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ロンドンヴィンテージライフ June 2024 ~ヴィヴィアン・ウェストウッド展やノルマンディーでのホリデー
少し時間が開いてしまいました!ロンドンにもやっと夏らしい日がやってきましたが、6月は冬なの?と思うくらい寒い日とちょっとあったかい日を行ったり来たり。6月は私にとっては恒例のホリデーシーズンなので、お金を貯めるためにちょっと大人しくしてましたが、日本からのお客様とも会えて楽しい6月でした!
1日 イギリスの夏。
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この日は久々に訪れる東ロンドンのヴィンテージマーケットに買い付け。あったかい日本から帰ったばかりだったのですが、先を歩いていた夏らしい彼女を思わず撮ってしまった1枚。
実はこの時14℃なんですよ!毎年のようにイギリスには夏がないと文句を言ってる私ですが、最近になってようやく気づきました。イギリスに夏は来てる。イギリスの夏は気温が低かろうと、5月過ぎたら夏なんだな…。
2日 フラワーマーケット
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毎月恒例のフラワーマーケット。この写真も夏っぽいですが、これも17℃なんですね〜。とてもじゃないがこの気温では私は半袖は着られない。白人は基礎体温が高いと思われますが、(うちの相方も平熱37℃。私が微熱で37℃あるというと、平熱じゃんと一笑に付されるので非常に気に食わない。)この時期は、ある人はタンクトップきてるかと思えばダウンジャケット着込んでる人もいたりして、みんな着てるものがバラッバラで面白い。
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お花はポピーを購入。6月はピオニー気分で朝から白いピオニーを買う!と意気込んでいたんですが、この花束を見て変更。ポピーなんてお店でも滅多にお目にかからないので。色もサーモンピンクでかわいい。
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シェイクスピアの空騒ぎのチラシ。
6日 買い付けで中部イングランドへ
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新しいオンラインストアがオープンしない間は買い付けを自粛しておりますが、今回は遠くの街へ久々に買い付け。良いものが買えました!買い付けの様子は買い付け日記の方に書きますね!5月のもまだ書いてなかったけど!この日は先日日本で会ったCoconアンティークさんとお茶しつつ。
14日 ナショナルポートレートギャラリー
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ちょっと思い立ってナショナルポートレートギャラリーへ。ふと思い立った時に国宝級美術館に無料で入れるって本当にイギリスのすごいところだと思います。メインの理由はミュージアムショップでディスプレイに使うモノを買う予定だったのですが、案の定なかった…。イギリスのミュージアムショップは本当にオシャレで面白いものがたくさんあるのでお土産にオススメです。
21日 ヴィヴィアン・ウェストウッド展
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オークションハウス、クリスティーズで行われていたヴィヴィアン・ウェストウッド展へ行ってきました。こちらも無料で見られるというところが本当にすごいわ…。ヴィヴィアンというと、80年代ロリータっていうイメージが強いですが、今回のコレクションを見て、ヴィヴィアン本人が着る着こなしがめちゃくちゃかっこよかった。ヴィヴィアン・ウェストウッドのブランドというよりも、本人がかっこいい!特に彼女のメンズライクな着こなしは本当に参考になりました。ああいうふうに歳を取りたいもんだ。
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これもお買い上げ可能なのね…。
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こちらはお世話になっている大阪のヴィンテージショップ、Lilaのオーナーさんと、そのお友達の方と一緒に。そのあと一緒にお茶もさせていただき、明日ロンドン近郊の街であるヴィンテージフェアに行っちゃう?とノリで決定。翌日もご一緒することに。
22日 電車で買い付けへ
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ロンドン近郊の街であるヴィンテージフェアに買い付け。こちらの街は別のマーケットでたまに来ていたことがあるんですが、コロナ以降規模が極端に縮小されて足が遠のいていました。近くに大きなアンティークセンターもあるのですが、これが最近までクローズしていたのがやっとオープンしたとのことで、久々に行ってみようか、どうしよっかな〜と迷っていたところにお二人が興味ある!とのことで行ってみることに。
結果、フェアは思いがけず素敵な出会いがあったので嬉しい。(実はあまり期待はしていなかった)。お二人はお洋服の買い付けでしたが、こちらも良い収穫があったようで紹介した私としてはほっと一安心。
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迷子になりそうなほど大きくて複雑な作りの水車小屋の建物にアンティークがひしめいてます。
焼けたと聞いた時はすごくショックだった。元に戻ってよかった。
帰りに美味しいカフェ発見〜!小さな街にしてはめちゃくちゃオサレなパティスリーで感激。
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25日 ホリデーへ出発!
さてワクワクの6月のホリデー!今回の旅はノルマンディー!念願のジヴェルニーのモネの庭に行くんです!せっかくだからノルマンディーの街も回りたいということで、相方さんに頼んで運転してもらうことに。
渋々運転はしてくれるんだけど(私はペーパーののち免許失効したのでお役に立てない…免許あったとしても怖いから運転したくない笑)パリは絶対に運転したくない、ということで、まずはユーロスターでパリに行ってから電車でルーアンへ行きます。
この日はパリまでの移動のみ。着いたらもう夜で、この日は高校の同級生のうちにお泊まり。私の高校時代からの友人は国際オリンピック委員会で働いているので、今パリに滞在中。高校時代から将来は外国に住みたいね、と言っていた私たちが2人とも海外に住んで今も会ってるって、感慨深いわ。彼からオリンピックの裏話などを色々聞けました。いや〜面白い。
26日 フランス・ノルマンディー地方へ。
友達のうちで一泊した後、電車で一路ルーアンを目指します。ルーアンは有名な歴史上の人物、ジャンヌ・ダルクが処刑された街として有名です。ルーアンはとりあえず最初は通過のみ。ここから車を借りて、まずは海辺の街、オンフルールを目指します。
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オンフルールはかわいい港町で、作曲家、エリック・サティの出身地でもあります。特にサティに興味あったわけじゃないけど、ミュージアムがめちゃくちゃドツボで好みでした。行ってよかった〜!
27日 レイモンド・サヴィニャックを求めて
次の日はオンフルールを拠点に、近くの街を巡ります。まず一つ目はトゥルーヴィル・シュル・メール。ここはレイモンド・サヴィニャックというイラストレーターが住んでいた土地。彼は50−60年代に最も活躍し、フランスでも有名な映画「わんぱく戦争」のポスターや、有名なチョコレートのポスターなどを手掛けました。日本では1990年代後半〜2000年代前半くらいにオシャレな雑貨屋などでよくポスターが売られていて、めちゃくちゃ人気でした。多分絵を見たら、みなさん「見たことある!」と思われるかもしれません。彼の作品だらけのミュージアムがここにある、と聞いてずっと行きたいと思っていた場所でした。
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ところが。ミュージアムは永久閉館。サヴィニャックのグッズはこの街の観光案内所で少し買える程度でした。他に作品が見られるところはなく、街にはサヴィニャックのイラストを使ったウォールアートがあるのですが、それも一部色褪せたり塗りつぶされたりしていて(!)悲しくなりました…。日本ではつい昨年末に東京で大規模な個展があったので、それに行けないならトゥルーヴィルでグッズを買う!って意気込んでたのに…。マジな話、日本の方が人気ありそうだしグッズもありそう…。とにかくめちゃくちゃがっかりしました。
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気を取り直して、次は「フランスの最も美しい村」に入っているブーヴロン・アン・オージュへ。かわいらしい小さな村ですが、ただでさえ小さな村のカフェの一つがホリデーでクローズ。ホリデーシーズンを避けてきたつもりでしたが、この辺りの観光スポットはホリデーシーズンがかきいれどきなので、シーズン前に自分たちがホリデーに出かけていた模様…。それは考え付かなかった…。オンフルールでもそういうお店がちらほらあったので、皆様もお気をつけください。
28日 ノルマンディーの小さな村へ
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オンフルールをでてルーアンに帰ります。その途中でまた「フランスの最も美しい村」の一つ、ル・ベック・エルワンへ。ここには素敵な修道院があります。
29日 ルーアンでの1日
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この日はやっとルーアンで1日観光。かなり大きな街ですが、古い建物も多くてかわいい!ジャンヌ・ダルクについて復習しつつ色々見てまわりました。
30日 ジヴェルニーのお庭とお城と素敵な眺めと
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念願かなってジヴェルニーへ!もんのすごい人でした。印象派のあの素敵なモネの庭で花と池を見ながらゆっくり…なんて甘かった笑。とにかく止まっていられない。人の波が押し寄せてきて常に歩くし常にみんな写真撮ってるし、という感じ。朝早く出たものの、朝10時でこの具合でした。この日は曇りか雨予報だったので青空が見られただけでもラッキーと思おう…。
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モネの庭に行くすがら、対岸の街に素敵なお城を見つけたのでせっかくだから立ち寄ってみました。これはパリからツアーや電車だと中々できない、車の旅ならではの利点。素敵なお城にうっとりですが、規模に反して公開されてるところはほんのちょびっと。理由はなんと、まだ人が住んでるから!こんなお城が家なんて、想像つかないな〜。お城に住むなんて中々日本では想像つきませんが、ヨーロッパではまだ結構いらっしゃいます。
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ルーアンに帰る道すがらもう一つ寄りたかった場所、それはレ・ザンドリ。丘からのセーヌの眺めが素敵!
と、こんな感じのホリデーに、ちょろっとパリも歩きました。パリは7月だったのでまた今度もしくは旅の詳細の話の時に。他の街の話も詳しく書きたいです!待てない方はぜひインスタのストーリーを見てみてくださいね。