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現代のこども達の健康
私は、スポーツトレーナーとしてお仕事をしています。
ここでは、トレーナー視点でカラダ情報・栄養情報やらをアウトプットしていきたいと思います。
ここ数年、こどもたちにフォーカスをして、カラダ機能向上レクチャーなどを行ってきました。
今回、学童とのつながりで先生たちと話すきっかけがあり、こどもたちの健康上の問題についてお話聞けました。
【6歳〜12歳までの健康上の問題点】
・身体が弱い、虚弱体質
・体力が少ない
・食への好き嫌いが激しい
・正座ができない
・姿勢の保持が難しい
・ファストフード依存
・外遊びをしたがらない
・骨が弱い ...etc
結構たくさん出てきました。
先生方が危機感を感じているほど、このような子が多いようです。
現代のこどもたちが抱える健康上の問題にはいくつかの要因があると思われます。
【原因として挙げられる点】
1. こどもも大人も生活習慣の変化
テレビやスマートフォンなどの普及により、子どもも大人も屋内で過ごす時間が増えています。その結果、自然な形で体を動かす機会が減少し、骨や筋肉の発達に必要な刺激が不足している可能性があります。また、保護者の安全志向から、自由な外遊びの機会が制限されることも影響しているかもしれません。
2. 過剰なスクリーンタイム増加による運動不足
長時間の座位生活は、体の柔軟性やバランス感覚、筋力の低下を招きます。また、運動不足が原因で体重が増加し、それが逆に怪我や骨折のリスクを高める要因にもなります。
3. 栄養バランスの偏り
加工食品やファストフード、スナックなど、栄養バランスが偏った食事が簡単に手に入る現在では、必要な栄養素(例えばビタミン、タンパク質、ミネラルなど)が不足しがちです。これにより、骨の強度や筋力の発達に影響が出ることが考えられます。
4. 保護者や教育機関の方達の知識不足
学校や家庭内での運動不足、または安全面を重視するあまり、チャレンジングな体験が制限されていることも、体の発達や体力向上に繋がらない可能性があります。
子どもたちが十分な運動や自然な遊び、そして栄養バランスの取れた食事を摂る環境が整っていないことが、怪我や骨折、体力不足につながっていると考えられます。これらに対して、家庭や学校、地域全体での意識改革や環境整備が必要になってくるでしょう。
原因の4番目に関する栄養学からの例として、実際のエピソードがあります。
小学校低学年のこどもを持つお母さんのお話です。
彼女自身、昔から落ち着かない時や、ソワソワする時が多く、大人になってから自身がADHDだと気づいたそうです。
そんな中、腸活を知った彼女は、自身の食事を見直しました。栄養面での偏りは大きく、親と同じものを食べる彼女の子供も、好き嫌いが激しかったそう。
栄養の見直し、改善し実行した彼女は、今ではADHDの症状が、ほとんどないそうです。こどもも様々なものを食べるようになったそう!
自身の経験をもとに、今は腸活にフォーカスした栄養の偏りのないお弁当を販売しています。
【最終的な理想】
子どもたちが自ら健康的なライフスタイルを楽しみながら実行できる状態です。具体的には、
●バランスの取れた食事と十分な運動によって、体力があり、骨や筋肉が健やかに発達している。
●スクリーンタイムが正しく管理され、自然と触れ合う時間や外遊びが日常的にある。
●身体だけでなく、食事や運動の知識も身につけ、自分の健康を自ら守る意識が育っている。
このような状態であれば、怪我や骨折のリスクも低減し、心身ともに健康で自立した子どもたちの成長が期待できると私は思います。
Thankyou for reading!
では、また次のエピソードでSee you soon!