私のことなど見ていない今日の君へ

もう君のクリスマスプレゼントを
買う必要もなくなったから
自分のためにお洒落なコートを奮発して買ったよ
ずっと君のコートを借りてごめんね
あれ気に入ってたんだよ

今日はね、自転車の鍵をなくしちゃった
雨の中ひとりでとぼとぼ帰るのは寂しくてさ
スペアキーは君が失くしたんだった
どうしようかなって、相談したくても
もうできないんだったね

もっとちゃんと君を見てれば
もっとちゃんとって
今更気づいても遅いよね
遅いよね…