ブランドがお客様を選べるのは、お客様に選ばれるブランドだけ
ここ最近よく耳にするのが、カスタマーハラスメント。東京都でのカスハラ条例は、これまでのお客様至上主義を徹底的に覆す象徴的な出来事といえます。
そして、お客様に対する考え方の変化について、ここ数年聞かれるようになったのが「ブランドがお客様を選ぶ時代」というもの。
とくに近年、貧困の差はますます開き、ハイブランドの一人勝ち状態は顕著。「ブランドがお教様を選ぶ時代」というのは、まさにこのハイブランドに対してのみ通用するものではないでしょうか。
「女なんて星の数ほど居るんだから選び放題だよ」というのは、女性から選ばれる男の言葉ですよね。同様に、お客様を選べるブランドは、大前提としてお客様に選ばれるブランドでないと成り立ちません。
「選ばれもしてないくせに、自分から選ぶなんて何様だ!」
ブランドのことばっかり考えている人は、ちょっと気をつけたほうがいいのかもしれない。理想の中でしか生きていないと、社会と自分との違和感には気づきにくいもの。
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