スフレ風フリッタータの作り方
フリッタータはイタリア風のオムレツ。ところでオムレツは日本風の焦げ目をつけないスタイルとヨーロッパ風のしっかりと焦げ目をつけた二種類がありますよね。今日、紹介するフリッタータはイタリア風ではなく、日本風。焦げ目をつけずに、繊細に仕上げます。
スフレ風フリッタータ(2個)
卵 1個
生クリーム 30cc
粉チーズ 10g(パルメジャーノレッジャーノかペコリーノロマーノ)
じゃがいも 小1個~1/2個
生クリーム 30cc
クノールチキンブイヨン 少々
トリュフオイル 少々
必要な機材は6cmのセルクル型。色々とテストをした結果、この大きさがベストでした。オーブンを170℃に予熱しておきます。
まずはバター(分量外)を塗ったアルミホイルで底をつくります。
内側はオーブンペーパーでつくります。
長方形に切って、
型の内側に張れば準備完了。この時に型にバターか油を少しつけると紙がくっつくので作業が簡単です。
ジャガイモは小さく7mm角に切って、水からやわらかくなるまで煮ておきます。じゃがいもが主役ではないので入れすぎないように注意。
卵、おろしたての粉チーズ、生クリームを混ぜてアパレイユ(生地)をつくります。
ジャガイモを混ぜ合わせます。チーズが入っているのでイモが沈まないんですね~。
型に流し込んで170℃のオーブンで10分間~12分間焼きます。
そのあいだにソースを作ります。クノールチキンコンソメを1/8個用意します。ほんの少量です。こういうときにクノールチキンコンソメは砕けやすいので便利。クノールは外国に行くとゼリータイプのブイヨンキューブも売っていて便利なのですが……。
生クリームに加えて一煮立ちさせればソースの出来上がり。塩気がもっと欲しければ塩を足しますが、コンソメに塩気が含まれているので必要はないかも。
オムレツが焼き上がりました。表面に生っぽい部分がなければ大丈夫。火を通しすぎると卵がパサつくので注意。中心部分がとろりと溶ける感じが理想です。
器に盛り付けます。盛り付けるときはアルミホイルを剥がして、器に置いてからセルクルを抜きます。
生クリームのソースを敷き、トリュフオイルを香り付けに使いました。
トリュフオイルはこういう時に使うと便利ですね。人工的な香りなので好みが別れるところですが、まあ僕はこれでいいかな、と思っています。ジャガイモとトリュフ、卵とトリュフは相性抜群。そこを生クリームのソースが繋ぎます。イタリアスタイルのフリッタータよりも繊細な味わい。
いつもは誰でも簡単につくれるレシピを紹介していますが、今回はちょっと挑戦レシピですね。とはいえ、味付けも特に必要なく、加熱時間はオーブンに依存しているので、何度か時間を調整すれば完璧に仕上げられるはずです。前菜にどうぞ。
撮影用の食材代として使わせていただきます。高い材料を使うレシピではないですが、サポートしていただけると助かります!