【再録】忍ゲキ 配信を見ました

※2022年11月24日にふせったーへ投稿したものの再掲です。
※現場無し・配信のみ視聴。他回のアドリブは参戦された猛者の方々のレポで確認。

12再の配信を2日に1回ペースでリピしていたので「ここに忍ゲキ入れたら1日が48時間ないと足りなくない……?」と思って手を出していなかった忍ゲキ配信、11月中旬の仕事があまりにクソ過ぎたので癒しを求めて購入しました。そう、そのときのわたしはまだ、忍ゲキで得られるものは癒しなどではないということを知らなかったんだ……

良いか、過去のわたし。疲れ切ってしんどくてとにかく癒しが欲しかった過去のわたし。滝夜叉丸大活躍だよ、という前情報を得て、推しの活躍……そっか、キラキラしてる滝夜叉丸見てわたしも元気になろう……とか甘っちょろいこと考えていたわたし、お前だ、よく聞け。
忍ゲキのゲキは、劇薬のゲキだ。

前説とオープニング

(実は本公演内で一番平和かつ心穏やかに見ていられる場面であることをそのときのわたしは知る由もない)
ミュを12再しか知らないのでわたしの中での八方斎がただの茶目っ気あふれる可愛いオジサンである。
そして無駄にかっこよく観劇の際の諸注意を教えてくれる上級生ありがとう全員最高にかっこよくて可愛いです。あと地味に面白いことしてくるのずるいので勘弁してください。謎のイントネーションの文次郎、「上映中の私語やもそ……お控えくもそい」もそがゲシュタルト崩壊しそうな長次、「音が出ないように勝負してください」しれっと勝負させてくる留三郎、みんな好き。あと12再のレポで死ぬほど喋りましたが、わたしは鉄双節棍を完璧にモノにしている留三郎が本当に好きです。
そして後々「ふざけんじゃねえ」と思うようになった注意事項を言ってたのは三木ヱ門でしたね……「本公演に途中休憩はございません!」だめ、頼む、入れろ、こちらの命にかかわるんだ、入れてくれ。
配信初見時は2回15分休憩入れないとみられませんでした。笑いすぎで腹痛と頭痛と喉の痛みを引き起こしてしばらく死んでたので。これほんと、よく現場で過剰な声出しを我慢しないといけなかった皆さん耐えられたなと思う。運営が気づいていないだけで誰か笑いすぎ過呼吸とかで瀕死になってるのでは? 大丈夫ですか?

放課後の上級生の段

まだ平和。視聴前は登場キャラ数的に一番死ぬかなって思ってたんですが平和回でした(その他がやばいともいう)
12再で乱きりしんと絡むのはやっぱり伊作と長次が圧倒的に多かったので、その他の上級生たちと絡むのが見られたのとても嬉しかったです。乱きりしんと並ぶと小平太のデカさが際立って良いな……
「取り扱いには気をつけろ」「はい、火をつけます!」アニメで大好きなやり取り見せてくれたの感謝しかない……ゲキでぜひ厳禁回見たいですお願いしますえらいひと。あとここの、宝禄火矢投げ捨てた後の乱太郎を庇う仙蔵が本当に良かったです。厳禁回もそうなんだけど、なんだかんだ下級生のこと大切にしている仙蔵が好き……12再のときから思ってましたが上級生、特に六年生みんな軽々乱きりしんのこと抱きかかえちゃうので毎度情緒めちゃくちゃにされます。
そして通訳ー!!!!!ありがとうございます本当にありがとうございます絶対見たかったやつ!!!ちょっとかがむ長次と近づくきりちゃん、本当に好き。「まったくもう」「もう少し考えて動きなさい」のとき、通訳だけじゃなくて長次の動きも真似してるきりちゃん可愛すぎる。後ろで「今のは分かった!」ってなってる仙蔵がすごい笑顔で良い。
味噌煮込みうどんのくだり最高でした。後ろでうどん食べる真似してる乱太郎がかわいい、長次方向転換させる仙蔵がかわいいし「もそそそそ……」って文字数数えてる仙蔵もかわいい、少しずつセリフのもそ率が減っていく長次がかわいい、つまりみんなかわいい。最後にハイタッチしていく六年AB型コンビ最高だったのでもっとアニメでの絡みももっとください……
12再ではほぼ絡みがなかったので3次元に降臨しキャットファイト、じゃなかった、ガチ勝負する犬猿を拝むのはこれが初めてだったんですが、3次元の犬猿最高ですね……「お前本当はいくつなんだ」「十五歳だよッ!」で、ああ……そうだ十五歳だったわこいつら……と思うなどした。
ミュのときは上級生たちの中では一番後輩で年下ということもあって、比較的真面目でおとなしめだった四年生が、アニメから抜け出してきたみたいに自由だったの最高でした。綾部の「ちゃんと気づかなきゃダメじゃない」がほんと、アニメそのままで……
そして事前情報どおり、滝夜叉丸マジで滝夜叉丸過ぎて最高でしたね!? 12再初見時に衝撃を受けたので、もう龍人さんの滝夜叉丸が何をやっても驚くまいと思ってたんですが、忍ゲキの滝夜叉丸、一秒ごとに滝夜叉丸を更新していくのでわけがわからない。この世にこんなに滝夜叉丸になれる人間いるんだ……表情、動き、セリフ、イントネーションすべてが滝夜叉丸すぎて……守一郎の塩対応がアニメ以上になるのもわかる。
「アイツの忍び装束をこれでもかってほど洗濯してピンク色に色落ちさせてやる!」洗濯してあげるところが優しさになっちゃってるんだよな三木ヱ門……そのほかの日替わりも「あいつのバラを棘が多いやつに変えてやる!」とか地味で被害の少ない嫌がらせが多かったようで、かわいいな三木ヱ門……となってました。

キラキラの弟子の段

劇薬ひとつめ。12再や放課後の上級生程度で驚いていてはいけなかった。滝夜叉丸の真骨頂はここだった。
単純計算でアニメの倍の長さになっているということは、アニメと同じだけ、アニメに存在していない滝夜叉丸を生み出さなければならないはずなのに、どこまでが台本でどこからがアドリブなのかわからないくらい、すべてが滝夜叉丸として完成されていていっそ怖い。龍人さんってもしかして前世滝夜叉丸だったんですか……?
決して長い話ではないのに密度が濃すぎて、見終わったあと短距離走したレベルで疲れてるし滝夜叉丸を摂取しすぎると空腹感が満たされるというか胸焼けかこれ?みたいな症状が出るということがわかったので、ダイエットしたい方におすすめだと思います。3周くらい見れば1キロくらいは痩せられそう。
そして確実に今回の舞台で一番金がかかってるであろう特殊大道具『池』をほぼ滝夜叉丸専用として制作した公式に並々ならぬ執念を感じました。演出として素晴らしすぎたのでまたどこかで使ってほしい。あと、池にうつる滝夜叉丸、下からの角度でうつっていても美人なのほんとスゲェなと思うと同時にめちゃくちゃ汗かいてて心配になったので、龍人さんはマジで焼肉食べて温泉行って養生してください。
わたしは滝夜叉丸に夢を見過ぎているので、突き抜けたナルシストと自画自賛の後ろに、優しさとか真面目さとか寂しがりな一面が見え隠れしていると信じているんですが、ゲキの滝夜叉丸ほんとわたしが夢見ている滝夜叉丸そのもので困りました。単純にキラキラしすぎててウザいわけでなく、自分から興味が失われそうになった瞬間に呼び止めたり、乱きりしんを気遣ったり(階段のぼるところとかさらっと「危ないからゆっくりおいで」とか言えちゃうし、アドリブ?で乱きりしんが固まっちゃったら「困らせたなすまない!」って全部自分で引き上げてくれる)、ほぼ一人芝居状態になりながらも舞台全部を把握して気を配っているところとか……おかしいな初見時はやばいもの浴びたという印象しかなかったはずなんだが周回するうちに滝夜叉丸を咀嚼できてしまっているぞ……
自分用備忘としてまとめるつもりだったのになんだか収拾がつかない予感がしているのでちょっと切り上げます。細かい箇所で特に好きだったのは、池で乱きりしんを指導した結果「いやもういい、私がうっとぅり~する!」ってなったところで、乱きりしんに対して「退け」じゃなくて「退きなさい」っていう滝夜叉丸です。言葉遣いが綺麗な滝夜叉丸がヘキなので。
あとこれは公式へのアンケートにも書きましたが「輝く人生の送り方」ノートか何かにして売ってほしい。もし商品化されたら2冊買って、1冊は自宅の出窓に飾ってもう1冊は職場でこっそり抽斗に仕込んで、落ち込んだときに眺めることにします。

四年生の絆の段

劇薬ふたつめ。初見時耐えきれなくて休憩取ったのがここです。というかキラキラの弟子の段からぶっ続けで滝夜叉丸オンステージすぎて龍人さんの声帯が心配になりました。さっきも書きましたがほんと、美味しいものたくさん食べてゆっくり休んで、次の滝夜叉丸への英気を養ってください(?)
原作アニメ見返せてないんですけど、座り方もしかしてアニメのままですかね……!? 滝、三木ヱ門、守一郎が胡坐、タカ丸さんが正座、綾部が体育座りした後に足崩してだら~ってなるの、解釈ド一致です。
そして滝夜叉丸チェアのくだり本当にありがとうございます推しがもみくちゃにされるの大好きなおたくは毎回律義に悲鳴を上げました!!! 全滝夜叉丸チェアブロマイドか何かにして円盤特典でつけてほしい。
滝のアドリブが毎回毎回進化していき他の四年生が被弾し続けた結果、ついに舞台上で演技できなくなりつつある(綾部に至っては笑いすぎてセリフが言えなくなってリテイクさせた)というのをレポで拝見していたので楽しみにしてたんですが、ここの滝マジでとても輝いてましたね……滝夜叉丸、アドリブであってもセリフに詰まるイメージがあまりなかったので、こそあど言葉とオノマトペがいきなり増えたあたり結構ぶっつけ本番ノープランアドリブもぶっこんだ感じなんでしょうか。いやすごかったです。ほんとに四年生他キャストの皆さんが次々バラエティ並みの見事な脱落をしていくの見ていてくっそ楽しかったですし、滝の「全員倒してやろうか」が輝きすぎてて、ますます滝夜叉丸好きにならざるを得ませんでした。みんな毎回真顔で芝居続けるのしんどかったんだろうな……三木ヱ門ガチ笑いになっちゃってるし守一郎直接攻撃されてないのに被弾しただけで敗北宣言してるし……
あと、椅子をスルーされたときの滝が怒ってひとりずつ詰め寄るとき、「見てただろ見てただろ見てましたよね見てただろ!?」ってタカ丸さんに対してだけちゃんと敬語なのも萌えました。ほんときみのそういうところが好き……自分でもう1回やらせたのに思いきり被弾して笑っちゃってる綾部かわいい。
「なぜ笑わないんだ笑い上戸のお前が笑わないってそれはそれで私傷つくぞ!?傷ついた私は泣くかもしれんぞいいのか!?」心の底から滝が言いそうなセリフだし絶対ここ真顔でいないといけないはずなのに笑いだす一歩手前になっちゃってる守一郎かわいすぎて困る。きついよな……司くん守一郎並みのゲラだって言われてたしほんときつかっただろうなこの芝居……
あと、この段でちょいちょいタカ丸さんの雄みが出るのも良かったです。ときどき一人称「俺」になっててその度にときめいたし、あと滝夜叉丸チェアのとき(確かリクライニングのとき)、「座って」って滝のこと力づくで座らせててタカ丸さん!?ってなりました。陽春さんのタカ丸さんほんと底知れない雄みがあって好き……
みんなで一斉に今までのやつやろう!のところあまりにも楽しすぎて死ぬほど笑いました。しかし同じことをスローと倍速でやってるだけなのになんでこんな面白いんだろう。あとここの滝のツッコミも最高でした、忍ゲキの滝、ボケとツッコミの二刀流しながら進行も務めてるのほんとすごいな……毎公演エグイくらい体力使ってると思うのでマジで龍人さん温泉行って身体癒してくださいね……?

新学期の通せんぼの段

ありがとう平和回。劇薬と劇薬の間に挟まれている数少ない癒し……乱きりしんがとても頑張っててきゅんきゅんしました。あとミュのときから思ってましたが三人の身長差黄金比で良いですよね。
茶目っ気あふれるおじさんと空気の読める偉い甥っ子たちの可愛いストーリー、延々見てられましたしほんと心穏やかになりました(そう、この後すぐにみっつめの劇薬を浴びせられることになるなどわたしは未だ知る由もない)

予算を減らせ!の段

劇薬みっつめ。二度目の休憩を挟むことになったのがこの段です。ちなみに見終わった後何が起きたのかわからなくなって次の段に行く前にもう1回リピしました。リピしましたがそれでも何が起きていたのかよくわからなかったです(たぶん和貴さんも何が起きたのかわかってなかったと思いますが)
冒頭数分で、台本もらった直後の龍人さんが「かずさん、今回僕たちやばいですよ」って和貴さんに報告しに来た、というい組アフトレポの意味を理解しました。学園長とひとり二役やってる文次郎、動きがうるさくて(褒めてます)これだけで笑わせてくるから狡い。あと最後に上に行った後の文次郎が何をやろうとしていたのか、結局よくわからないまま笑ってたんですけど、これだけはわかる、袋鎗は絶対そうやって使うものじゃない。というかオープニングの諸注意以外で唯一の袋鎗の出番がここなのはそれでいいんだろうか。
ちなみに確認しておきたいんですけどこの段ちゃんと台本存在してるんですよね……? 文次郎ときどき耐えきれなくてマイクに音入らないように息殺して笑ってたけどいったいどこまでが台本でどこからがアドリブなんですか……
留三郎のターン、留三郎がアニメの二割増しくらいでアホの子っぽくなってるの、文次郎の想像の中だからか?とか考えるとそれだけで犬猿愛しいです。勝負は一応全部あっさり文次郎が勝ってるし(文次郎の想像の中の六年生たちのうち、辛うじて思ったとおりに動いてくれたほぼ唯一の例ですね)(ただ、勝ってはいるはずなのに全体的に文次郎の負けっぽいのはなんでだろう)
この後の勝負のくだり全部好きなんですけど客席と絡んだ留三郎が「そこの滝夜叉丸が好きそうな服を着ている貴方」って言ったところと、手を叩くのやり直しさせた後の文次郎が「貴方は悪くない!貴方は味方だ!」って言ってたところが特に好きです。絡んでもらえた幸運なお客さんいったいどんな服着てたんだろうな……
仙蔵のターン、面白いことを全部あの美しい真顔でやるの本当にずるいと思います。出だしの洗濯から好き。「完璧完璧完璧だっ、洗濯物も完璧だっ」可愛いな! ちなみに生首フィギュアは小道具になると思ってたのでまさかの曇鬼大フィーバーでひきつけ起こすかと思うくらい笑いました。「そんなツッコミづらいものを連れてくるなぁっ!」ほんとにな!?
生首フィギュアをレシーブ(?)する文次郎が小声で「先輩すみません」って言ってたのめちゃくちゃ萌えた。だからどこまで台本なんだよこれ。
このあとの謎過ぎる仙蔵思い出の鍛錬?のくだり、「(曇鬼が的にされてたのを)見てたぞ俺は!?」って言いながら1回ハケた(逃げた?)文次郎が「敵しかいない!!」って半泣きで戻ってきたのあまりにも可愛すぎてたまりませんでした。裏で何されたのきみ。というか何度も言うけどこれ台本見せていただきたい、本当はどういう演出でどういう流れだったんのか教えてくれ。ちなみにこのくだりで一番好きなのは、的にしようと文次郎を呼び寄せた仙蔵の、「おいまげ」「お前もまげじゃねえか」「手入れが違ァうッ!」です。たぶんアニメのどこかで仙蔵使うと思うこのツッコミ。死ぬほど笑った。このあと曇鬼に続いて的にさせられた文次郎が「俺動いてないよな?」「俺のそろばん使うなよ」って小声でぼやいてたのも可愛かったし、好き勝手舞台荒らしまくった仙蔵が無理やり本来の流れに戻したときに文次郎が思いっきり仙蔵の肩殴ったの見て、ああ……たぶんこれ全部予定になかったんだろうな……大変だったね文次郎……ってなりました。話進めすぎだろ!って言ってたけどここは本当は何をするはずだったんだ。
「あれは俺の想像の仙蔵だ、本当の仙蔵は優しいやつなんだ……」いや文次郎、12再とゲキしか浴びてないわたしでもなんとなくわかるよ、アニメの仙蔵はもう少し理性があるかもしれないけどゆもぞうはたぶんほとんど素だよ。
小平太のターンを一言で言うならモニカとケンタウロスだと思います。意味が分からん。「跳び箱になりたいんだ」意味が分からん。「文次郎……私をやってくれ」意味が分からん。「中にいる……この、この人はどうするんだ」「あー……(細かいことを気にしなさ過ぎて確実にノープランだった小平太のセリフになってないごにょごにょ)なんかしててくれ!」いや大事故だなこれ大丈夫か!?
「すみません事件です、誰か助けて、逮捕してください!」「お前、ここ、ここでなんか、俺知らないけど、なんか、言うことがあるだろ、話が進まないから!!」うん本当に大事故だった。こんなに必死になってる文次郎初めて見た。ほんとに大変だったね……最終的に予算減らすのは許さないぞって結論だったのに拍手しちゃってるじゃん文次郎……
マジで全体的に意味が分からなかったんですが最初の方の小平太の「細かいことはー!気にー!……しろ」がめちゃくちゃ好きだったということはわかってます。
そしてラスト、このおそろしいターンのあとに担当する長次大変では?って思ってたんですが全然そんなことなかった。そういえばミュのときから長次は喋らずに動きだけで笑い巻き起こしてたわ。ちなみにわたしが購入したのはスイッチング映像で、基本的にはそれで満足してたんですが、ここだけは舞台上でツッコミ入れてる文次郎と舞台下でボケてる長次どっちも見たかったので全景映像最強だっただろうなと思いました。長次が何かアクションするたびに上で文次郎が後ろ向いて笑い堪えててほんと可愛かったので……
しかしここの長次何から何まで可愛くて、文次郎おまえ長次のことこんなに可愛く見えてんの??っていろいろ勘ぐりました。長次の中に確実に存在している(けど、小平太が一緒にいるときは絶対見せてくれない)、相手を困らせて世話を焼かせて楽しんでる悪戯っ子っぽい面と、文次郎の、なんだかんだ文句言いながら最終的に絶対面倒を見てくれるし言うことも聞いてくれる世話焼きの面(主に相手が長次と伊作のときに発揮)が全面に出ていてあまりの可愛さに天を仰いでしまった。机に嵌まって「……文次郎助けて」って言ってる長次、もはやただのフェアリーでヒロイン。その後も、助けに来てくれた文次郎が「机ミシミシいってる!?」(ほんとにミシミシ軋んでる音をマイクが拾ってた)「これは怒られる可能性がある」って焦ってるのに対して、あっさり足引き抜いて「もう取れた」って言い放ったり、「文次郎、待て(超高速手招き)」って無理やり呼び止めたり(「……俺の位置は上…………わかった、なんだ!」文次郎たぶんここで舞台下に拘束されるの想定外だったんだろうな……)、なんかもう長次が男を振り回して弄んでる魔性に見えてくるからこわい。そしてそこからの事案(ほんとにな)「四つん這い」「(唖然)」「私通りたい」……ここ何が起きてるのかわからなくてここからの2分くらいをひたすらリピし続ける羽目になりました。突き詰めて考えるとなんだか邪な視線が混ざりそうなので脳内で咀嚼するだけに留めようと思います。通ろうとする長次に対して腕立てという小さな逆襲をしてる文次郎、ブリッジしてるとき本当につらかったのか1度目のブリッジで力尽きたときに「ねえ早くしてよ!」って素が出てた文次郎(というか和貴さん)、しれっと3倍の予算を請求していく長次、全部好きでしたとだけ言っておきます。
ちなみに見終わった後の率直な感想は「今回伊作いなくてほんっっっっとに良かった」です。たぶんそりさんがここに乱入してきたら確実に御しきれない。原作の文次郎はコーちゃんと伊作を完全に無視してましたが、たぶんそりさくさんは文次郎が耐えきれなくなるまで文次郎の周りをコーちゃんとコサックダンスくらいしてみせると思います。

ありがたいお地蔵様の段

ちょいちょいレポは確認していたはずなんですが、お地蔵様の後ろにいる仙蔵がどうやら私服らしいということに気づいた瞬間普通に悲鳴を上げかけました。
ひたすら浴びせられ続けていた劇薬に比べたらすごく平和で優しい回でしたね……乱きりしんはもちろんのこと、あんなにおそろしい闇鍋みたいな劇薬を調合してたはずの四年生のターンも平和で可愛くて……八方斎と曇鬼が拝みにくるシーン、曇鬼がしれっと「予算を減らせ」で仙蔵にやられたのと同じ叩き方でお地蔵様のことべしべししてたのが可愛かったです。
あとほんと最後のあの数分のためだけに登場六年生全員の私服出してくださったのありがとうございました!!!!! 12再しか知らないわたしですら死にかけたのでベテランの皆様の衝撃ははたしていかほどのものだったか……この調子でどんどん他学年も私服出してほしいです。ちなみに私服で個人的にめちゃくちゃ萌えたのはみんな素足に草履だったところですね……足の形みんな綺麗すぎて……身長に見合ったサイズの小平太の足がぶっ刺さりました。

ラスト、まさか曲+客降りあると思わなかったので配信見ながら「嘘!?」って叫びました。たぶん次回のゲキがあったとしたら確実にこんなに小さな箱ではやらないと思うので(あうるすぽっと、キャパ300人と聞いて眩暈がしました。そんな小さい箱でやってたのか……)このコンパクトで全員集合するのもしかしたら最初で最後かもしれない!とおもいまして……
そして、会場がコンパクトだったからなのか、いつもよりピッチ速い勇気100%の中でも絡みが多くて、三木ヱ門の肩抱いてる文次郎と文次郎に抱き着いてる三木ヱ門見て泣きそうになりました。ありがとう会計!! ミュのパンフで「和貴さんと芝居ができない」ってぼやいてたもんね……良かったね……! ラスサビでは小平太が滝の頭抱きかかえるみたいにしていて……12再は組別縦割り、ゲキは学年中心だったので、委員会の絡みがラストに凝縮されててすごく嬉しかったです。

今回の旗揚げは大成功だったと思うので、アフトでキャストの皆さんも言っていたとおり、ぜひ第2弾をやっていただきたいです。同室とアルバイトと予算会議と大運動会と四年生頂上決戦を見たい。仙蔵かたくなにその話題を出さなかったですが厳禁見たい方も絶対いらっしゃると思いますし、五年生が参戦するなら直近の五年生大活躍回「いつから知ってた?の段」も見たい。「ひとりになりたいの段」「月見亭に連れてっての段」も……ほんとやってほしい話が多すぎるし、わたしの推し回は三年生が出てくる話も多いので、下級生も出してほしい。
あとこれはわたしが被弾したら死ぬなってだけなんですけど、ぜひ……ぜひ「六年ろ組の挑戦の段」を……やってほしいです……セット的に難しいのはわかってるんですけど……なにとぞ……

引くほど長い覚書シリーズを読んでくれる優しい有識者の皆様のゲキでやってほしい回も知りたいのでコメントとかに送ってもらえるとわたしが喜びます。

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