行って感動した場所を語る~長野編~
47都道府県を巡り歩いている旅行好きサラリーマンのまつとらです。
これまでの経験をもとに、各都道府県のオススメの観光スポットを独断と偏見で語ります!
次回旅行先の候補地として検討いただければ嬉しいです。
※今回は分量多めです。
書いてて気づいたのですが、私長野が好きみたいです。
くらすわの森
〒399-4117 長野県駒ヶ根市赤穂16410
https://www.clasuwa.jp/clasuwanomori/
駒ヶ根市にある2024年10月にオープンした体験型複合施設です。
あの養命酒を製造している養命酒製造株式会社が運営しており、敷地内には養命酒の工場もあります。
地域で作られた食材や健康に良い食品の販売、図書館や森林の公園などがあり、とても心地よい空間です。
出来立てのため綺麗というのもありますが養命酒の哲学が感じられる場所となっています。
建物の中からも森が見え、森の中の図書館では自然を眺めながら読書を楽しむことができます。自然と調和した空間で過ごす心地よさを改めて体験できます。
千人塚公園
〒399-3705 長野県上伊那郡飯島町七久保3017−124
https://www.senninzuka.site/
飯島町にあるキャンプができる公園です。
「千人塚」という名前の由来は、戦国時代にここにあった城が織田軍により攻められ、その際に亡く なった兵士がここに埋葬されたから、との少し怖いエピソードがあります。
都会では見られない圧倒的な星空の美しさがこの場所のオススメポイントです。
長野の星空と言えば、日本一とも呼ばれる阿智村が有名ですが、ここは湖もあり違った良さがあります。
明け方には朝日に照らされる中央アルプスの山々と、少しずつ暖かくなっていく空気で自然の壮大さを五感で体験できます。
奈良井宿
〒399-6303 長野県塩尻市奈良井
https://www.naraijuku.com/
中山道の宿場町として栄えた場所です。
奈良井千軒とも呼ばれる宿場の建物が今でも残されており、とても美しいです。
青い空、すぐそこまで迫る緑の山々と黒い建物のコントラストが日本の良さを感じさせてくれます。
アクセスがそこまで良くないからかそこまで人が多いわけではなく、落ち着いて街並みを満喫することができます。
街並みだけでなく、上問屋資料館という問屋・庄屋の建物が残されており、江戸時代の建物の中に入り見学することもできます。
江戸時代から続く道に、当時と同じような街並みが残されているため、当時を想像しながら散策するのが最高に楽しいです。
300年前の人は数多の峠を徒歩で超え、難所の峠を越えた奈良井宿はオアシスだったんだろうな、とか想像すると現在の簡単に移動・旅行ができる鉄道・車・飛行機のありがたさを再確認することになると思います。
渋温泉
〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏2215
https://www.shibuonsen.net/
長野駅から最寄りの湯田中駅まで特急で45分、そこからバス・車で10分ほどの温泉街です。
冬に行くと雪と温泉という最高の組み合わせを楽しめます。
雪は降っていますが、軽い雪なのでベタっとした嫌な感じがしないのも良いですね。
9つの共同浴場があり、宿泊者は旅館にて鍵を借り入ることができます。
それぞれ違った良さがあり巡るのがとても楽しいです。
温泉街の少し外れにある「春蘭の宿 さかえや」さんの貸し切りサウナが最高でした!
宿泊者でなくとも100分5千円で貸し切りができるのですが、雪を見ながらの外気浴、アロマのロウリュ・かけ流し天然温泉・室内のソファスペースがあり最高のサウナ体験ができます。
ロウリュと自己アウフグースでギリギリまで熱くなった後に水風呂に入り、雪が降るマイナスの外気浴をインフィニティチェアで整い、温泉で温まるというこれ以上ないほど上質なサウナでした。。。
千の千尋の神隠しの油屋の舞台となった(と言われている)金具屋もあり、雰囲気抜群です。
細い道と立ち昇る煙、石畳の街行く浴衣姿の宿泊者というザ・温泉街という光景が、都会では満たされない心の温もりを取り戻してくれると思います。
駒ヶ根高原
〒399-4117 長野県駒ヶ根市赤穂29
https://www.kankou-komagane.com/
駒ヶ根市の北西部、千畳敷カールの麓にある別荘地域です。
ホテルや飲食店もあり、散策するのが楽しい場所になっています。
駒ヶ根名物の「ソースカツ丼」の名店である明治亭もありますので、食事にもピッタリです。
天台宗の寺院である光前寺、駒ヶ根市の旧庁舎を移設した「駒ヶ根市郷土館」、開拓された別荘地帯など、狭い範囲を散歩しているだけで色々な発見があります。
光前寺は苔が一面に生えている場所があり、神秘的なスポットとなっています。光前寺には霊犬早太郎というハチ公の先輩みたいなワンちゃん(全然違いますが)も祀られており、ペット好きの方にもオススメの場所です。
雲が近く、風がないと凪いだ湖面に雲が美しく反射し、ただボーっとすることが一番贅沢に感じられます。
山に掛かる雲が移り行き、緑の山を隠しながら移動する光景は忘れることがないと思います。
まとめ
さて、長野県のオススメスポットは以上になります。
長野は全国で4番目に広い面積を持ち、海がない県では最も広いです。
懐に日本アルプスを抱き、人々は山々と共生し、わずかな平地で生活しています。
日本を代表する圧巻の山々の麓で暮らすという生活を見たことで、日々せわしく都会で消費している生活が本当に豊かなのかを考えさせられました。
結論はまだ出せないですが、都会で周囲の人と競いあい溢れるモノ・情報に呑まれながら生活するよりは、地方でゆっくり暮らすという生き方のほうが幸福度は高いのかもしれないと思いました。
都会には都会の、地方には地方の辛さがあるとは思いますが、自分には何が幸福と感じるかを改めて見つめなおし、少しずつ結論を出せればと思います。
松代・川中島古戦場・姨捨の棚田・諏訪大社など、今回紹介できなかった場所も多いのですが、長野は本当にいい場所がいっぱいあります。
長野は広い分場所ごとに面白い場所がたくさんあり、食事も景色も最高なのでぜひ行ってほしいです。(関東からも近いですし)
他にもオススメの場所があればぜひ教えてください!
それでは、よい旅行を!