【革靴ブランド#1】ベトナムのファクトリーブランドFUGASHINって知ってる?

どうも!副業でウェブライターをしております瑛大です。

今日は、知る人ぞ知るベトナムの名門ファクトリー、ビナセーコーが展開するブランド、FUGASHINについてご紹介していきます。

ビナセーコー?FUGASHIN?ちんぷんかんぷん!という方がほとんどでしょう。しかし!このブランド実は、ワールドフットウェアギャラリーやクインクラシコといったセレクトショップでの取り扱いのある超本格的な革靴なんです。

今回は、そんなFUGASHINについて皆さんに知っていただこうと思いますので
ぜひ最後までお付き合いください。

そもそもビナセーコーとは?

そもそも、ビナセーコーという企業を知っている方は少ないでしょう。知っているとすればかなりマニアな方ですね。百貨店バイヤーや業界人くらいしか知らないのではないでしょうか?

日本メーカーの下請けもするベトナムの名門ファクトリー

実は、ビナセーコーは大手靴メーカーのOEMを請け負っている、知る人ぞ知る名門ファクトリーなんです。

1985年の創業から、その高い技術力によって多くのメーカーやアパレルのOEMを請け負ってきました。

そうです。日本の紳士靴メーカーの多くはOEMによって靴を生産しています。そして、ビナセーコーは特に紳士靴の中でもグッドイヤー・ウェルト製法やボロネーゼ製法を得意とする、日本国内でも稀に見る技術力を持つファクトリーです。

現在、グッドイヤー・ウェルト製法を自社工場で作れるのは、REGALで知られるリーガルコーポレーションと、今回ご紹介しているビナセーコーの2社くらいしかありません。

更にいうと、日本国内でスキンステッチやモカシンを作れるメーカーは皆無。国内メーカーであってもこれらのデザインの靴は海外産です。

ちなみに、靴の場合の「〇〇産」の定義については、ヒールを取り付けた国になります。完成品が仕上がった場所が原産国になるという考えです。

これはなぜかというと、知りたい方はコメントで教えていただければ、別の機会に御紹介します!すみません。長くなっちゃうので!

革の仕入れから製法までこだわり抜いた革靴

大手メーカーのOEMを請け負い、その品質基準を満たしているビナセーコーはまさに日本の紳士靴市場における縁の下の力持ちともいえます。

2006年には自社ブランドである「ペルフェット」が誕生し、百貨店やセレクトショップでの取り扱いがスタート。その革の風合いときめ細かい作り込みの数々が、紳士靴ファンの心を鷲掴みにました。

紳士靴に求めるべき、「履きやすさ」「耐久性」「色気」すべてを兼ね備えたブランドです。

特に拘るのは履きやすさと色気に直接的な関係がある「革」。靴の始まりであり終わりであるともいえる革の選定は、製品の質感からデザイン、履き心地を左右する大切な要素です。

使用している革はイタリアのイルチア社やゾンタ社、フランスのアノネイ社、イギリスのチャールズ・F・ステッド社など。名だたるヨーロッパの名門タンナーから仕入れているため紳士靴売り場においても引けを取らない輝きが見られます。

特に、良質な革は現在エルメスがほとんどすべてを買い取ってしまうため、なかなか日本市場には出回りません。そのため、革の調達って思っている以上に難しいんですよ。

そして、そんなビナセーコーが更に新しくスタートさせたのが、風雅心(FUGASHIN)。「日本の風流で雅な心を靴で再現したい。」との思いから作られたブランドです。

セレクトショップ、百貨店との取り組みも

ビナセーコーの展開するブランドやOEM製品は知らず知らずのうちに有名百貨店やセレクトショップに並んでいます。

玄人な見方をすると、ステッチ幅や、ヒドゥンチャネル、コバの削り加減など、様々ありますが、素人からすると何それ?って感じでしょう。

言いたいことは、魂は細部に宿るということ。細かいことはさておいて、実物を見れば素人でも、なんとなくその違いがわかる。それがいい商品の特長で、風雅心(FUGASHIN)にはその魅力があります。

気になる方はぜひ、チェックしてみてくださいね。

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