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台北の迪化街で、至高のドライフルーツ巡り。(おすすめのお店も紹介)

「人生で一番美味しいドライフルーツは、台湾で見つけた。」

       …by 私。

台湾に行くたび、やっぱり食べたくなるのが高品質のドライフルーツです。(特にドライパイナップルとドライマンゴー!!)

おいしい南国フルーツは世界中にあれど、それをうまく「乾物」にする確かな技術と歴史を持つのは、やっぱり台湾なんですよね〜!

初めて台湾ドライパインを食べた時の衝撃的な美味しさが忘れられず、今では台湾に行くたびに、台北最大の問屋街「迪化街」で美味しいドライフルーツの店を探し歩いています。

「迪化街」とは、台北で最も古い歴史を持つ商業エリアのひとつで、美味しいものがたくさん集まる「食の宝庫」。お土産にも喜ばれるものが多く、グルメ好きを中心に観光名所として有名なんです!

特に迪化街では乾物類のお店が多いことでも有名で、美味しいドライフルーツを買うのにぴったりなエリアです。

迪化街のドライフルーツは添加物を使わない高品質&自然派のものが多く、フルーツ本来の味わいを楽しめます。

このブログでは、迪化街でドライフルーツを買うのにおすすめのお店や詳しい情報をお伝えします!

おすすめのドライフルーツの店7選

どんどん紹介します!

1. 元太商行

迪化街でドライフルーツを探すなら外せないお店の一つです。
ここはとにかく、種類が豊富!何度行っても目移りしてしまって、いつも店を去る時には両手に買い物袋がいっぱい。。笑

特にドライマンゴーが人気で、肉厚でジューシーな味わいが特徴。
台湾産の愛文(アイウェン)マンゴーや凱特(キーツ)マンゴーを使用した、台湾ならではの味が人気です。
それにデーツ(ナツメヤシ)の中にくるみを詰めたお菓子(名前忘れた💦)は、リピーター続出の名作。ここに来たら絶対に買いたい一品です。

紫芋やインゲンなどの変わり種のドライ野菜や、台湾料理に欠かせない干しエビなどの乾物も販売して、スナックにもおすすめだそう。ここの干しエビ、めっちゃ美味しいんですよ…!
ヘルシー志向の人にはピッタリです!

店舗情報:

  • 住所: 台北市大同區迪化街一段109號

  • 営業時間: 9:00~21:00

  • 支払い方法: 現金のみ(クレジットカード不可)


2. 富自山中

30年以上続く老舗の乾物屋で、おしゃれな八百屋のような雰囲気の店構え。

自家製のドライフルーツが人気です!
マンゴー、グァバ、パイナップル、トマトなどいろんな台湾産のフルーツや野菜でドライを10種類以上作っているのですが、特にここのドライマンゴーは、台湾産のマンゴーの名産地である玉井産の「愛文マンゴー」を使用し、砂糖不使用で作られているのに濃厚な甘みが絶品。

台湾マニアの友達から「今までの人生で一番美味しかったドライマンゴー」「自然な味わいなのに感動的な甘さ」と絶賛されていて、訪れました。
一口食べて納得。
めーーーーっちゃくちゃ完成度高い。
世界中のドライマンゴーを食してきましたが、ここを超えるドライマンゴーには未だ出会えていません。
もはや、食のアート作品です。

フルーツ以外の乾物も豊富で、特にここは阿里山産の手作り黒砂糖や生姜黒糖など、自然な甘さが特徴の黒砂糖製品も人気です!あと気になってるのは、おうちで作れる愛玉子(オーギョーチ)キット。(買ったことはない。。)

ここのドライフルーツについては、有名雑誌Hanacoでも特集が組まれていました!

「おいしさの秘訣は低温でじっくりと乾燥させること。くだものがしっとりと仕上がります」とはオーナーの葉勝富(イエ・シェンス)さん。そして材料へのこだわりも強く、マンゴーは大ぶりで酸味と甘味の強い愛文のみ、パイナップルは切り口が花びらのように見える金鑽パイナップルだけしか使わない。「こうして甘味の強い素材を選ぶから、砂糖を使う必要がないのです」と葉さんは言う。

秘密の台湾』by Hanaco

店舗情報:

  • 住所: 台北市大同區迪化街一段220號
    (MRT「大橋頭」駅1番出口から徒歩約10分。出口を出て右方向へ進み、迪化街で左折し橋の下をくぐって直進すると、右手に店舗があります。)

  • 電話番号: +886-2-2557-8605

  • 営業時間: 9:00~18:30

  • 定休日: 日曜日


3. 澎玉191

澎湖(ポンフー)諸島出身の一家が経営する、とってもおしゃれなお土産屋さん。澎湖の名産品や海産物、ドライフルーツ、ピーナッツ菓子などが買えます♪ お値段がちょっとお高めですが、真空パックだったり小分けになってたり、お土産に配りやすいので重宝してます✨

定番のドライフルーツももちろん美味しいのですが、むしろここでおすすめしたいのは、実はドライフルーツよりも乾物系のお菓子。

澎湖名産の「花生酥(ホヮーシャンス)」というピーナッツ菓子は、すりつぶしたピーナッツに麦芽糖や砂糖を混ぜて固めた素朴な伝統菓子で、口に入れるとホロホロと崩れ、ピーナッツの甘みが広がります!これ、いつも美味しすぎていつの間にかなくなってしまう。。どハマり注意です。笑 澎玉191には、二大有名店「正義餅行」と「正一食品」の花生酥があり、食べ比べも楽しめます!

あとおすすめが「マカデミアデーツ」と言う商品。 これ、中毒者続出と密かに話題で、柔らかなデーツ(ナツメヤシ)の中に濃厚なマカデミアナッツを詰めた甘ーいお菓子。ナチュラルな甘みとナッツのコクが絶妙です!価格は150g(約10個入り)で180元(約800円)でした。

あとわたしがこっそり推してるのが、ここの檸檬片(レモンスライス)。台湾の紅茶に入れると、とても上品で爽やかな風味が楽しめます!(台湾茶も迪化街に超おすすめの店あります→『台北の老舗「林華泰茶行」の台湾茶が、美味しすぎて衝撃だった。』)

店舗情報:

  • 住所: 台北市大同區迪化街一段191號
    (MRT「大橋頭」駅1番出口から徒歩約10分。迪化街に入り、北に進むとお店が見つかります。)

  • 営業時間:

    • 月曜日~土曜日:9:00~19:30

    • 日曜日:10:00~17:00

  • 定休日: なし(場合により異なる可能性があります)

  • 電話番号: +886-2-2558-1733


4. 福泰蔘藥行(フータイサンヤオハン)

迪化街の老舗漢方薬店。50年以上の歴史を持ち、現在は3代目が経営を引き継いでいます。

漢方薬店ですが、実はドライフルーツもとても人気なんです!
特に「ドライドラゴンフルーツ」と「ドライパイナップル」は防腐剤不使用で、自然な甘さが魅力です。

毎日手作りされているデーツ(ナツメ)を販売しており、素朴な甘さが人気です。特に「赤ナツメ&クルミ」「ナツメ椰子&クルミ」「ナツメ椰子&マカデミアナッツ」の3種類の味比べがおすすめ。
お茶と一緒に楽しむのもおすすめで、お茶好きにはたまらない組み合わせ。ディープな台湾の味わいを体験できます。

店舗情報:

  • 住所: 台北市大同區迪化街一段152號
    (MRT北門駅出口3番より徒歩約13分。迪化街に入り、南に進むと店がある)

  • 電話番号: +886-2-2557-8369

  • 営業時間: 8:30~18:00

  • 定休日: 月曜日


5. 永樂市場のドライフルーツ屋台

迪化街エリアの中心部にある「永樂市場」には、地元の雰囲気が漂う屋台があります。ここでは、とても手頃な価格でドライフルーツを買うことができます。
特に「ドライマンゴー」や「ドライパパイヤ」が人気で、柔らかくジューシーな仕上がりです。「ドライロンガン(ライチのような果物)」もおすすめ。お土産用にも袋詰めしてもらえますよ。

リーズナブルに、ローカルな味を楽しみたい人におすすめです!
ここでドライフルーツを選ぶ際には、「甘さ控えめ」「果物の原産地」「添加物の有無」などを重視する人が多いみたいです。地元の人が賑わっているお店を選ぶのがポイントです!


6. 來好(ライハオ)

台北市の永康街にある、若者に人気の雑貨店(セレクトショップ)で、台湾らしいデザインや商品をたくさん置いてあります。
ここでは台湾産のドライフルーツもおしゃれなパッケージで販売されています!日本人観光客にも人気が高く、台湾土産を探すのに最適なスポット。

ここはとにかくパッケージが可愛くて、女性や若い人に人気。見た目も大事!という方にピッタリです。女性ウケも抜群です!!

ドライフルーツガチ勢的には、ちょっと物足りないラインナップ&コスパではありますが、他のかわいい雑貨と合わせて見ることができるので、時間のない人にはありがたいお店です。

店舗情報:

  • 住所: 台北市大安区永康街6巷11号
    (MRT東門駅5番出口から徒歩約2分)

  • 営業時間: 毎日 09:30~21:30

  • 支払い方法: クレカOK


7. 地方の乾物専門店(小さなお店もチェック!)

迪化街を歩いていると、乾物専門店がたくさん並んでいます。
こうした小さなお店でもドライフルーツを扱っていて、意外と高品質なものが有名店よりもリーズナブルに手に入ります。
「ここでしか買えない味」に出会えることもあるので、時間があれば色々覗いて見ると面白いかも!


迪化街をさらに楽しむコツ

  1. 試食を活用しよう!
    ほとんどのお店で試食ができるので、気になったものはどんどん試してみてください。スタッフさんに「おすすめはどれ?」と聞くと、親切に教えてくれることが多いです。あと日本語がわからないお店では私は「砂糖不使用?」と紙に書いて聞いてました。笑

  2. まとめ買いするとお得!
    多くのお店で「まとめ買い割引」があります。「1袋より3袋が安い」なんてこともあるので、お土産用にまとめ買いするのもいいですね。

  3. 保存方法を確認
    台湾は湿気が多いので、ドライフルーツを持ち帰る際には密封袋や乾燥剤を使うと良いですよ!私の友人のドライフルーツガチ勢(トランクの半分をドライフルーツや乾物で埋めるほど😂)は、自分で日本から密封できる保存用の袋や乾燥剤を持って行ってましたね…!


ちなみに、有名だった「紅海堂(ホンハイタン)」は、閉店してしまっています💦いつも行ってたから残念。

わたしは迪化街に来たら、もはや何も考えずに
お気に入りのお茶屋さんで高級なお紅茶と緑茶、
「富自山中」でドライマンゴーとドライパイン、
「澎玉191」で花生酥を買って、
それから気分とその時の自宅乾物在庫の状況(笑)に合わせていろんな店を巡って食べたいものを集めてます。
あ、あと、澎玉191では砂糖不使用のレモンスライスも絶対に買ってます。
レモンスライスはいっぱいあるのですが、「砂糖不使用」って迪化街でもなかなか見つからないんですよね…。(お店の人に聞くと奥から出してきてくれたりします)お気に入りの店で買う「蜂蜜紅茶」との相性が超絶抜群です…✨

はあ、麗しき乾物の世界…。

台湾のドライフルーツは、本当に奥深いです。
日本ではフィリピン産のドライマンゴーが安くて美味しくて有名だけど、
台湾のドライマンゴーはまた全然違った美味しさなんです。
わたしはどっちも食べますが、特別な来客時にはドヤ顔で出したいのが台湾のドライマンゴー。
ほぼ100%の確率で「えっ?!何これ?!美味しい!!!」って驚かれて、内心ニヤニヤしてます。笑

一度「台湾乾物」の世界にハマったら、沼ですよ〜!笑

これを読んだ方もぜひ、一緒に「台湾乾物沼」にハマりに来てください!
人生が、美味しく豊かになります♪

迪化街は、ドライフルーツ以外にも楽しいお店がたくさんあります。
プラプラと自由に散策しながら、自分好みの味を見つけてみてくださいね!

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