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自分の「勝ちパターン」を行動習慣にしよう

今回、ITF大会に出て感じたこと

自分自身が正直準備不足だったということもありましたが、それでもたくさん良い感触は得られました

その中でも、緊張するような場面、新しい会場で慣れない環境で必要なことは何か?

それは、「普段の自分の行動習慣」だと感じました

今回の記事では、みなさんにも覚えてすぐ実践して欲しいアイデアとして、一つご紹介します

これはもう、「パターン化」して「習慣化」しておくことがベストです

ぜひ、何かのヒントに昇華させてみて下さい

「勝ちパターン」はたくさん転がっている!

ポイントシチュエーションで考えてみる

難しく考える必要はありません

すごくシンプルですし、すごく簡単です

私がいつも試合で考えている「勝ちパターン」は、ポイントシチュエーションでやることを明確にしている、というだけ

例えば、リターンゲームで先行して0-30になったとしましょう

次に、相手がどんなサーブを打ってくるか、みなさんはどう考えますか?

私なら、「絶対にファーストを入れてくるだろうから、リターンミスだけはしない」と考えます

もちろん自信があれば攻撃的なリターンもOK、ただし相手は劣勢なのでこちらがミスをしたくない、そこのバランスは取る

重要なのは、相手の思考の常に先に回って構えておく、準備しておくこと

これはもう、パターン化できることであり、習慣化して良い

試合に強い相手ほど、カウントに応じた自分のテニスやスタイルを持っています

そして私たち日本人は、「先行されたらまず手堅く」というのが国民性として根付いている

そういうイメージを持って、ラリーの最初に入るように意識するだけでかなり試合では強くなれるはずです

相手がダブルフォルトの後は…?

今、リターンゲームで先行しているシチュエーションで話をしています

例えば、相手がダブルフォルトで失点して0-30になったとしましょう

ここで考えたいことは何か?

私だったら、「サーブを入れた相手は絶対に少し安心して、ホッとする」ということです

もちろん、レベルが高い選手ならそこまでの波はないでしょう

ですが、きっとこのnoteの読者のみなさんが普段戦っている相手なら、上記のような隙が必ずあるはず

つまり、サーブが入って次をなるべく早くサーバーの選手に打たせれば、隙を突いてチャンスが広がりやすいということです

サーバーが自分のことで精一杯なのに、前衛に下手に打ったり、簡単なリターンミスはとてももったいないですよね

こういう意識は、どんな試合の場面でも冷静に考えておくこと

ITF大会でも、当たり前のようなことこそ大事なんだなと、私は感じました

アナタに必要なのは主体的な成功体験

「よし、意識してみるか」となったみなさん

ぜひ、試合の現場でやってみて下さい

ポイントシチュエーションで、相手より先回りする

嫌がることをやる、逃げ道を塞いでいく

大事なのは、みなさん自身が「これをやろう」と行動してみて、「なんか上手くいったかも」と感じる成功体験を積むことです

漠然と同じようなプレーをして、カウントも忘れているようでは、何も進歩しない

それどころか、実は相手がこういう考え方を持って進めていて、自分が苦しんでいるだけかも知れません

ポイントシチュエーション、テニスはそんなに多くないですよね

0-0から40-40まで、数パターンですから

常に日頃の練習から、行動パターンとして自分の勝ちパターンにしていく

「こうしよう」ではなく「いつも通り勝手に考えて身体が動く」まで、いかに持っていけるかどうか

これはもう、みなさんの覚悟の問題です

私は断言します、こういうパターンを作れる人は草トーだろうが市民大会だろうが、ITF大会だろうが「自分の世界」を作って勝てるんだと

ぜひ、一緒に頑張りましょう

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T-PRESS 富田
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