変わらぬ想い
変わらず嫌いな上司は
薄情で。
お互いの意識が変わりないことを
改めて確認した。
頭の中で俺は、
笑顔で中指を立て、
唾を吐き、
軽快に去る。
でも現実では、
笑顔を貼りつけたまま
「はい、わかりました」と頭を下げる俺がいる。
何でかって?
クビになるからさ。
家族を食わせるために、
こんな薄情なヤツの言葉を
丁寧に飲み込んで、
心の中だけで反抗する俺がいる。
我慢してる俺は滑稽だ。
わかっちゃいるけど、
その滑稽さにすがるしかない、今は。
でも、せめて。
ここでは書くわ
ク◯バ◯◯!!
…こんなこと書いてる俺も、
やっぱり滑稽だよな