この世界と戦うのは、もうヤダ!!!【体型と記憶】

ダイエットのお話しの続きね。

僕は、ぽっちゃりを辞めても良いのか
そっかぁ僕は、思い込んじゃってたのか

僕が大人になってから
一番痩せてた時は46〜47kgだったな

その時は、色々大変だった…


楽しかったけど
大変だった


その時、何があったか、というとね
僕は、美容師さんと一緒に
この世界つまり、自分達の周りの小さな小さな宇宙と戦う事になっちゃったんだ…。

美容師さん、今 僕の髪の毛やってくれる栗林君とは別の人。

栗林君じゃない美容師さんは、名前が戦国武将みたいな激渋な名前だったよ。
鎌倉幕府でお仕事してそうな名前だったから、頼朝君(仮名)としておこう。


都会の籠城戦


僕と頼朝君はお友達みたいな感じで、お仕事で無理をしすぎて、体調不良でおかしくなってた頼朝君を、助けなきゃってなったんだ。


頼朝君は体調を崩して入院した途端、勤務してたお店をクビにされちゃった。お店で一番頑張ってたのに、お店からは敵視された状態で。

頼朝君をよく思わないスタッフさんが、お店のオーナーに色々、変なことを言ってたっぽいんだよ。売上競争で嫉妬心かな…自分よりも指名が多い1番手のコイツさえいなければ、みたいな感じなんだろうね。


頼朝君はお店辞めさせられちゃったし、
フルで働くのはボロボロの体ヤバイし

でも、でも、ここで諦めるの?
今までの努力は?
じゃあどうしよう…?

そして、
お家で自分達でお店をやるしかないってなった。

準備不足すぎる中で、強行突破するしかなくなっちゃったんだ。

物事を進めていくうちに、他にも色々、トラブルに巻き込まれた。


白目ひん剥いてる、頼朝君と僕はもう

世界が敵

という状態で。
半泣きで籠城戦をやってた。

信用できない人達との戦いで、
お家に籠城してさ。



僕達、ご飯はね、
激安スーパーのお弁当とか食べてた。
あとは、僕が時々つくる、あんまり美味しくないご飯。


僕、あちこち動き回って
疲れちゃってたんだ

そりゃ、大人になってから
一番体重が減る状態になるよ


その時はね、僕も頼朝君も

周りが敵だらけ

頼朝君は、メンタル不安定になって、ヘラって意味わからないこと言い出すし
発狂するし


結局…さよなら、なのかな?


挙げ句に、ねぇ、頼朝君
僕はいったい君の何なの?
という状況になっていったんだ


僕は頼朝君に鍵を返したんだけど

その時ね、
頼朝君は、泣いてて、色んなこと
ワーーッッてしゃべってて

頼朝君が、ちょっと崩壊気味で
全部が全部ワーーッッてなって
いっぱいいっぱい色んなことを
話し出して


その時のお話し
僕あんまり覚えてない


相手の中で、何かが
ぐしゃぐしゃに
なってく感じがした

H君のときも同じだったんだ
お別れって、なんでこうなるんだろうね


僕がダメだったのかな?


思い出すとね、
僕がもっとちゃんと
お手伝いできれば良かったのかな?

色んな人に相談したけど、
法律の知識も僕あんまり知らなかったし
きっとお手伝いがヘタだったんだよね。 

それとも、もう頑張らずに
頑張るのをぜーーんぶやめて

積み上げてきたもの全部
努力してきたこと全部
それによって苦しむなら

投げ出して、諦めて、やめてさ

頼朝君にね、
郊外にいる頼朝君のお母さんのところに帰って、お母さんのお店をお手伝いしよう
って言えば、

僕が、そっちの案を激推しとけば、頼朝君も僕もメンヘラ地獄ルートは回避出来たのかな?


僕、気付いたんだけど、
ヘラってる人の夢は応援しちゃダメなんだ。
ヘラってて、追い込まれてる人は、休憩させてあげなきゃいけなかったんだよ。きっと、頑張り過ぎて、お休みが足りなかったんだ。


そんなことを思うこともある。



もう、あんなことにはならないよね?


僕 ホントにね
いっぱいいっぱいだった
あれは辛かった





別に、僕 今体型戻っても
前のヘラっちゃう前の僕に戻っても

以前みたいに好きな服着たりしても

籠城戦はやらなくていいよね

そんな爆やばい状況
もうやってこないよね


もう大丈夫だよね


疲れちゃったんだよ 


もう、この世界と戦うお手伝いは
二度としなくていいよね

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