地球一周ってなに? 用件整理と計画の条件
世界一周という言い方が一般的なように思いますが、今回は強く「地球一周」という言い方に拘りました。
世界一周というと200以上ある国のどの程度を周れば良いのか?よく解らなかったからです。
では地球一周と言うと、地球の直径付近を一周すれば達成なのでしょうか?
Wikiよると、どうやら
・地球の赤道に直角に交差するように両極を結ぶ全子午線を横切り同一地点に戻って来るもの
・3万km以上の行程
の2つが用件とのことでした。
南極点周りをさらっと徒歩で一周しても地球一周と言えそうな気がするので、3万kmの縛りがあるようです。
なるほど。
これならばわかりやすい。
早速、地球一周した!と言えそうな用件を満たす行程を計画しましょう。
今回の計画の条件は目的から以下のように設定しました。
1.小学生の娘と一緒だから外務省から渡航勧告が出ていない国
2.小学生の娘と一緒だから僕が何度か行ったことがある都市
3.学校は休まない!夏休み期間中で終わる
4.娘の自由研究につながる
5.各都市で僕がウキウキする初体験ができる
重要:マイルを使い切る!
航空券の条件は、マイルを使い切るという使命を遂行できる、こっそり憧れていたワンワールド世界一周航空券一択です。
本当は他にも選択肢はあったはずですが「JALに沢山乗って貯めたマイルを、ワンワールド世界一周航空券に全部替えて地球一周した!」と言いたいがために、これ以外の方法は考えないようにしました。
この航空券は、様々な制約、条件はあるものの、格安で世界を飛び回れる、とても素敵な商品です。様々な条件を一気に解決する手段としてワンワールド世界一周航空券はベターな選択だと思いこみました。
(次回書きますが、航空券の詳しい諸条件は未だよく理解していません。これは自分で覚えるより、JALグローバルデスクなどの旅行代理業さんに全頼りが吉)
ところで、とても残念なことが発覚しました。2019年、南米を飛ぶラタムエアラインがワンワールドから脱退したとのこと。
なんということでしょう。
娘にエクアドルの美しい青い空と海を観せ、アルゼンチンのステーキを体験させたかった!アメリカを拠点に、南米を別チケットで購入する方法も考えられましたが、今回はワンワールド世界一周航空券一択。諦めることにしました。
スケジュールの条件はどうでしょう。
ある日、娘が学校から地域有志によるキャンプのチラシを持って帰ってきました。実施日は夏休みに入ってすぐの7月後半!これは地球一周の予行演習として最適です!ぜひ参加して頂き、逞しくなってもらいましょう。出発が8月にずれ込んだとしてもこのキャンプは価値あるイベントに思いました。
一応社会人である、僕自身のスケジュールはどのように考えるのでしょうか。もちろん仕事はしていますが、こういうケースにおいては、仕事の隙間を狙うような計画の立て方はしません。
まずスケジュールを立て、それに合わせて仕事を組み、「この期間僕は地球一周しています」と宣言し仲間に助けてもらいます。
これが逆転すると、仕事のために旅行を諦めるという現象が起こってしまうからです。
やりたいことを実現するために仕事をしているのに、仕事のためにやりたいことができなくなっては本末転倒です。
また、今後も仕事をしていくためにも、能力の枯渇へ水を撒く今回の計画はいわば投資です。最優先されなければなりません。
娘のキャンプや僕の優先事項など、丁寧に紐解いた結果、僕らに与えられた猶予は18日だとわかりました。
なんとも中途半端。2週間とも3週間とも言えない。
しかし、マイルの失効は刻一刻と静かに忍び寄ってきています。
僕の能力はどんどん枯渇していきます。
娘もどんどん大きくなります。「お父さんと2人はやだ」と言われるのは、もはや時間の問題です。
今年!この夏しかチャンスはない!
18日間で地球一周する覚悟を決めました。