#1‐4 海とカボチャと島々と@香川
ー でん六豆、持ってくれば
良かった!!! ー
雨予報を受け、予定変更を余儀なくされた3日目。そして、急遽女木島へ向かう私。
慌ただしく乗り込んだ女木島には想像以上のワールドが広がっていました。
①3日目概要(後半)
②女木島へGO!
「鬼ヶ島」というキラーワードに心躍る私は、桃太郎がごとく意気揚々と船に乗り込みました。
犬・猿・キジはいないけれど、文庫本、おやつ、お茶は持っている!無敵!
高松港から約20分で女木港へ到着。
島の総合案内所、鬼ヶ島おにの館が迎えてくれます。
早速、鬼ヶ島大洞窟へ!
③決戦の時!
女木港⇒鬼ヶ島大洞窟へのアクセスはバスがオススメ!
鬼ヶ島大洞窟は鷲ヶ峰山頂にあるので、急な坂道が延々と続きます。
往復800円しますが、体力面を考えると安いですよ。
体力が残ってなければ、鬼に負けますもの。
そしてバスに揺られること約10分…
敵の根城に到着です。
可愛い鬼のお出迎えを受け、余裕綽々で階段を上り始めました。
すると私の前に鎮座するどでかい赤鬼が!!
鬼のような形相(鬼だけど笑)を目の前に「節分の時期に豆持って来たら楽しそう」と鬼も驚く意味不明な感想が頭の中を巡っておりました。
さらに進むとポップな鬼たちが出迎えてくれました。
階段を進み続けること約5分。
念願の鬼ヶ島大洞窟に到着です!
紀元前100年頃に造られたこの洞窟。
なんと、広さ4,000㎡、奥行き400mもあり、湿った冷たい空気が、妖しい雰囲気を演出しています。
この鬼瓦は、2013年の瀬戸内国際芸術祭をきっかけに香川県内の中学生約3,000人が制作したもの。
洞窟内、洞窟周辺の至る所に並べられていました。
なお、怖すぎて洞窟内で撮った写真はこの1枚のみ。鬼じゃない何かが映ってしまいそうで(笑)
鬼瓦以外にも鬼の大広間や会議部屋、番人の部屋等が、鬼のオブジェで再現されていました。
出口付近では、鬼と桃太郎の和解を再現したオブジェも!笑顔で握手している姿を見て、目頭が熱くなりました。
④鬼退治のご褒美
洞窟を出ると「鷲ヶ峰展望台⇒」と書かれた看板を発見。
ノーマークでしたが、折角だから行ってみることに。
この判断が、最高のプレゼントをもたらしてくれました!
標高188mの鷲ヶ峰山頂に佇む展望台。
瀬戸内海が360度一望できる、絶景パノラマビューがそこにありました。
あまりの絶景に息を呑んでしまうほど。
どこを見渡しても海と島。
瀬戸内海が織り成す他島美に圧倒されながら
この景色を目と心に焼き付けました。
⑤アートを駆け抜けろ!
鬼ヶ島大洞窟を後にバスで女木港付近へ戻ってきました。
瀬戸内芸術祭関連のアートが港付近には多数展示されています。
アートを一通り楽しみ、港に向かっていた時に妹からLINE電話が!1人で島を巡る姉を心配して連絡をくれたのです。
折角なので、カメラモードにして来た道を戻り各アートを紹介。
気付けば出航の時間が迫っており、全速力で乗り場まで走ることに(笑)ロングヘアをなびかせ、アートを駆け抜けたのは良い思い出です。
女木島って桜の名所でもあるんですって。
春には鷲ヶ峰展望台で桜が咲き誇るそう。
「また春の季節に来よう」
そんなことを思いながら眠りについた3日目の夜でした。