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自治体プレゼン後のクロストーク

こんにちは!
T-projectです。

これまで1/27のオンラインセミナー3自治体からのプレゼンを共有させていただきました。
今回は、発表後に行った登壇者3人と進行鈴木とのクロストークの内容を公開します!


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▼プロジェクトの動き出しはどういう経緯でしたか?

鈴木:まず、松崎さん
二つの自治体に感想や聞きたいポイントはありますか?

松崎:感想は、すごいの一言です。羨ましいと感じてます。
その上で聞きたいことは、
2自治体ともプロジェクトの最初の動き出しが大変だったと思うんですが、どういう経緯があったか、お聞かせいただけたらと思います。

野口さん:僕らの場合は、まず価値観が近しい仲間が周囲にいたのとプラスで、挑戦したいと話している人に声がけしました。
自分も商工会議所の事務方ではあるが、
やりたいことがあったら役員の人に積極的に相談していってましたね。
さらに気をつけた点は、合意形成に時間をかけすぎず、
小さくやった結果を持っていったり、
チームでディスカッションしたことを形にして見せながら相談したりすることで、次のステップに移していく工夫をしていました。

代々木さん:小美玉は大きな動き出したのは、先ほどもお話ししたヨーグルトですね。
ただ、サミットの前にも関係性を育てる作業は常に行われていました。元々、「人材育成がまちづくりの土台だ」という考え方が合併前の美野里町であったんですね。
そういったものがサミットにも活かされています。
サミットを動かしていた市内の若手がそれまでは一緒に活動することはなかったんですが、市民セミナーで集まったことで仲間の輪がちょっとずつできてきました。
やりたいことに向けて、
一人では難しいことも仲間を見つけてやっていくことは大きな力になるので、チームで活動できるようになったのが大きな原動力だったと思います。

鈴木:サポートする考えと体制が小美玉にあったことが強いですね。

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▼プロジェクトが前に進みづらくなった時に、頼りにする人いましたか?

松崎さん:野口さんに向けて2つ目の質問で、市役所の中でポイントになる方はいたのか?

野口さん:TMO結城というまちづくり会社の先任の方が商工観光課の方だったんですね。その方が自分たちと結いproject発起人をつなげてくれました。

鈴木:ちょうど今、チャットに各自治体の一番の応援者はいますか?と言う質問がありました。
前後の流れとつながるので、各自治体で一番の仲間は誰か?と、
反対意見が出るなど活動を進めるのが難しい時に相談する相手は誰か?
をお聞かせください。

野口さん:自分のところだと、商工会議所の会頭さんですかね。
現在は、結城紬の問屋の社長さんです。
この方は観光の面、経済界においても顔が聞くので相談させてもらっています。
役員も集まった会議の場では、発表をすると「自由にやらせてやれよ」と寄り添ってくれる存在です。


鈴木:自分の企画を通したい時、外部の人には誰に相談しますか?

野口さん:自分の思いに共感してくれる人は大事で、事例の話でもしたように考えを形にしてくれる人と一緒に進めるのは重要だと考えています。
また、一緒にプロジェクトを進める行政の人ともたくさん話をする。
そういった仲間とは、ほぼほぼ毎日会って常に考えていることを話し合っていますね。

鈴木:ありがとうございます。代々木さんはどうでしょう?

代々木さん:小美玉の場合は、市長の存在が大きいですね。
市長は元々、若い時に青年団の活動をされていました。
当時もさらに上の世代から若い人に任せると言う考え方があったみたいです。
そういう経験があるので、市長自身も「若い人に任せよう」と先んじて言ってくれますね。

鈴木;市長みずからが、若い人に任せようと言ってくれるのはいいですね。

野口さん:僕もいいですか?
先駆的にうちの会頭も青年部の理事長をやっていたので、
割と自分たちの立場を理解してもらえます。
代々木さんの話を聞いていて共通点があるなと思って、コメントしちゃいました。

鈴木:なるほど!松崎さんはどうでしょう?

松崎:今年にプロジェクト推進担当が新設され、
スタート時は私と係長の2人の体制で1人親方のような、
1人1プロジェクト進めるような状態でした。
ただ、人数が少ない分、会話を繰り返して問題の整理・深堀りをじっくりできましたね。
さらに立場が違えどアドバイスをしてくれる仲間が役場内にいました。
そういったことができるのは、最初に村長が役職も設け、「やってみろ!」と背中を押してくれたおかげだとお二人の話を聞いて改めて思っています。
うちは最初からプロジェクトの形が決まっていたわけではなく、
議論を重ねる中で対話の場を設けるT-projectの形が決まってきました。
なので、対話をキーワードに周りの仲間から少しずつ活動を広げられればなと思います。

鈴木:ありがとうございます!プロジェクトのスピードや条件は違いますが、
御三方の話の中で仲間、特に上司の方から「やってみなさい」と背中を押してもらうことが第1歩になりうるなと思いました。
最後に自分たちの町に関わるとこんな楽しいことがあるなど町のポイントを一言もらって会を締めたいと思います。

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▼それぞれの今後の展開について

野口さん:結城は、結labという古民家研究所を立ち上げまして、外部の企業さんと連携しながら、古民家の可能性を探るものを展開しています。
次の暮らしの場所など、もう一つの拠点という意味でyuinowaを拠点に発信していきますので、
自分の好きを仕事にしたい方、人と人を結ぶ仕事や、DIYやリノベーションに興味のある方など、ぜひ引き続きよろしくお願いします!

代々木さん:小美玉は、紹介させていただいたように市民メディアが続々と登場しています。
地域の人だけが知ってるような情報を私のオススメとして書くことで、
自分の町を語れる人を増やしていく。
そういう動きが続々と生まれていますので、
やってみたい方がいらっしゃったら次のタイミングで参加いただければと思います!
また、ヨーグルトやプリンはコラボ大歓迎なので、
ぜひ一緒やりたいといった事業者さんもぜひよろしくお願いします。

鈴木:自分の市の産業も結びつけてまとめるのは、さすが代々木さんと言う感じですね。

松崎:自分たちのプロジェクトは走り始めの状態なので、
ぜひこれを機にアドバイス・活動への参加していただけるとより面白いものになっていくと思うので、今後ともよろしくお願いします!


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ここまで読んでいただきありがとうございます!!

今回のオンラインイベントの続き、T-projectの第1回目として2月17日に東海駅前 アイヴィルにて駅前PRESENTATIONが開催されます。様々な立場の登壇者、5組にプレゼンしてもらい、東海村の今後の動きについて対話をする場となっています。この記事を読んで気になる!東海村のプロジェクトに参加したいという方はぜひご参加ください!

▼イベントページ情報
https://www.facebook.com/events/252623282886739



それでは、2月17日18:30から東海村でお会いしましょう!

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