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行って感動した場所を語る~岐阜編~
47都道府県を巡り歩いている旅行好きサラリーマンのまつとらです。
これまでの経験をもとに、各都道府県のオススメの観光スポットを独断と偏見で語ります!
次回旅行先の候補地として検討いただければ嬉しいです。
郡上八幡
〒501-4214 岐阜県郡上市八幡町
http://www.gujohachiman.com/kanko/
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城下町に古い街並みが残る素敵な町です。
名水でも知られており、街中の至る所に水路が走っているのが心地よいです。
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夏に開催される「郡上踊り」は徹夜で踊り続けることで有名で、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
一夜限りではなく、7月~9月まで約40夜に渡って行われます(徹夜踊りはお盆の数日ですが)
踊りは10曲で、その曲が順不同でローテーションしていくシステムです。
「春駒」という曲はテンポも良く、一番人気です。簡単に踊れますので、訪れる前に軽く予習していくと良いかと思います。
また、郡上八幡博覧館では踊りの実習もあるので、お時間あれば是非訪れてみてください。
服装自由、飛び入りでも参加できいつでも抜けられる緩さも良いです。
同じ曲に合わせ、人々が踊るという状況は一種のトランス状態になる気がしました。盆踊りなど、宗教として踊るものもありますがそれも納得できる熱気と一体感でした。
多治見
〒507-0021 岐阜県多治見市緑ケ丘38
https://svdtajimi.com/
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名古屋駅から中央線で約40分で行ける焼き物の街です。
少し衰退はしていますが、駅から焼き物屋さんが軒を連ねる「本町オリベストリート」まで昔ながらの商店街が伸びています。
上の写真は多治見銀座商店街です。アーケードは残っていますが空いているお店は少なくシャッター商店街ですね・・・
古い建物が多く、昔日をイメージしながらの散歩が捗ります。
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市街地から少し距離がありますが、桜が満開の神言修道会多治見修道院はとても見ごたえがありました。ワイン用のブドウ栽培も行われており、修道院の中にも入れますので桜の時期以外でも訪れてみてください。
柳ヶ瀬
〒500-8875 岐阜県岐阜市柳ケ瀬通2丁目24-24
https://yanagase-gifu.com/
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繊維産業の街として栄えた当時の岐阜の中心地です。
今では路面電車が廃止され岐阜駅からのアクセスも悪く、繊維産業も海外へ流出したことにより岐阜の賑わいもかなり少なくなっています。
現在でも人通りはありますが、かなり疎らという感じで寂しい状況です。
アーケードが縦横無尽に張り巡られているので雨天でも快適に歩けますが、いかんせん今どきの店がなく、高島屋も閉店したので更に衰退しそうですね・・・
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岐阜駅すぐ裏の岐阜繊維問屋街は問屋街という性質上、飲食店などがある柳ケ瀬商店街よりもさらに衰退しています。
繊維の店は軒並み閉店しており、数少ない生き残っている店も固定客向きに細々と商売をしているような状況だと思います。
街・商店街としては歴史が感じられ素敵ですが、このままだと衰退が止まらないような物悲しい雰囲気が溢れている印象でした。
高山
〒506-0012 岐阜県高山市八軒町1丁目5
https://www.hidatakayama.or.jp/spot/detail_1106.html
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岐阜県と言えば高山が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
昔の街並みが残り、インバウンド観光客もかなり訪れているエリアです。
かなり広域に渡って街並みが残っているのが凄いです。おそらく都市圏からも距離があり、戦後の人口増加や都市化の影響をあまり受けていないことが要因ですかね。
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新興宗教の一つ「崇教真光」が運営する光ミュージアムもオススメです。
圧倒的な規模感と、なぜかピラミッドもあり宗教団体の資金力が全面に出された建築になっています。
普通に展示内容も面白く、美術館・博物館としても見ごたえがあります。
近くには同教団の世界総本山もあり、こちらもかなり大規模な施設になっているので高山に行く際は必見です。
関ヶ原
〒503-1501 岐阜県不破郡関ケ原町関ケ原894-55
https://sekigahara.pref.gifu.lg.jp/
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1600年、天下分け目の関ケ原の戦いが行われた場所です。
実際に訪れてみると、かなり狭い盆地だったことがわかります。
この狭い範囲に、東西両軍で20万とも言われれる人員が活動したと考えると相当大規模な戦闘が行われたことがイメージできます。
歩きでも各戦国武将の陣跡をめぐることができます。
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2020年にオープンした関ケ原古戦場記念館は必見のスポットです。
かなり凝った施設で、没入感がある映像設備があったり、レプリカですが戦国武将の甲冑が展示してあります。入場料500円なのは安すぎるので絶対行くべきです。
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個人的に面白かったのが上記の「関ヶ原山水図屏風」です。
ドット絵なのですが、ただの絵ではなく動くようになっており武将・足軽などが動きまわり戦いを繰り広げています。
かなり大きい屏風になっていますので、各所各所を見ていくだけでとても面白いです。ドット絵でカクカク動くのも味があります。
まとめ
さて、広島県のオススメスポットは以上になります。
岐阜は織田信長が命名し、天下統一の足掛かりとした街です。
江戸時代になると高山には陣屋が置かれ直轄地としても繁栄しました。
戦後は繊維産業で栄えたものの、現在では産業の衰退と、名古屋への人口流出で苦境の状況だと思います。
戦争・災害の影響をあまり受けていないため、高山・郡上などでは江戸時代から続くような街並みが保存されており見ごたえがあります。
他にもオススメの場所があればぜひ教えてください!
それでは、よい旅行を!
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