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若猫のがん(リンパ腫)闘病記

前回、愛猫あきたがわずか1歳でがんになったことを書きました。


そして、その余命が
①抗がん剤治療をして平均3か月
②ステロイドのみなら1~3か月
③何もしない(なら1~2週間)

しかないと言われたことも・・・・


僕はその日から抗がん剤治療をお願いしました。

抗がん剤は点滴で入れるタイプで、これから毎週一回、抗がん剤治療をしに通院が必要になるとのこと。

点滴が2~3時間かかるので、午前診で病院に預けて、午後診で迎えに行く形です。できれば等間隔が望ましいと言われ、その日はたまたま月曜だったので「来週から毎週月曜日休まないと・・」と焦ったのを覚えています。※僕の仕事はシフト&フレックスの混合なので、休みの日を事前にあまりきっちり決めていません

抗がん剤の副作用として
・食欲減退
・嘔吐
・白血球の低下
などがあるとのこと。ない猫もいるそうです。

抗がん剤治療の為そのまま猫を病院に預け、慣れないあきたのいない家に一人帰って、会社に休みの調整の連絡と、休めない日の病院への送迎の手配。そしてまずはネットで色々とがんについて調べました。
あきたは病気をしたことがなかったので、そもそも猫の病気そのものから僕は全然知識がありませんでした。

病院で聞いたとおりやはり若猫でのリンパ腫の情報はとても少なく、そしてリンパ腫になった猫の平均余命も聞いたとおりでした。。
もちろん、抗がん剤治療をしながらもがんが寛解して数年生きてくれた猫もたくさんいるようです!

でも、寛解しても必ずいつか再発するようで、そして抗がん剤もいつか抗体ができて効かなくなるそうです。薬を変えても、また抗体ができ・・

あきたはまだ1歳の若猫で体力も食欲もあるし、野良猫出身で元気な体です。きっと一度白血病ウイルスをやっつけた時のように、がんにも負けずに頑張ってくれると信じて、一緒に過ごしています。

あきたを引き取った時、「20年一緒に過ごそう」と思っていたのですが、いまだに「なんか、いけるんちゃうかな?」と思わずにいられません。

でも仕事から帰ってきたときにいつもすぐに来る出迎えがなかったり、朝起きた時に近くに姿が見えなかったりしたら全身の血の気が引いたりと、どこかで何か実感もしているのだなと感じます。

若猫のリンパ腫。
とても稀な例だからこそ、奇跡が起きてほしい。

でもとても稀な例だからこそ、もし同じ立場の人が今後あらわれたら、僕と同じ不安と絶望に目の前が真っ暗になるかと思います。
そんな方に、少しでも生きた情報を提供しよう。

noteという情報媒体で情報発信をしている自分だからこそ、できることがある。そう思い、あきたのことを記事にしました。
本来ここは旅と海外ボランティアのブログなんですが!笑

2022年のGW明けから始まったあきたの闘病生活、その経過。

そしてその費用。
皆さんご存じの通り動物病院は、いくら家族と言っても健康保険適用外の全額自費診療です。

費用、結構エグいです。


その辺の話を、次回以降していこうと思います。


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