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18日地球一周の装備=国内2〜3泊向け30ℓ程度のリュックをそれぞれ一つ

今回の主な装備

ワンワールド地球一周航空券を購入したら、いよいよ準備に取り掛かりましょう。

僕には15年以上前に妻に買ってもらった、相棒とも言える大切なスーツケースがあります。
ドイツ製で、最近LVMHと合併したあれです。もう売っていない2輪だし、頑丈ながらも何度も修理に出していて、とても愛着があります。

しかしながら!今回これは置いていきます。
まず、大きいスーツケースは預けなければなりません。預けるとロストバゲッジの可能性が少なからずあります。
今回のようなスタイルで一度でもロストバゲッジしたら致命的です。
帰国まで荷物と追いかけっこすることになります。荷物と当日再会できることは稀なので、荷物が着いた頃には、我々は次の都市に向かっている可能性が高いでしょう。

また、今回はずいぶん歩くことが想定されます。
スーツケースって、空港からホテルまでタクシー移動するとか、荷物を自分で運ばない人に向いているプロダクトだと僕は思います。
ヨーロッパの石畳をガラガラと引きずっている方、多いですよね。
あれって大変。

さらに、ヴェネチア空港からサンマルコ広場まで船で移動したいと思います。船にスーツケースを運ぶのって冒険している感じがしません。
スーツケースを持ったRPGは見たことないことから明らかなように、
冒険はリュック。
出張はスーツケース。
そういうイメージを大切にしましょう。

以上のような理由から、今回の装備はリュックにすることにしました。
娘には前述した地域キャンプ用に買ったリュックがありました。とても軽く、彼女も気に入っています。キッズ仕様で30 ℓです。30 ℓは国内2〜3泊に推奨されるサイズです。我々は地球一周18泊です。

僕は、cote&cielという見た目重視のビジネスリュックしか持っていません。どうしよう。1週間くらい悩みました。
重視はしないながらも見た目は重要です。
「お気に入りの靴を履くと女の子は無敵になれる」のと同様、
「気に入ったリュックを背負うとおじさんは無敵になる」んです。
たぶん。

もっと重要なのは機能性です。
巷には高機能リュックが溢れています。ゴアテックスであったり、超軽量であったり、トランスフォーマーみたいに変形できたり。
でも今回のケースで必要なことはこれらの機能ではありません。

僕がもっとも重要視した機能は、開けやすさ、つまり出し入れです。多くは狭い安宿に泊まるので、コンパクトに出し入れする必要があるからです。リュックでありながら、スーツケースのような開閉を期待しました。

悩み抜いた末、ミステリーランチの2dayアサルトという3方向にジップが開けられるリュックを買いました。
名前にあるようにこのリュックは2〜3泊の突撃に推奨される27ℓのリュックです。突撃はしませんが、それくらいの勢いはあっても良い。
ペイペイ祭りで色々割引できたのも大きな理由の一つです。まさに天の時と言えます。

地球一周18日なのに2~3泊用のリュックで大丈夫なのでしょうか。もちろん大丈夫です。余計なものは一切持ちません。
余計なものとは、例えば調味料や日本食、ゲーム、日焼け止めなど化粧品類、ガイドブック、パジャマなどでしょうか。

念のためのようなものも一切持ちません。
これまで散々旅をしてきましたが、これまで一度も傘を持ったことはありませんでした。雨が降るなど想像しません。

しかし、今回は、先日妻に買ってもらった折り畳み傘を、リュックに収まりが良かったという理由だけで持ってきてしまいました。
この数百グラムが後に命運を分けるかも。
しかし、これくらいの心の贅肉は認めましょう。

国内も海外も究極的にはパスポートとクレジットカードだけ持っていれば平気なはずで、本当は手ぶらで海外を周ってみたいという願望があります。
しかし、今回も残念ながら服も持っていきます。

ユニクロで全く同じ
・ドライポロシャツ4枚
・ドライハーフパンツを2枚
・ドライパンツ4枚
・ドライ靴下4足
を買いました。
娘も全く同じドライTシャツ4枚、ドライハーフパンツ2枚、ドライパンツ4枚、ドライ靴下4足です。
セール中に買ったのでトータル10,000円しませんでした。
まさに天の時。
毎日全く同じ姿で世界を行脚します。

ユニクロの技術力は素晴らしいです。ドライ製品はあっという間に乾くし軽い。
同じ商品にしたのは、服の選択という思考時間を削りたかったからです。スティーブジョブスさんに代表される考え方ですね。
1番良いのは同じ靴下なので洗濯の後に組み合わせに悩む必要がないことだったりもします。

僕らの日程は18日で6カ国です。概ね3日に一回ホテルを移動します。
この4セットをチェックインした時に洗濯すれば、3日に一回洗濯すればこと足ります。

これに加え、機内用パーカーと水着、ドライスラックスを一本入れます。

機内用パーカーは必需品です。機内は大体いつも寒く、これで体調を崩しては元も子もありません。場合によっては捨てても良いジップパーカーが良いでしょう。

プール好きの娘のために水着も必要です。プールがついていないようなホテルばかり泊まりますが、一回くらいは良いホテルに泊まってもバチは当たらないでしょう。

ユニクロのドライスラックスはブロードウェイにいく時に履きます。
日本のノーブル・サビッジとしてTPOをわきまえます。
また、そのためにも襟付きのポロシャツをルーティンにしておくと何かと安心するわけです。
おじさんはTシャツではブロードウェイに入れません。

上記の服に加え、観光用ポシェットとしてユニクロのミレニアム・バーキン。娘の自由研究用のポラロイドとスケッチブック。洗濯紐、洗剤、カロナール、変換ケーブル、僕はPC、娘はIPadを入れれば準備はほとんど終了です。

娘の迷子防止のために、僕の電話番号と各国言語で「ここに電話して」と書いたカードを入れたパスケースも用意しました。

PCは最後まで悩みました。
しかし、リュックにPCアクセスという脇のジップがついていて、これが非常に便利でかっこ良い。空港の荷物検査の度に気持ちが上がるのと、noteを書き始めたので、持ってきて正解だったと思います。


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