影も日向もある
意気込みはあれど
鼻息だけで終わって
尻つぼみになる
物騒になり、バカにもされる
いつの世も対象は違えど
変わらぬ理がある
不思議である
活動はもちろんなのに
意味を成さず
空回りし続け
ふと我に返り投げ出す
何かに向かうのに忘れて
もとに帰る
そしてまたズルズルと辿る
人は皆、自分の道を歩みながら
迷い、立ち止まり、そして再び進む
努力の果てに見えるものは
ただの影に過ぎぬこともある
しかし、その影の中にも
何かが潜んでいる
闇の中に光を見出すのではなく
闇そのものを見つめる
それが、我々の歩むべき道なのかもしれない
月夜に照らされた孤独な影
その影は真実を映す
人の心の奥底にある
不安や恐れ、
それが表に出ることは少ない
心の闇に向き合うことで
初めて見えるものがある
それは希望ではない
しかし、逃れられない現実だ
現実に向き合い、
受け入れることができた時、
初めて自分自身を見つけることができる
人は何度も同じ過ちを繰り返す
それは避けられない運命なのか
だが、その過程で学ぶこともある
傷つき、倒れ、
そして再び立ち上がる
その繰り返しの中で
少しずつ強くなる
だが、強くなることが
必ずしも幸せに繋がるわけではない
強さの中に潜む孤独
それを理解することが重要だ
孤独を受け入れ、
それと共に生きる術を見つけること
それが、本当の強さかもしれない
我々は常に何かを追い求める
それが名誉であれ、
愛であれ、富であれ
だが、その追求の果てに
何が待っているのか
それを知る者は少ない
追い求める過程で失うもの
それが何であるかを考えること
失ったものの価値を
見極めることが重要だ
人生は一度きり
その中で何を得るのか
何を失うのか
それは自分自身で決めることだ
他人に流されることなく、
自分の道を見つけること
それが人生の本質である
我々は迷いながらも、
その答えを探し続ける
答えが見つかることは
ないかもしれない
だが、探す過程こそが
大切なのだ
その過程で出会う人々や
経験が、
我々を形作る
それこそが、本当の意味での
生きることなのだ
最後に、振り返ってみると
我々は何を見つけたのか
それは、ただの幻かもしれない
しかし、その幻を追い続けることで
初めて見えるものがある
それが、我々の生きる理由
なのかもしれない
虚空に響く心の叫び
その叫びは誰にも届かず
ただ闇に消える
しかし、その叫びは
自身の中で反響し続ける
孤独に耐え、
それでも前に進む
それが人間の強さであり
同時に弱さでもある
弱さを受け入れ、
それと共に歩むことで
初めて本当の自分を見つけることができる
そして、その自分を
受け入れることが
最も困難である
鏡に映る自分の姿
そこに見えるのは虚像か真実か
その答えを見つけるために
我々は生き続ける
生きることの意味を
見つけるために
今日もまた歩き出す