扉を開けると、そこにはめんだこがいた。

めんだこは空中にふわふわ浮かんでいて、図鑑で見た姿より可愛い。

会食を抜け出すように御手洗いに来たはずだが、どういう状況だろう。

めんだこと目が合う。手を振るように、耳みたいなヒレを振ってくれた。


もうしばらく、ここで休もうかな。

ここまでお読みいただきありがとうございました。 いただいた御恩は忘れません。