みたいだから、結構新しめ。と言っても、もう30年以上は経っているけどね。町には、著名な人の生誕の地がよくあるけれど、道端に石碑がポツンと立っていたり、ボードが掲げられているだけだったりするものも多い中、ちゃんと公園になっているだけでも大切にされてるんだなという思いが伝わってくる。
画像4 こちらをご覧くださいませ。他のエリアは、こんなふうにまったく普通の公園なんです。近所の家族連れが、たくさん訪れて笑い声が絶えない場所。実はすぐ近くに、赤穂浪士に討ち入られちゃった吉良上野介邸だった所や芥川龍之介が通っていた両国小学校にある彼の文学碑など、いきなり観光エリアになってる。だけど、あくまでさりげない感じが良いんです。
画像5 おまけです。大田区は洗足公園エリアに夫婦で眠っている勝海舟の墓。日本全国、果てはアメリカにまで出かけて行った勝海舟、最終的には大好きだった洗足池のそばに葬られて良かったね。遺言にて強く希望したとのことだけど、たしかにとても美しい景色が広がる場所、私も大好き。パワースポットでもあるらしい。両国から洗足池へ、勝海舟に思いを馳せる一日でした。

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