苦手だけど好きなもの。
辛いものは好き。辛そうなもの独特のあのおいしそうな色、匂い!たまらなく食欲がそそられる。
だけど‥私は辛いものが苦手で結局最後は泣きながら食べることになる。それでも食べたくて、お店では注文してしまうんだけれど‥
昔から今まで、おうちカレーはバーモントカレーの甘口一筋。小学校低学年まではみんな甘口だったはずなのに、小学校4年生でのキャンプの時にそれが変わったことが分かった。そのときにみんなで飯盒で作ったカレーは中辛だったからだ。
これが辛すぎて辛すぎて、今でも覚えているほど。みんな「おいしいね」と楽しそうに食べている横で、私は水で中和したり、御飯を増やすなどしてなんとか食べるように頑張った記憶がある。
そんな「バーモントカレー甘口卒業」は我が家にも。私には2歳年下の弟、7歳年下の弟がいるが、徐々に辛口カレーに移行していった。最後には私の分だけルーを入れる前に、カレーの具を分けて甘口。ほかのみんなは辛口。さみしかったなぁ。
カレー自体は好きなので、外食でも今でもよく頼むのだけれど最後はやはり涙目。職場の食堂のカレーも食べられなかった。
そして辛い物の代表格と言えば韓国料理。スンドゥブ、トッポギ、チゲ鍋などおいしいもの尽くし。だけどそのままでは食べられない。
そこで韓国料理を食べる時には、私の中で決まりを作った。家で作るときは、水を規定量の二倍入れる。卵を入れて薄める。そして、外食の時は極力具だけを食べて、汁やたれは食べないということである。
これを守っても、喉が焼けるように痛くなることはたくさんある。だけどそれでもやめられない韓国料理。
ちなみに私の夫は私と逆で辛いもの平気派である。料理にもなんでも唐辛子を大量にかけている。最初はせっかく味付けした料理なのに、意味ないなとがっかりしたりもした。
だけど、むしろ夫だけが食べるお弁当などはむしろ味付けしないでもいいんじゃないかと気が付いた。そこで肉も味なしで、矢板家のものをお弁当に入れてみたところ‥苦情が。。やっぱりそれはそれでだめらしい。妙案だと思ったのにな。辛さと味は違うのね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?