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ロサンゼルスからのありがとう

ロサンゼルスのダウンタウンにある広い公園、ステート・ヒストリック・パークで、ディスクロージャー・フェストというイベントが毎年開催されています。直訳すると「情報開示祭り」でしょうか。ヘンな響きですが、もう宇宙人とかUFOとかの存在を認めちゃおうよ! みたいな、ロサンゼルスらしい、ヒッピーちっくな、ラブ&ピースな、そんなイベントです。

2017年だったかな? 行ってみることにしました。このイベントのメインは集団瞑想です。人口の、ある一定のパーセンテージの人数が一斉に同じことを考えると、それが具現化される。そんなコンセプトだったと思います。ロサンゼルスのダウンタウンにはスキッド・ロウという、ホームレスの人たちが大勢いるエリアがあります。集団瞑想によってホームレスの人たちに意識を向け、状況が改善されるように祈ろう、みたいな主旨でした。

イベントへは、それほど深く考えずにただ興味本位で足を運びました。老若男女いろんな人種の人たちが集まり、ヨガをしたり、踊ったり。クリスタルやアートを売るテントがずらりと並び、ヴィーガン用のフードトラックに長い行列ができていたりと、平和で楽しい雰囲気でした。『古代の宇宙人』でおなじみの有名人ゲストによるトークパネルもありました。

集団瞑想はイベントの主催者による誘導瞑想です。大勢の参加者が芝生の上に座って、暑い日差しの中、瞑想していました。私もスキッド・ロウの状況が改善されることを心から願って真剣に瞑想しました。

瞑想のあと、UFOを呼べるおじさんが登場して、みんなで空を見上げる時間があったようです。でも私は暑い中で瞑想して疲れたので、そこで帰りました。

帰りにスーパーに寄りました。そのお店には安くてかわいいグリーティングカードが売られているので、特に必要なかったけど、カードを眺めに行きました。するとびっくり。

私が瞑想する時にハートチャクラのシンボルとして思い描く花があります。名前は分からないけど、ピンクで、丸っこくて、花びらがたくさんある花。ペオニーかな。瞑想中に思い浮かべる時は、直径50センチくらいの大きさです。ハートを開くという意味で、その大きなピンクの花が開くところを思い浮かべます。『ハトホルの書』に書かれている瞑想の方法の一つです。

まさにそのピンクの花が描かれたカードが目に飛び込んできました。しかも大きさまで同じ! 直径50センチくらいの大きなピンクの花を一輪だけ持った手が「はいどうぞ」とその花を差し出しているような水彩画のイラストです。

カードを開くと、そこに書いてあったのは
Thank you.

ロサンゼルスからの「ありがとう」だと直感し、買って額に入れて部屋に飾りました。今も飾ってあります。

こちらこそ、いつもありがとうロサンゼルス。
読んでくれたあなたにも、ありがとう😀👽

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